カテゴリ:家庭菜園
今年は冷夏かなと思ったら、この暑さ。炎天下の菜園をレポートします。そして、ほんの少し、肥料について考えてみたいと思います。
下の写真はキュウリの状況です。お勤めご苦労さまの写真です。写真を撮ったあと、すぐに片付けました。 【写真をクリックすると拡大します】 ホームセンターでキュウリの夏すずみの苗を売っていたので、思わず買ってしまいました。 この炎天下、無事に育ってくれるかしら。 大納言あずきも、だいぶ大きくなってきました。昨年までは、株間が密だったので、今年は十分に間隔を空けてみました。 秋収穫のためのトウモロコシです。炎天下、ヒョロヒョロです。 トマト大型福寿の状況です。こんなに高くなってしまいました。 桃太郎トマトも高くなりました。 黒豆もこんなに生長しました。 黒豆の枝の中を見てみると、ピンク色の小さな花が咲いていました。そろそろトレボン乳剤の散布時期です。 サツマイモも夏の太陽光線を浴びて元気いっぱいです。 ニガウリの状況です。葉っぱの多さのわりには実は少な目です。 九条長ネギの仮植え状況です。今年春に種から育てたものです。 九条長ネギの定植用の畝の準備がやっと出来ました。昨日、炎天下、米糠ボカシ+苦土石灰+鶏糞+過リン酸石灰少々を、耕運機のこまめ君で耕しました。真ん中の足跡のところに九条長ネギなどを定植する予定です。 【肥料の考察】 家庭菜園といえども美味しい野菜を大きく育てたいといつも思っています。そのためには、土作りといわれます。肥料や副資材は何が最適なのでしょうか。 最初、家庭菜園を始めた頃の肥料は、【発酵鶏糞+化成肥料】 が主体でした。その後、【お勝手ゴミをEM菌で発酵させた肥料】をプラスしたりしましたが効果はありませんでした。さらに、近くの牧場より【牛糞堆肥】を購入して土にすきこんだりしましたが、たいした効能もありませんでした。 土のpHもそんなに気にしていませんでしたが、ある時期、地力が低下したことを実感するようになり、【消石灰】をときどき撒いていました。 最近になって、苦土石灰はマグネシウムの供給源になることを知り、pHの中和とマグネシウム補給のために、栽培後に苦土石灰を必ず撒くようにしています。里芋やブロッコリーの株が明らかに大きくなってきたことを実感しています。 また、例年ナスやオクラの葉っぱが縮れてくる現象にぶち当たっています。ずっと土の中が病原菌に汚染されているのかな思っていましたが、最近、犯人は【鶏糞】ではないかと思うようになっています。鶏糞が発酵してアンモニアが発生して葉っぱを縮れさせるという機作です。大玉トマトは、鶏糞を施肥すると必ず病気になると先輩が教えてくれました。来年より、ナスとオクラには鶏糞施肥を中止しようと思っています。 それでは肥料の主体を何にするか。 今は、主体を【米糠ボカシ】にしようとしています。通常の肥料としては、 【米糠ボカシ】+少々【化成肥料】+【苦土石灰】 ネギや玉ねぎ、ニンニクなどリン酸を多く要求する作物には、 【米糠ボカシ】+少々【化成肥料】+【苦土石灰】+【過リン酸石灰】 鶏糞がOKな作物には 【米糠ボカシ】+少々【化成肥料】+【苦土石灰】+【鶏糞】 が、現在の肥料案です。米糠ボカシは、最初は米糠に、購入したボカシ肥料を混ぜ込み、5%程度の水を加え、1~2か月バケツの中で放置しておきます。それ以降は、その作製したボカシを種に使い、米糠と水を追加して増やしてゆきます。基本的には、嫌気発酵です。 ネットで調べますと多くの米糠ボカシの製法が出てきます。その中で一番簡単な方法は、45Lのこみ袋の中で、米糠と腐葉土を半々混ぜて1~2か月放置という製法です。 いかがでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 5, 2016 07:05:40 PM
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