青木父死ぬ---------。
本当のことを言えないまま、父を逝かせてしまったことを後悔した青木はついに母と姉に自分が第九に所属していることを告げるのだった・・・。
青木が薪から、ある人物の脳を極秘扱いで分析するよう命じられた。
その人物とは、一家惨殺事件の犯人として、前日、死刑が執行された露口浩一。
3年前、露口は、自宅で妻、次女、義母を殺害し、長女・絹子の死体を海に投棄した、として逮捕され、自白と物証が揃っていたことから、裁判で死刑が決まっていたのだ。
さっそく、MRI捜査を始めた青木は、露口が書いている遺書を見た。
それは、絹子に関する内容で、絹子が男を憎むようになった原因が自分にあるとも書いている。
事件当日の行動を追った青木は、自宅に戻った露口が死体のそばで呆然とたたずむ絹子の姿を見つけたのを確認した。
絹子が出て行った後、露口は、包丁に付いた指紋や足跡などを消して、自分が犯人のように工作。
MRI捜査がされないよう妻ら3人の頭部を鉄パイプで撲りつけ、脳を破壊していた。
そんな折、青木は、絹子が生きていたとの情報を入手した。青木が実際に見た絹子は、露口が愛していたことがうなずける、大きな瞳が美しい美人。
情報によると、絹子は、3年前、記憶喪失で地方の施設で保護されていたが、交通事故に遭いかけて、記憶を取り戻したらしい。
青木は、すぐさま絹子が家族惨殺の真犯人だと薪に報告し、記憶喪失が偽装だったに違いないと告げた。
だが、薪は、刑が執行された露口の判決が覆ることはない、と青木に告げ、捜査内容を決して洩らさないようクギを刺した。
絹子にMRI捜査が行われたことを悟られる中、青木は、絹子の隠された秘密を探るため、さらに露口の記憶の分析を進めて--。
今回の事件は一家惨殺の犯人の脳を調べること。
だがその犯人は既に刑を執行された身で、どんな結果になろうとも判決が覆ることはない。
それでもその脳を調べるのは、罪状確認と、他の事件への関与がないかを確認するため。
そのため今回の青木の任務は特別捜査扱い。
第九の他のメンバーにも露口の脳を見て、何を知ったのか、何を見たのか、守秘義務があるため話も出来ないというのだ!!
早速露口の脳を調べる青木。
だがそこには一家を殺したのは絹子だったという衝撃の事実が!!
では露口は絹子を庇ったというのか?
でも男嫌いになったきっかけを作ったというのはどういうことなのか?
薪に露口は冤罪だと訴える青木。
それでも露口がやったことは立派な共犯罪なのだと諌める薪だった・・・。
しかし今回の作画、何故唇がリップ系?
なんか余計に美しくないんですけどっ(><)
薪さぁぁぁぁん!!
それに今回のメインとなるキヌコ。
彼女がねえ・・・とても美人さんとは言えないんだわ・・・
えっとぉ、ここで何ですが、実は先週原作を読みました。
この作品は、原作既読組と未読組の感想があまりにも温度差があるので、逆にどんななのか気になりまして・・・。
とりあえず2巻まで読破しました。
なので今回の絹子のお話も読みました。
(私の原作感想が気になった方はこちらからどうぞ~♪)
だから読みたてほやほやじゃないですか!!
清水さんのそれはそれは耽美な絵を堪能したあとなだけに、あまりの作画の出来に涙ですわぁぁぁぁ(><)
なぜこの路線で行こうと思ったんでしょうか?
ものっそ謎ですよね・・・
そして今回のゲストキャラ。
絹子っていうのはいわゆる魔性の女でなきゃいかんのですよ。
なのにアニメの絹子は全然そういうのがない(><)
単にキツイ女って感じだけな印象だったかも・・・。
声が法子ちゃんなだけまだ救われた形になったかなぁ・・・
その絹子、交通事故に合いそうになり記憶を取り戻したというのだ!!
「死んだのね・・・」父が殺されたという新聞記事を見てそう言って笑った絹子。
怖い顔してる(><)
そしてそれを知った薪と青木。
早速彼女に会いに行くのだった。
彼女は美人だった。(←見えないんだけどさ・・・)
だから露口は娘を愛していたと気づいた青木。
だが、父親が死んだ途端、記憶が戻ったという絹子。
彼女は保身のために身を隠していたのだと薪に訴える青木。
だがもう露口は死んでいるのだ、絹子を殺してももう彼は戻ってはこない。
事件はもう過去のものなのだ----------。
真犯人が分かっていても、裁くことが出来ない。
真実が分かっていても、絶対の守秘義務のため、今回の事件を公にすることは出来ないのだ。
行き場のないジレンマに悩む青木だったが・・・。
目の前に現れた絹子に露口の脳を見たということを悟られてしまった青木!!
うかつ(><)
「恥知らず!!あんたたちのやってることは、ただの覗きよ!!」
「下衆野郎!!」
って可愛い顔して、言うこと結構辛らつな子ですわ。
でも確かにそれも正論だから青木はぐうの音も出ないようで・・・。
落ち込む青木の元へ面会に訪れた姉。
そして父の日記を渡したのだ。
それが母も知らなかった父の唯一の秘密。
それをどうしようと自由だと言って青木にその日記を渡す姉だった・・・。
冤罪と分かっていても、事件は終わってもまだ『秘密』があるのだ!!
何故絹子は一家惨殺をしなけれならなかったのか?
露口の脳を暴くことが、絹子の秘密にたどり着くことが出来るのだから・・・。
そして脳を調べ続ける青木。
だがそこには絹子が男と睦みあう姿が!!
絹子はその時、露口と目を合わせていたのだ!!
それは青木にも目があったように感じられるデジャヴェ。
頭に響いた「恥知らず!!」という絹子の声!!
知ってどうなる・・・人の秘密を知って、一体何になるって言うんだ・・・。
それは罪の重みなのか・・・。
そして父の日記を燃やす青木。
だが、その手には1冊だけ残された日記が・・・。
その頃絹子は犬を連れた平井と呼ばれる少年と再会するのだった------。
ってことで最後の最後で高城元気くん登場!!
かわええです~♪
事件はどうなるのか?
絹子の秘密とは?
そしてこの平井少年とは一体絹子の何?
次回これをどうまとめてくるのか、楽しみです~♪
これは本当、原作とは全体的に違う印象を受ける作品に仕上がってますね。
それぞれで楽しむ形で見れたらいいんでしょうけど・・・。
確かに複雑だわ(^^;)
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