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秋田県湯沢市 Bar B−FLAT

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December 23, 2012
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カテゴリ:バーボン

よくお客様で「バーボンとテネシー・ウイスキーは別物」と仰っている方がいらっしゃいます。
その話の内容にもよるのでしょうが、厳密的にはテネシー・ウイスキーもバーボンなのです。
では、あえてテネシー・ウイスキーと拘るのは何故なのでしょう・・・


法的にはテネシー・ウイスキーもバーボンと同様につくられるのですが、
バーボンとは違ってテネシー・ウイスキーは、生産地がテネシー州に限定されている上に、ニューポットを蒸留作業の直後にサトウカエデの木を原料に作った木炭で濾過するという作業を、必ず行う必要があるのです。
サトウカエデで作った木炭による濾過の工程は、一般的なウィスキーの製造工程には存在しておらず、よって、この工程の存在がテネシー・ウイスキーの特徴となっているのです。



そのテネシー・ウイスキーの代表的銘柄が“ジャック・ダニエル”です。
1850年、テネシー州リンチバーグ村で貧困な家庭に生まれたジャック・ダニエルは、7歳からルター教会の牧師であり蒸留所のオーナーであったダン・コール家に雇われる事となります。
それをきっかけにジャック・ダニエルはダン・コールからテネシー・ウイスキー独自の製造法である原酒を樽詰めする前にサトウカエデの木炭でろ過するチャコール・メローイング製法でのウイスキーの造り方を教わります。
ダン・コールは、13歳であったジャック・ダニエルに蒸留所を譲り、そこからジャック・ダニエルとしての本格的なウイスキー造りが開始され、1866年には自身で作ったウイスキーを自分の名前を刻んだ陶器のジャグに詰め込み販売を始めました。
同年に政府が酒類にも課税すると見込み蒸留所を政府に登録し、アメリカにおいては初の政府公認の蒸留所となったのです。

写真のブラック・ラベルは、ジャック・ダニエルのメインボトルです。
1904年、ミズーリ州のセントルイスで開催されたセントルイス万国博覧会でオールドNo7を出品し、世界各国のウイスキーの中で唯一金賞を獲得、そこから世界的に認められるようになります。その時の銘柄が現在のブラック・ラベルとなるのです。

 

 

ジャック  縮小.jpg

 






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Last updated  December 23, 2012 04:37:31 PM
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