青い郊外の空の下・黄色と緑のセロファンの花たち（旧館）

　こんな天気が続いていた5月のある日、親友の医科卒業祝いのパーティがここで催されたので出席してきた。「親友」は韓国出身で、私がまだ大学のESLに通っていた頃に知り合った仲。彼女はその当時、ビジネス専攻だったけれど、結婚が決まるまではお金のやりくりのために内緒でバイトしたり（学生ビザではキャンパス外でお金を貰う仕事をしてはいけないことになっている）、色々大変で成績もCが多かったように記憶している。その彼女が医科卒業だものね。すごく頑張ったなぁと感心。

　それを支えたご主人もかなりすごいと思うけど。だって、彼女に「普通の主婦らしい義務」を全く求めなかったわけだからね。それで彼女もしっかり学業に専念出来たのだろうし。




　そういうわけで、お客様もそうそうたるメンバーで。私の同席者には医者はいなかったけれど、この右の写真はもう一人の親友で美術学士を持っているれっきとしたアーティスト。おなじ席には、ちゃんとアートだけで生活が成り立っているようなデコパージュの入った絵皿などをするアーティストがおり（すごく面白い人だった）、また途上国に彼らがただで受けることのできる医療物資を送るNPO（ってか純粋にボランティア団体）の代表がいたり。

　「フォトグラファーです。」なんて絶対に口にできないような状況（「ナーシングホームでアクティヴィティ・コーディネーターやっています。」ももっとまずいような）…。

　でも、テーブルアレンジメントのカサブランカは外せず、何枚か撮っておく。

　彼女はすごく嬉しそうに、一人一人に感謝のスピーチ（結果長くなったけど）をして、彼女に関わった人々（ご主人含む）もちょっとずつスピーチがあり（勿論私はしない…恥）。

　最後にアジアングループの記念写真を撮って（笑）、外へ出たときに、ふと思いついてiPhoneで車寄せの写真を撮ってみたら、なんとなくこんな雰囲気になった。





　*写真をクリックしていただくと、拡大サイズで見ることが出来る他、地図にも貼り付けてありますので、撮影地点も航空写真で見られたりもします。


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　みちくさ桜ポストカード（私の撮影した去年の桜がポストカードのうちの1枚になっています。売り上げは100%義援金になります。）

　義援金フォトブック「Pray for Japan」（私の写真は3冊のうちの”Green”に入っています。）