「殺さなきゃ、殺される-----------!!」
今期の中でも、この作品、OPが秀逸ですなぁ。
これは作風に合ってて、ものすごく神秘的でいいわ♪
映像も歌も私的にめっちゃ好きかも。
何故自分を襲ったのか?
アインと名乗った少女にそれを尋ねるツヴァイ。
「才能を証明するため。
あなたには生まれついての才能がある。
人を殺す才能。生き残る才能。暗殺者としての才能が」
わけが分からないというツヴァイだが・・・だが彼はアインを殺そうとした。
それが本能ではないのか?
反論できないツヴァイ。
そもそも、ツヴァイという名前は自分のものではない。
だが、自分の名前を思い出せない彼。
「消されたの、あなたの記憶は。
インフェルノによって--------」
アインが部屋の片隅に放ったカバンの中にツヴァイの過去を示すものが入ってるのかしら。
やはり彼は記憶操作されたようです。
単なる旅行者だったツヴァイ。
それがたまたまインフェルノが仕事をしている場面に出くわしてしまったがために、証拠隠滅のため、本当なら殺されるはずだった。
だがアインのマスターであるサイス=マスターがツヴァイの才能を見抜き、
「暗殺者」としての第二の人生を与えたというのだ!!
「生きたければ、生まれ変わるの。
あなたはもう、人を殺すことでしか存在を許されない」
拒めば死。
そして・・・ツヴァイが出した結論は。
「僕は-----------死にたくない」
全て夢だと思うツヴァイだが・・・それは長い夢になるというアイン。
そして・・・・アインの影としての訓練が始まる。
文字通り、生きるための訓練って感じだねぇ。
逃げようにも、ここは広大な荒野の真ん中。
どこに逃げ場所なんてないのだ。
どんどんすさんでいくツヴァイの目。
生かされてるだけって感じになってきた。
調教かぁ。
いやぁ、このサイス=マスターは本当冷酷な男だなぁ。
人を駒位にしか思ってなさそう。
インフェルノのためとか言いながら、この人も催眠実験とか、殺人兵士とかっていう実験にしか興味なさそうな根っからのマッドサイエンティストって感じだよなぁ。
そのインフェルノの最高幹部のレイモンド。
千葉兄は今期は、ぽやぽやさんと、こちらの冷酷無慈悲な美人キャラと二通り楽しめて、耳心地いいわぁ♪
どっちも私が千葉兄の好きなトーンだしね
そして・・・ついにツヴァイの訓練も実践的になる。
銃弾を使っての訓練。
当てるだけでなく、スピードも求められる射術。
与えられた課題を、何も考えずにこなす毎日に、消えた日常。
自己が消えたツヴァイは、確実に殺人兵士に変貌を遂げているよう。
ある日、アインはサイス=マスターに仕事に呼び出される。
残されたツヴァイは課題を与えられ、一人にされる。
だが・・・彼にはもう逃げる意思はないよう。
ここでしか生きられないことを受け入れてしまったのか・・・
銃の手入れをするツヴァイの前に現れたのは、クロウディア。
インフェルノの事を教えてくれる彼女。
インフェルノが目指すのは、裏の世界の統一。
それを現実にするのが、ファントム。
「ファントムの力は、絶対なの」
信頼と、敵組織には恐怖を与えるファントム。
だが、それを聞いてツヴァイは、それでもアインも組織に使われる奴隷ではないのかという。
それでも「君にだって自由はあるわ」というクロウディア。
「スピード」
決められたコースでも、自分が望めば、加速出来る。
どう駆け抜けるかは、自分次第。
自分のためにも貶めるような「奴隷」という言葉は使うなと言い残し、クロウディアは去っていくのだった・・・。
そして、アインは仕事を達成し、帰ってくる。
彼女もまた記憶を消されて暗殺者になったひとり。
だが・・・人を殺せば何も感じなくなる。
人としての感情がなくなる・・・今はまだ、標的はモノでしかない。
だがその対象が人になった時・・・ツヴァイはどうなるのだろうか--------?
危うい均衡の元、なんとかぎりぎり自分を保っているツヴァイでしたが、次回はついに
「実践」
さぁ、これから暗殺者としてのツヴァイの戦いが始まる。
傷の舐め合いで、彼らは互いに心のよりどころを見つけそうな感じがしてきたなぁ。
だがそれが報われるかどうか。
これは転び方次第で面白くなりそうだなぁ。
これからの展開に期待だわ~♪
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