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【システム運用カイゼン】(2004.11.19)
********************************************************************** ■先ずは日記 ********************************************************************** 先程一緒に仕事をしてきていた人が、プロジェクト撤退の挨拶に来てくれまし た。一ヶ月ほど休職し、心と体を休めるとのことでした。 以前から軽鬱で病院に通っていたのは聞いてましたが、つらかったんですね。 あッ!、仕舞った。「頑張って!」って言ってしまった。 欝病の人にその言葉は禁句でした。 そう言えば、最初笑顔があったのに、途中からなくなったもんなぁ。 悪いことしてしまった。 ホント、申し訳ない。(ここで言っても本人には、伝わりませんが・・・) ゆっくり休んで、心も体もリフレッシュして欲しいと、心から願うばかりです。 ********************************************************************** ■変更管理ミス ********************************************************************** 私がIT系の情報を入手する際、良く利用させてもらってます「@IT]に、 今日掲載された記事で、「変更管理、その正体と対策」というものを目にしま した。 記事掲載のアドレスは、次の通り。 http://www.atmarkit.co.jp/farc/rensai/config03/config03.html 変更管理に関する手法については、記事を参照してもらうとして、ここでは私 が経験した変更管理ミスに伴う、トラブルの事例を紹介することで、変更管理 の重要性を認識していただきたいと思います。 ある運用中のアプリケーションプログラムに、バグが発見されました。 そのプログラムソースは、数ヵ月後にリリースされる新サービスに伴い、変更 が発生していたため、 ●正本ソース ⇒払出し⇒ ●新サービス用ソース という具合に、2元管理された状態になっていました。 本来であれば、現行システムで稼動中のコードは、当然「●正本ソース」にな っているので、当然「●正本ソース」に対し修正を行う必要がありました。 (正確に言えば、「●正本ソース」を「●障害修正用ソース」に払出し、そこ へ修正を行うです。) しかし誤って「●新サービス用ソース」に対し修正を行い、本番環境へリリー スを行いました。 ---------------------------------------------------------------------- 【現行システムバグに対するプログラム修正】 ●正本ソース : ○ ●新サービス用ソース : ×(新サービス用のロジックを組込み済みの為) ---------------------------------------------------------------------- 当然ですが、まだ動作してはいけないロジックが組み込まれた状態で、本番環 境にリリースしたため、異常な動作をすることとなった訳です。 試験で発見されるべきものかもしれませんが、試験パターンの不足から発見さ れないまま、リリースに至りました。 正直言って、とても単純なミスです。 こんな単純なパターンは珍しいと思いますが、複数のプロジェクト(案件)に 伴い、多次元管理状態になったソースでバグが発見された場合、バグに対する 修正結果を、多次元管理された全てのソースに反映させる必要があります。 全ての反映行為を、漏れなく確実に実施するには、やはりそれなりの仕組みが 必要です。 これは、開発時にも言えることだと思いますが、運用としては本番稼動におけ る障害は一つでも発生させたくないはずです。 変更管理にはしっかり気を配り、ミスを発生させない仕組みをつくりましょう。 ★システム運用カイゼンのポイント★ 変更管理ミスによる障害を、発生させない仕組みをつくりましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【システム運用カイゼン】 Copyright (c) 2004 Tatsuro Fukuda. All rights reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月19日 22時11分09秒
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