愛するものの秘密を知ってしまったとき、人は今までと同じようにその人と接することが出来るのだろうか・・・・?
河原で猟奇殺人のような女性の死体が見つかった。
被害者は、都内で勤務するOLの長谷川悦子で、死体は死後4日程経過していた。
死因は、両方の乳房を鋭利な刃物で切り取られた際の大量出血によるショック死。
乳房に生体反応があり、被害者に抵抗した形跡がなかったことから、警察庁は第九に捜査を命じた。
MRI捜査によると、被害者の最後の視界は、手術室の様子だった。
局部麻酔をされているらしい被害者の視線には、ブルブルと震える手が持つメスがある。
そして、メスの先端を拡大した薪らは、そこに談笑する複数の人物が写っているのを確認した。
薪は、この事件に性的な興奮を覚えるらしい"身体改造"が関係しているとにらみ、被害者のパソコンと映像に写っていた医療機器の両面から捜査を進めるよう指示。
まもなく、被害者がファンだったカオスというバンドのメンバー全員が身体改造をしていることが明らかになった。
この報告を聞いた曽我は、少し前に知り合った若い女性ミュージシャン・三枝梓のことを思い出した。
梓は、曽我と話をした時、確かにカオスへの憧れを口にしていたのだ。
医療機器からの捜査が行き詰まって程なく、被害者がタトゥーとピアスの専門店のサイトにひんぱんにアクセスしていたことが判明。
さらに、MRI捜査で、被害者が、その店の主人・シドーから、ギャラリーの前での身体改造を勧められ、さらにそれがタダだといわれていた。
シドーの取り調べを始めた曽我は、"身体改造ショー"に梓が出演することになっている、と知り愕然。
まもなく、利き腕に障害がある元外科医・龍宮京也によって、ショーが行われると知った第九の面々は、慌ててその会場に向かって--。
街でひったくりにあった女性を助けた曽我。
メジャーデビューを夢見る彼女・梓は左眼に眼帯をしたギター弾き。
朴訥とした曽我にはまぶしい梓の存在
彼女の憧れのバンドのCDと、ライブチケットもらい、あまつさえ頬キス!!
あぁ、曽我、すっかり堕ちちゃいましたね・・・
そのとき、川原で猟奇殺人のような女性の死体が発見される。
乳房を切り取られた女性。
抵抗跡がないため第九に捜査依頼が。
脳の最期の映像に残された儀式じみた人々が観覧する姿。
笑っている顔。
「身体改造」
自分の身体を意図的に変形すること。
たとえば簡単なものだとタトゥとかボディピアス。
大きなものだと舌を意図的に二つに裂いたりとか・・・。
うへぇ、ちょっと聞いてるだけでイタイというか、気持ち悪い
人によっては、性的な興奮を覚えるらしいその行為。
SMと関連しているようですけど、何故SMは奥が深いとか、なんで天地は知ってるの(><)
そっちの方が気になるぞっ!!
ま、私には理解できない世界ですけどね(^^;)
被害者の映像に残されたひとりの男・シドー。
彼がどうやら「身体改造」の斡旋をしているらしい。
そして彼の店、タトゥとピアスの専門店「スコーピオン・ニードル」
そこに何かあると捜査に向かった曽我と天地。
ちょっとオカマちっくなシドーは鳥さんですかっ!!
なんかこの作品も毎回ゲストにいい声優さん使ってますねぇ(^^)
取調べを進めるうち、身体改造ショーが明日行われることを突き止める。
だがシドー曰く
「改造はアート!!
クールな自己表現だよ!!」
ま、確かにそういう人たちもいるよね。
だがシドーは身体改造の紹介をするだけで、改造ショーに関しては何も知らないという。
だがこのショーの出演者に梓がいることを知ってしまった曽我は必死に彼女を守るため奔走。
しっかしこの時流れたBGM、全然合ってませんでしたねぇ・・・
当初からこの作品のBGMは悪いといわれて来ましたけど、本当今回は酷かった(><)
全然場の雰囲気違うやん!!
KYだって!!
そしてようやくショーの主催者が、利き腕に障害がある元外科医・龍宮京也だと判明。
事故で障害が残った腕で手術をし、医療ミスで患者を死なせてしまった男なのだという。
天才外科医だったという彼。
廃墟だった教会を買ってそこで行われていた身体改造ショー。
まさに梓が乳房にメスを入れられようとしたその瞬間、警察は現場に駆けつけるのだった。
手術を受けたい者とやりたい者。
そしてそれを見て興奮したい者。
需要と供給のあることだと嘯く龍宮。
梓もまた身体改造を求める一人だったのだ!!
連行される龍宮を求める声。
愛するものの秘密を知ってしまったとき、人は今までと同じようにその人と接することが出来るのだろうか・・・・?
曽我の質問に「CDを出すお金が欲しかったから」と答えた梓。
価値観の相違。
そう言った梓が出した舌は二つに割れていたのだった--------------。
なんつーか、少々後味の悪い話でしたね
曽我の淡い恋の話はちょっと可哀想な結果でしたけど。
宗教じみたこういう話ってこんな簡単ではない気がするんだよな・・・・。
もう一押し何か重いものがあればよかった気がしました。
価値観の相違だけではちょっと説得力がないですわ。
もっと危うい緊張感が欲しかったなぁと。
なので、話もちょっと表面だけ流し見しちゃった感じです(^^;)
次回「*(アスタリスク)」
ってこれは私にはオレンジレンジしか浮かばなかったわ(あはは)
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