親子の絆----------。
死体についた傷。
右側ばかり狙った今回の事件は、犯人は左利きだと推測する倉石。
だが団地の物置に隠れていた容疑者とおぼしき犯人は、右利き。
「見立て違いか」
そんな空気が流れる中、それでも倉石の見立ては揺るがない。
だが、現場で見つかった凶器からは容疑者・深見の指紋が見つかる。
そして、深見は100万人にひとりの血液型だったのだ!!
その血が現場に落ちていれば、もう彼が犯人以外考えられない状況。
だが、その結果、DNA鑑定に不備があると、イチャモンつけた倉石。
鑑定士を、締めあげてる姿は、すっかりヤクザ(><)
こういうところだけ、もう少し暴力的じゃない態度を見せてほしいです~
倉石は深見は白だというのだ!!
指紋も見つかり、DNAも一致。
更には、その話を聞いた深見が、自分がやったと自白までしたのだ!!
「死体の声を根こそぎ拾う」
それが倉石の信念。
今回の担当刑事は佐倉という、小坂の元いた部署の上司は後3か月で退職するという人。
どうやらこれが最後の山になるようで。
そして、深見は誰かを庇っているのではと考えるも、まず考えるのは身内。
もともと深見の離婚原因は、妻の不貞。
深見はB型、妻はO型。
だが・・・生まれた子供はA型。
妻は否定したが、親子ではないと言われ、そこからこの家族はおかしくなっていたという。
だが・・・最新医療で判明したDNA鑑定によると、わずか1%の可能性で、この別の血液型が生まれてくるというのだ!!
そして皮肉な事にDNA鑑定の結果が、深見の求めていた真実を暴きだしてしまったのだ。
妻は嘘をついていたわけではない。
息子は、本当に自分の子だった。
だから咄嗟に庇ってしまったというのだ。
罪滅ぼしの意味もあったんだろうねぇ。
奥さんをそれで疑って、暴力振るって、あげく離婚して・・・
だが倉石は言う。
「あんたは父親じゃねぇ」
親子の絆とは、血の繋がりだけでない。
一緒に笑って、泣いて、共に過ごした時間が「親子」を作るのだ-------------。
きっと倉石はそう言いたかったんじゃないかと。
犯人は深見の息子。
被害者とは同級生だったようだが、片や今は小学校の先生で、順風な人生。
片や、昨年決まった内定を取り消しされ、引きこもりの人生・・・。
恨みを持った息子は、被害者が毎日乗る自転車をナイフでパンクさせてしまったのだという。
だがタイミング悪く、そこへ本人が来てしまったものだから、咄嗟に殺してしまったようで・・・。
殺すつもりではなく、単に八つ当たりしたかっただけだったのに・・・どこでタイミングが狂うのか。
人生分からないものです
夫に否定され、暴力を振るわれた妻は、当然苦労して育てた息子を溺愛するだろうし、生きがいになるよね。
しかも内定取り消しなんてなったら、なんで自分たちだけ・・・って思うわな。
その息子が殺人・・・・今こそ、深見がこれからの人生どうするか考えるとき。
まずは彼は妻に会いに行くことを決めたようです。
佐倉もまた、刑事人生の最後に教えられたと、倉石に感謝を述べる。
まさに人生根こそぎ救った倉石。
今回もいい仕事してます♪
ま、「食べて欲しい子だ~~れだ」って、今回も自宅栽培してる野菜に語りかける姿は怖かったんですけどね(あはは)
うん。
パターンが出来てきて、それがハマり出したので面白くなってきた感じです♪
倉石のキャラがかなり立ってますしね。
今回、犯人はすぐに分かったんですけど、その裏にあるDNAをめぐった1家族の話が深くて考えさせられたし。
こうなると立原の影がどんどん薄くなってる感じなんですが、またどこかげガツンとぶつかるのでしょうし。
それもまた楽しみです♪
やっぱ内野さんは芝居うまいなぁ。
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臨場