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Track list: 1.Unfamiliar 2.Sennen 3.Beneath 4.Today ※ヤッパリ、このジャケットはインパクトあるわ~! 90年代の幕開けと共に注目を集めた英国のシューゲイザー・ブーム。 80年代初期のCocteau Twinsに端を発したミュージック・シーン。 主に80年代後半から90年代前半にかけての時期がピークだが、後にやってきたブリットポップ・ブームの方が華やかだったため影へと追いやられた感じが否めない。 シュ^ゲイザー・バンドのほとんどが演奏中に殆ど顔を上げず、うつむいたまま(shoegazer="靴を見つめる者")なのでこのような形容詞がついたらしい。 サウンドスタイルとしては、ノイズを抑えることなくあえてフィードバック音を出し、サイケ~スペーシーなメロディを持つ。歌詞的にはあまり共通点が見られなかったように記憶している。 とにかくディストーションかけまくってヴォリュームをできるだけ大きくしたノイジーなGtを前面にし、バッタンバッタンと手数の多いヤカマシイDr、延々とループしているかのようにルート弾きのBa、無気力なVocalがのる。(こんな感じの表現でいいのか?) なお、今改めて聞いてみても全く轟音には聞こえないのだが・・・ウルサイ音に慣れすぎたのか聞く音量が違うからなのか…? そのシューゲイザー・バンドの中で自分が一番よく聞いたのがRide。 明らかにMy Bloody Valentine(通称:マイブラ)などノイジーなギター・サウンドに触発されたであろう1st-EP『Ride EP』(通称:赤ライド)、Stone Roses路線の影響が顕著な「Like A Daydream」含む2nd-EP『Play EP』(通称:黄ライド(赤・黄を合わせた米盤『Smile』も出ていた)、3rd-EP『Fall』(通称:ペンギンライド)を経てリリースとなったデビュー・アルバム『Nowhere』(通称:波ライド)。そのサウンドはというと大方の期待(予想?)を裏切り、というか更に上をいっていて、ハッパか○スリでもキメたかのような、いわゆるイっちゃった系のアシッド~サイケ調ノイズでフルヴォリュームで演っているという内容だった。しかもレーベル側の思惑だとは思われるが間を置かずして続けてリリースされたEPが上記の4th-EP『Today Forever EP』(通称:鮫ライド)。 全4曲の収録曲自体については、ジャケットのJAWS写真ほどのインパクトは望めないが通して聞くことによって、ウルサイ中にもVoの繊細さやメロディに「なるほどね~」という感じになる。 最初に聞いた時、2曲目の「Sennen」ではディストーションを一切使わずアルペジオ、4曲目「Today」でもアコギで歌っている曲があってとても驚いたのを記憶している。この2曲共に似てるんだよな~。でもやっぱり3曲目「Beneath」を1曲目に持ってきた方が良かったような気もする。 後のインタビュー(確かMUSIC LIFE)で「アレ(4th-EP)はアルバムから外れた曲をレコード会社が勝手に出しただけ」だと現在OASISでBassを弾いているアンディ・ベル(当時はGt)が暴露してズッコケたがそれでも十分楽しめるEPではある。 ナンと全曲Youtube上でPVを発見できた!(↓) EP全曲分のPV作るか?フツー?バブルな90年代ってヤッパリスゴい時代だったんだ...。 ♪RIDE "Unfamiliar" ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=gmNjv5KFuLY&feature=related ♪RIDE "Sennen" ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=fye4OjO5gfQ&feature=related ♪RIDE "Beneath" ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=Wq0RkkQLyqQ ♪RIDE "Today" ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=C9bngGJ50SE&feature=related ※皆若いな~。うつむいてるな~。当たり前か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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