【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

Keyword Search

▼キーワード検索

Recent Posts

Calendar

Free Space

2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.11.19
XML
カテゴリ:osho@spiritual.earth

「瞑想 内なる世界への扉」 和尚による新しい人間と瞑想者へのガイダンス
OSHO アナンディ他 1994/12 市民出版社 ブックレット 80p、Meditation-The Door Inward
Vol.2 No.416 ★★★★☆

 同じOshoの瞑想ガイドの本であるが、「瞑想--祝祭の芸術」「オレンジ・ブック」「新瞑想法入門」と違い、この本はブックレット・シリーズであまり厚くないせいもあって、マンダラ瞑想は紹介されていない。他の10個たらずの瞑想法が紹介されているのだから、この本ではマンダラ瞑想は、代表から外れた(笑)、ということか。現在ならOSHOのHPで「OSHO マンダラ メディテーション」のデモをビデオで見ることができる。これらの瞑想には専用の1時間の音楽テープがある。

 同じマンダラ瞑想というネーミングだが、「マンダラ瞑想法」立川武蔵1997/9「図説マンダラ瞑想法」正木晃 2003/08、などとはまったく発想が違う。Oshoの場合は、マンダラというものの、目に見える美術品のような絵に描いたマンダラ図を使うことはない。この二つの方向性にはまったくクロスする部分はないのか、と思っていたところ、ユング関連の本を読んでいて、すこしヒントを得ることができた。

 6年間にわたる無意識の闇とのすさまじい格闘の後、ユングは一筋の光明を見出した。マンダラである。マンダラはサンスクリット語で「円」を意味し、自然のあらゆる要素に見出される円のパターンを表しており、歴史を通じてすべての民族の絵画や舞踏で表現されている。それは人間のこころの奥深くに住まうイメージであり、さまざまなかたちで、おのずとあらわれてくるものであって、構築され得ない内なるカオスに形を与え、調和と秩序を回復する自然の理法なのである。「ユングとチベット密教」 p63

 「歴史を通じてすべての民族の絵画や舞踏で表現されている」という一行で解決したものがある。つまり、マンダラという言葉はもともとはインドの言葉であるし、あのような図は必ずしもチベット専売ではないのだ。ましてや、ユングに言わせれば、マンダラは絵画的なものとは限らず、「舞踏」という形で表現され、「おのずとあらわれてくるものであって、構築され得ない内なるカオスに形を与え、調和と秩序を回復する自然の理法」なのであった。してみれば、Oshoのマンダラ瞑想は、スフィーなどで行われるワーリング瞑想などとのつながりもでてくるということになる。

 玉川信明は「OSHOの超宗教的世界」を「世界初の和尚ガイドブック」と自画自賛しているが、こちらの「瞑想--内なる世界への扉」も、バランスよく、しかもコンパクトにOshoの世界を紹介している。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.11.19 23:51:29
コメント(0) | コメントを書く


PR

Freepage List

Profile

Bhavesh

Bhavesh

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Category

Comments

BHavesh@ Re[1]:アガルタの凱旋(12/15) subaru2012さんへ ああ、久しぶりにこの…
subaru2012@ Re:アガルタの凱旋(12/15) Miles Davis / Agharta 1 <small> <a hre…
Bhavesh@ Re:禅と戦争 禅仏教は戦争に協力したか(11/16) 現在、日曜早朝座禅会に参加している禅寺…
Bhavesh@ Re:セックスから超意識へ<1>(11/13) Oshoの記念碑的1968年のレクチャー。当時…
把不住y@ Re:編集雑記(07/25) 新ブログはここです。 <small> <a href="…
Bhavesh@ Re:グルジェフ・ワーク 生涯と思想(01/12) 武邑光裕、の名前を検索していて我が読書…
abhi@ Re:編集雑記(07/25) お疲れ様。 新ブログ立ち上げたら教えてく…
Bhavesh@ Re:極秘捜査 警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」(03/03) 私は、最近になって 、そう2015年頃になっ…
Bhavesh@ Re:オウムからの帰還(03/01) この記事は我ながら、切れ味が悪い。大嫌…

© Rakuten Group, Inc.