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カテゴリ:ネットワーク社会と未来
「世界の日本人ジョーク集」 細目で出っ歯でカメラをぶら下げたニヤけたチビ、これはかつて日本人がカルカチャライズされて描かれる時の典型的なパターンだった。現在はどうなのだろう。ハイテク、お金持ち、勤勉、集団行動、神秘、漫画、アニメなど、今風な理解がされているのだろうが、やはり、かつてのイメージもいまだに引っ張っていることは否めない。 実際にはどうなのか分からないけど、日本人が外国人(といっておこう)をジョークネタにする時、決して卑下したり批判したり否定したり、ということばかりではない。ある意味、畏怖感から、羨望の目から、親密さの表現として、パターンとして認識するため、などなどいろいろある。いろいろな面から、お互いをジョークにしあっているのだ。 だから、こう言われたからと言って、怒ってしまってはいけない。笑って通り過ぎることが大事だ。笑いながらも、なかなかお互い図星を突かれているだけに、反省というか、いまいちど自分を見直すきっかけにはなるだろう。日本人としてのアイディンティティとは何か、を今一度考えさせられる。 アメリカ人やドイツ人、イギリス人、フランス人、インド人、中国人などと比較されてジョークにされる時、なるほど、そのように見られているのか、と思わず苦笑い。痛いところをついてくるなぁ。 ネット社会でのグローバリゼーションなどといいながら、まだまだお互いの文化や風習に違和感を感じて距離感を感じあっている。そこには地域的な気候や、伝統、宗教、文化、世界観などが微妙にからみあい、いっぺんに均質化する必要はなにもないのだが、そこから人種差別的な行動に走るようなことがあってはならない。 ことしのワールドカップでも、レイシズム的なジョークに切れたフランスのエース・アタッカーであるジダンは相手の選手に頭突きをして退場処分にあった。国家や人種、民族、宗教、地域格差の問題は、ジョークやスポーツのところあたりまでで留まってくれていれば、ほっと胸をなでおろすのだが、一歩間違えば、ここから国際紛争となり、やがては戦争の火種となる。 日本の政治家たちによる靖国参拝が、ある意味ジョークネタになっているうちは、まだまだ喜ばなくてはならない。もしここから新たな憎しみとか、争いを生み出すとするなら、考え直さなくてはならない。ネット社会においては、まだまだ乗り越えられなくてはならないことが山積みになっているが、みんなでジョークを言い合って、なんとか乗り切っていく知恵が必要だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.30 20:45:58
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