古代のコトバ【古代のコトバ(10)】現代に残存する古代文字のひとつが「カタカナ」。その48文字は自然界の全てを顕すという。。 【ト】 「ト」は、統合、重合、接合等の思念で使われています。 「ト」は、「客観現象界(アマ)と、客観背後界(カム)との絶えざる重合によって、 宇宙の万物万象が発生する、という対向発生(ムカヒ、ムスヒ)のサトリを意味します。 (重合とは、二つ以上のものが重なり合って別のものを創出すること) カムアマの重合(ト)によって発生(キ)するという思念。 カムアマの重合(ト)によって、発生の場(トコロ)ができたトキに、発生(キ)します。 発生するのは、「宇宙の万物万象=あらゆる生命=時間と空間」です。 「時間」というコトバは、「時(トキ)」が発生して、その場(トコロ)が持続される「間」、 即ち「トキノマ」という意味です。 (出典:相似象) 情報提供:森本康彦(もりもと・やすひこ) ----------------------------------------- “森本解説【古代のコトバ】に寄せて” 第9回は【ヨ】でした。 「ミ」が寄り集まって、トキを得て現象に出ようとしている 状態ですか。 「ミ」三 「ヨ」四 「イ」五 ですね。 第10回は【ト】 連想したのは 十・止・留・飛・戸・扉・・・ 数字の十とすると、十全で完全のイミ? 「イ」のところで「イマ」・「イチ」がでてきましたが、 そこから五つ目で「トキ」・「トコロ」の「ト」が巡ってくるコトにイミはあるのか? そして、「ト」は現象界か? 潜象界なのか? 森本さんの解説、いつもながら楽しみにしています。 日本無垢研究所 所長 岡本朝子 バック・ナンバー
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