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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.11.03
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テーマ:私のPC生活(7398)
カテゴリ:2nd ライフ

「パソコンを鍛える」
岩谷宏 1998/09 講談社 新書 221p
No.861★★☆☆☆

 
引き続いて岩谷はこの本でOS話を展開する。なんせ1998年のこと、まだまだそのような話しはマイナーではあった。

 Apple(アップル)社製のMacintosh(マッキントッシュ、通称”マック”)というパソコンのデスクトップのルック&フィールは、一部の考えの浅い人々から素晴らしいと絶賛された。ルック&フィールは素晴らしくても、オペレーティングシステムとしての機能性はどうか。Mac Osと呼ばれるオペレーションシステムと、そのアイコンを主体とするシェルから提供されている機能性は、概して貧弱であり、また非常に不安定でもある(今日の大学向けのオペレーティング・システムの教科書は、オペレーティングシステムの実例としてMac OSに言及しない場合が多い。一般的に取り上げるには、あまりにも問題の多いOSだから)。p133

 ここで「一部の考えの浅い人々」と称されたマック派は、なんとこの文章を読むだろう。現在のMac OSは、リナックスをベースに組みなおしたので、性能は安定しただろうし、OSとしてみた場合には、まるで別ものになっている可能性があるが、98年当時のこの評価は、敢えて甘んじて受けなくてはならないのではないかな。続いて著者はWinを斬る。

 Windowsオペレーティングシステムは、デスクトップのデザイン著作権に関してMicrosoft社がAppleに裁判で勝訴したため、今や堂々とMacintoshの物真似であるといわれる。しかしそれは、元祖Macintoshの幼稚さや独善的な使い勝手、および粗悪な設計を、Windowsがそのまま無反省に引き継いでいるという意味でもある。p133

 まぁ、この辺が岩谷の拠って立つべきスタンスである。そして、そこからおもむろに読者をUNIXやLinuxの迷宮の世界へいざなう。当時は日本語表記も一定していなかったLinuxは、リニックス、リヌクス、ライナックスなどとも呼ばれて、神秘性さえおびていた。

 UNIXオペレーティングシステムの優秀堅牢なフリーウェア実装系の1つとして定評のあるLinux(リナックス、ライナックス)のシステムコール・・・・・p139

 得意満面の岩谷の顔がうかぶような文面だ。そういえば、私もこのLinuxに触り始めたのもこの頃だった。あれから何をどうしたのだろう。LiveLinux、Slackware、Debian、Vine、Plamo、Red Hat、LASER5、 LinuxPPC、Gentoo、Linspire、Fedora、 KNOPPIX、Ubuntu ・・・・ 思い起こせば、恥ずかしいことの数々、静かに反省の日々を送っておりますぽっ

 プログラマは、専門職業としてのそれではなく、私がプログラムを書いたら私もプログラマ、あなたが書いたらあなたもプログラマという、一般的な意味だ。p136

 そうだ。このブログでは、ジャーナリスト、カウンセラーと並べて、プログラマもまたひとつの表現者として併記しておいたのだった。思いおこせば、かつては私も携帯コンピュータ検定の栄えある第一回合格者でもある(4級だが)。って、この検定、もう誰もしらない・・・トホホ 昭和58年だから1983年。この岩谷本がでる15年前、今からもう四半世紀前ということになるのか。どうりで、某有名巨大掲示板にスレをたてても、書き込みが伸びないわけだ。
カーネル本のところで、私は、生まれかわったら、プログラマになりたい、みたいなことを書いたけど、岩谷流に考えたら、一行のプログラムを書いたら、一行のプログラマではないか。何を臆することがあるだろうか。

 久しぶりに出してきた例の合格証書。この協会の理事長は
國井利泰という人になっている。ググってみたら、この人は、オープンソース設計基盤研究やオープンソースによる IT教育を担当されておられるそうだ。そうか私は、この人に少なくとも24年前に、「君は携帯コンピュータ4級の技能がある」と認められていたことになる。あらためて、自戒と自尊の念を込めて、合格証書を貼り付けておこう。


  合格証書1.JPG

 





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Last updated  2009.01.22 09:18:50
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