謙信の遺言が偽りではないのか-----------?
その事に疑問を持った柿崎晴家が景勝に夜襲をかける。
この夜襲は景虎の仕業ではないのか?
そう疑う景勝の家臣たち。
だが、そこへ早速景虎が身の潔白を示しに参上する。
あれは柿崎の一存で、自分は何も知らなかったのだと・・・。
仙桃院の言葉があったとはいえ、同じ御屋形さまの子供なのに・・・何故下手に出なければならない。
しかも疑われて・・・屈辱を感じる景虎。
華姫はそんな夫と兄の対立が気がかりでならないよう。
景虎が景勝に恩義を返すという言葉は嘘ではなかったはず。
でも、やはり自分より下である兼続に厳しく糾弾されたことで誇りを傷つけられたよう。
ま、すべてはあの偽りの遺言のせいなんだよね。
それならせめて、臨終の際に景勝と景虎を呼びよせるべきだったよって思ってしまうわ。
兼続もお船から景虎が立腹していると聞き、気がかりなよう。
そして景勝自身ももまた遺言に不審を抱いているよう。
何事も自分より勝っていた景虎。
自分が本当に後継ぎでいいのか?
だが、ここにきて家臣たちがどんどんきな臭い方向へ持って行こうとしているよう。
柿崎の件も、実は景勝が仕組んだ事だと景虎に進言する始末。
完全に景虎と景勝は担がれてるよなぁ。
信じたい。
信じると言ったお互いの養子たち。
二人がもう少し親しく会話を交わせる仲だったら・・・。
だが、その心を踏みにじる家臣たち。
先手を打て!!
謙信亡き今、戦わねばならぬ時もある。
だが、景虎を疑いたくない景勝は、兼続の本丸へ移れという申し出を断る。
景虎を出し抜くなど出来ない。
今回見てて、一番理解できなかったのは兼続の父、惣右衛門だよね。
この人、景勝の味方なのかもよく分からなかったよ。
最初、今の混乱に乗じて自分たちが謙信の貯めた金銀を奪ってしまえと言ってるのかとか思っちゃったし。
この人がさせたかったのは、上杉の分裂か?(><)
遠山には景勝が景虎を邪魔者扱いされていると聞かされ、おまけに華姫には元は北条の者だという遠山を信じるなと進言され、自分もまた北条の者だと・・・。
信じていた者に裏切られ・・・疑心暗鬼になった景虎はどんどん孤独になり、追い詰められていく。
そして・・・本丸を目指した兼続たちは・・・景虎の兵と戦うことに。
本丸を取った景勝の兵たち。
その松明を見て、景虎は景勝の裏切りを知る。
まぁ、こうなってしまえば、もう景勝も動かざるをえないよう。
だが、これ以上事を大きくしたくはない。
そうして兼続に「頼む」と使命を使わす景勝。
そして仙桃院に景虎の説得を願い出た所、そこにいた兼続が裏ですべての手を引いていたことだと思ってしまった景虎。
景虎は怒りの形相で刀を取るのだった-----------。
ってことで、いよいよ次回は「御舘の乱」ですよ!!
いやぁ、ここがひとつ山場ですからねぇ。
どう見せてくれるのか?
高揚感を見せて欲しい処ですけど、でもこの戦いは望んだ戦いではないので、そこはちょっと複雑
さぁ、どうなりますか、次回がいろんな意味でも勝負かなぁって感じですね♪
今回の演出は、場面繋ぎに、なんだか静止画が多くて、気持ちが途切れがちになったのがねぇ。
舞台でいうところの暗転ですけど、これがまた気になってねぇ。
なんかこれ!!って演出がないですわ・・・
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