「芸能界でも、日の当たらない場所を歩かせてあげるっていうの」
この仕事を奪ってからそういうことは言えと言い返す瑠璃子。
だがキョーコはそれに対し、にやりと不敵な笑みを漏らすのだった・・・。
さぁ、キョーコの反撃開始!!
この対決、どっちが勝つのか!?
だがキョーコ、足がかなり痛くて酷いみたい。
演技前、へっぴり腰で四つん這いになってるキョーコですが・・・。
お客様の前に立てば、どんな時でも顔に出してはダメだと言われ続けた過去。
今、自分の目の前にいるのは、「お客」
そう言い聞かせ、スタートの合図と共に正座してみせたキョーコ。
しかも微笑んでる!!
誰もが息を飲む中、芝居が進む。
痛くないはずがない。
キョーコってば、根性だけはもう一人前の役者なんだ!!
面白いじゃん~♪
で、これに役者魂に火がついたのが蓮。
本気でキョーコの相手になってるし(>▽<)
大人げないとかじゃなく、本気には本気でってことなんだろうけど、本物の役者に本気でかかられたら、そりゃド素人のキョーコには勝ち目ないよね。
早速芝居と台詞で上げ足を取り、台本通りなんだけどすっかり蓮のペース!!
蓮、今までと全くオーラが違う!!(><)
蓮の本気-------。
威圧感。
でも喧嘩を売られてると分かって、ここで引かないのがキョーコ!!
その喧嘩を買って出るのですが・・・やはり蓮の方が一枚上。
台本通りの芝居に騙されてしまった自分に驚愕するキョーコ。
でもそれは、いい「驚愕」の表情。
あんな芝居、自分にだって出来ると監督に喰ってかかる瑠璃子ですが・・・監督は言う。
あれは蓮が引き出した表情なのだと。
「まず蓮を本気にさせないとな」
それにはどうしたらいいのか?
キョーコが蓮を本気にさせたのはそのプロ根性。
仕事に対する誇り。
だが・・・キョーコの様子がおかしい。
お客様が席を立つまでは・・・。
そう言い聞かせるキョーコですが・・・その表情は青ざめ、汗をだらだら流し、目もうつろになっているのだ!!
「もう少しやらせてください!!」
お客様が席を立つまでは離れられない。
そう呟くキョーコの異変を察し、セット台から降りる蓮。
それと同時にキョーコは意識を失ってしまったのだった------------。
それを見ていた瑠璃子。
自分もデビュー仕立ての必死だったことを思い出す。
納得できるまでどんなに大変な状況でも必死で食い下がっていた、
仕事に対しての一生懸命な気持ち!!
瑠璃子の必死な目。
「もう一度やらせてください」
そう言って監督に頭を下げる瑠璃子。
その目、もう以前のわがまま女王な姿は見られません!!
ってことで、キョーコが気を失ってる間に瑠璃子に役は決定。
でもどうやら監督は最初からキョーコを使うつもりはなかったみたい。
なんでもローリーに頼まれたとか。
なんだ、共謀っすか。
で、キョーコはあて馬。
でもそれで瑠璃子は変わり、しっかりその役目を果たしたようです。
しかも・・・なんと瑠璃子から「大変よくできました!!」の100点満点のポイントハンコをもらったのだ!!
最初は気味悪がるキョーコ。
自分は役を奪おうとしていただけ。
戦場で気を失った者に生き残る資格はない!!
だから瑠璃子が勝って当たり前だと思ってたし・・・。
でもこの意見に瑠璃子も賛同。
なんだかんだと瑠璃子もいい子だったよう(^^)
これからこのふたり、いい形でライバルになれたらいいですね♪
そして・・・蓮。
今回の一件でキョーコを見る目が変わったんじゃないかな?
なんだか手ごわそうです(^^)
監督からは最後に今回のメイクして変身した姿を写真に撮ってもらい、額に入れてプレゼントしてくれ、キョーコは満面の笑み♪
ま、いい人かどうかは別として、彼もまたキョーコが気に入ったようですね。
でも今回の一件、キョーコは落ちてよかったと自らいうのだ。
蓮に導かれて引き出されたあの「驚愕」の芝居。
あのまま続けていたら、ずっとそうやって騙され、引っ張られ続ける蓮にムカついて芝居所じゃなくなっていただろうと予測がつくから。
キョーコにしたら、誰かにそうやって計算されたように引き出される芝居ってのが納得できないようで。
つくづく対抗心燃やしたいようですね(^^)
自分は蓮の操り人形で、演技もさせてもらえなかったのだ。
悔しい-------!!
ま、そうやって自分のペースに引き込んでしまうのが敦賀蓮という役者。
やっぱ彼はすごい人物のようですね(^^)
で、監督ってばちょうど通りかかった蓮にキョーコをホテルの部屋までエスコートしろなんて仰せつける始末(><)
めちゃ空気重いし・・・
間に入った社さん可哀想に(^^;)
で、お茶の立て方を褒められたキョーコですが・・・それは昔、やはりショータローの母に勧められて始めたこと。
それだけではない、今までの芝居に繋がることすべて、ショータローのために身についていたもの。
「私・・・空っぽの人間だ」
愕然と崩れ落ちるするキョーコに「立てるか」と手を差し伸べる蓮。
「だけど、今日初めて思ったことがある。
上手くなりたい。
いつかこの人と対等に演り合う演技力を身につけたい」
蓮に手を引かれ、立ち上がるキョーコ。
まだ衣装を着たままだったからめちゃ絵になってるし♪
蓮と再び演技をするために・・・。
「これからは、私が、私を作って行こう!!」
そう新たに決意を固めるキョーコでした。
ようやく自分の進む道を少し見つけたキョーコ。
メイクを落とすのは魔法を解かれるようで嫌だったけど、これもショータローに勝つため、仕方ないこと。
次の日、歩けるようになったことを喜んでもらえるキョーコですが・・・昨日の件はすべてショータローに対する復讐のためだったと漏らしてしまったものだから大変(><)
にっこり笑顔の蓮。
なんとダメダメですのマイナス10点のハンコもらっちゃった(><)
なんで~~~!?
「根性は気に入っても、動機が気に入らない」
ってことらしいですが・・・。
「覚えてらっしゃい!!敦賀蓮~~~~っ!!」
キョーコのムナシイ叫び声が響くのだった・・・。
ってことで、最初の演技対決は完全に蓮の圧勝。
でも以外性というか、キョーコもかなり面白いことになりそうな予感を抱かせましたね。
監督も何やらお気に入りになっちゃったようですし、これは化けると面白いぞ~♪
これからのキョーコの成長に期待ですね~(^^)
それにしても蓮は容赦ないなぁ・・・黒いし。
ま、面白いからいいんだけどね。
次回はローリー暴走!?
モー子さん再び!!
「一蓮托生」
さて、次のキョーコのステップは一体何!?
次回も楽しみです~♪
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