|
カテゴリ:カテゴリ未分類
【システム運用カイゼン】(2004.12.06)
********************************************************************** ■先ずは日記 ********************************************************************** 昨日の朝方の風は本当に凄かった。 ニュースでも報道されてましたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、 近所のマンション解体現場の足場が崩れて、電柱をなぎ倒していました。 いや~ぁ、驚きました。 ********************************************************************** ■SLAと満足度 ********************************************************************** 今日はSLAに関する話題を取り上げたいと思います。 SLA(Service Level Agreement)はご存知の通り、サービス品質レベルを 保証する制度のことです。 最近システム運用に関するサービスレベルを、規定していく動きが盛んになっ ているように思います。 さてそのSLAですが、主観的に内容を規定しても、システムサービスを受け る利用部門やお客様側からしたら、実際のサービス内容が規定された範囲内で あったとしても、満足出来ない場合があります。 例をあげながら説明したいと思います。 サービスデスク(ヘルプデスク)における、インシデントに対する仕様判断の 対応レスポンス時間を、平均30分以内に設定していたとします。 このように、平均対応時間を設定していることは問題ないと思います。 (何を基準に30分なのかという議論は別にして・・・) 利用部門がお客様を目の前にして、システムが思うように使えないために、運 用部門へQAを投げてきたとします。 当然お客様を目の前にしているのですから、緊急での対応を要求するはずです。 しかしそのQA内容が、即答出来そうにないもので、調査・確認が必要となっ たのですが、何とか25分程度で回答しました。 SLA上は問題ありません。 しかし、利用者もお客様もひたすら25分間待たされました。 あなたが、利用者あるいはお客様だったとしたら、どのように感じるでしょう か? ボーっと25分間待たされました。 その対応に満足が出来るとは思えませんね。 こんなことから、対応が遅いとのクレームが入ったりする訳です。 さて、こんなクレームを耳にした時に、あなたならどのような対策を考えるの でしょうか? その続きは、また明日にしたいと思います。 ★システム運用カイゼンのポイント★ SLAの規定範囲だからといって、満足が得られるとは限らない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【システム運用カイゼン】 Copyright (c) 2004 Tatsuro Fukuda. All rights reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月06日 17時54分41秒
コメント(0) | コメントを書く |
|