悲しみの墓標、心の宿
燃え盛る炎が身を焦がす
狂おしく吹き荒れる嵐の中で、二人の心が結びつく
それは永遠を誓う契りにも似て...
モンゴールに雇われた兄弟の兵士たちがグインを襲う。
「かかって来い」
首を絞める巨人をあっという間に切り倒してしまったグイン。
その影から飛び出してきた小さな体の兄もあっという間に・・・
って、あんな思わせぶりに登場させて1分っすか!?
あらら~これはかなり拍子抜けな展開でしたねぇ。
もっと何か裏があるのかと思えば・・・
いやはや。
違う意味ビックリだわ。
その頃、愛するナリスとミアイルを失ったアムネリスは弟の墓標に向かい、自分は嫉妬していたと告白する。
父の中で一番になるために努力していた日々。
だがその時、国王がアムネリスに会いに来る。
ミアイルを失った今、父は弱気になり、アムネリスに嫁ぎ、早く男の子を成せというのだ!!
だが自分は物ではないと反論するアムネリス。
その時、急ぎの知らせが届けられる。
なんとクリスタルが反乱軍の手に落ちたというのだ。
そして、それを率いていたのは----------クリスタル公、アルド・ナリス!!
すべて彼の計画。
欺かれたアムネリス。
「あの人は、生きていた、生きていた----------!!」
だが、うれしいのか?
自分の気持ちがわからないと涙を流すアムネリス。
すべては間違いで、ナリスは死んでいたのだというのなら、思い出だけで生きていける。
だが・・・もしそうでないのなら・・・。
愛されたと思っていた男に裏切られ、捨てられた存在。
泣き叫ぶのは、「女」だけ。
そしてアムネリスは、自分の中の女を捨てることを決意したのだ!!
裏切られたのに、今でもナリスを愛する心を忘れられないアムネリス。
だから女の部分を捨てるという彼女の決意は、髪を切ることで成就。
憎しみによって結びつけられた新しいナリスとの関係
もう彼女にはナリスに復讐をすることしか頭にないよう。
そして彼女は将軍として、パロ制圧へ向かうのだった----------。
その頃、ようやくアルゴス軍がクリスタル近くまで到着。
その様子をうかがっていたのはイシュトヴァーン。
でもどうやらアルゴス軍はこのままクリスタルへ向かうのではなく、パロ制圧へやってくるモンゴール軍を迎え撃つため、国境へ向かうというのだ。
今度は自分たちがモンゴールへ向かう番。
スカールを筆頭に、彼らもまた行動を開始するのだった--------。
その頃ナリスは、モンゴール軍がこちらへ向かっている報告を聞いていた。
でも余裕~♪
何か策があるようなのだが、それをリギアにも明かしてはくれないよう。
心を開いてほしいと願うリギアに対し、彼女を腕に抱こうとするナリス。
だがリギアはそれを拒絶。
彼女はあくまで忠実なしもべでありたいと願ったよう。
ナリスも手が早い男よのう(^^;)
だから自分にそんなことをするなと、いつまでもナリスには孤高であってほしいと願う彼女。
だがその時、伝令の男が奇妙な赤い星が勝利の宮から入ってくるという星の預言を聞いたという。
その男------------イシュトヴァーン!!
ナリスは彼に興味を持ったようで、連れて来いと男に命じる。
そして、眠らされ、強引にクリスタルへ連れてこられたイシュトヴァーンはナリスと対面。
なぜクリスタルへ来たのか?
それを尋ねるナリス。
そしてイシュトヴァーンは彼にアグラーヤで手に入れた密書を手渡すのだった。
そこにはロスでアルガーヤ王を殺し、パロに寝返るという話が書かれていたのだ!!
これが真実ならパロは如何様にも先手で策が打てるというもの。
さらに赤い街道で、スカールたちの軍を見たと報告。
「ナリスさまにお願いがございます。
私を買ってください」
自分を売り込むことにしたイシュトヴァーン。
下手に出てるかと思えば、しっかり「俺は高いぞ」と顔に書いてあるとナリスに返されちゃった(^^)
でもそれがどうやら彼にはお気に召したようで、イシュトヴァーンをそばに置くことに決めたナリス。
これは面白いことになってきたかも~!!
イシュトヴァーンの狙いがどこにあるのかは別として、腹黒コンビが何かやってくれそうだもんね。
モンゴール軍は強いが、指揮系統が弱いというナリス。
ヴァレリウスがうまくやると高見の見物を決めて、ここでも余裕で戦局を見守ってるんだもんなぁ。
で、この場合どうするかとイシュトヴァーンと戦略話で盛り上がってるし(><)
この時点でモンゴールの負けは決定したようなものだよね。
モンゴール軍を一手ひ引き受けたタイランは盾で固めた守りと、槍で攻撃を仕掛けようとするも、ナリスは「腹を攻めれば案外もろい」というのだ。
どうやらモンゴールの兵士、次々とパロに寝返っているというのだ!!
その先導をしたのはヴァレリウス。
パロの魔道士集団がタイランを襲う。
あらら~これでタイラン退散(><)
お疲れ~!!
そして、スカールは、アムネリスを迎え撃つ。
彼は一騎打ちを申し出たのだが、アムネリスはそれを拒否。
だが、所詮スカールの敵ではないアムネリスは、あっという間に落馬させられてしまうのだった。
ここはひとまず退却するしかない状況。
これもすべてナリスの仕組んだことなのか。
「あの人は憎しみすら正面から受け止めてはくれぬのか。
許さん!!許さんぞ、アルドナリス----------!!」
ってことで、アムネリスはすっかり復讐の鬼に!!
でもまだまだ甘ちゃんだから全然相手にならないんだけどね。
ナリス様が強すぎるわ。
ま、アルゴスがここに集ったことが大きいでしょうけど。
さて、次回はついにいろんなところで再会なるか!?
「如何なる星の下に」
今回はリンダたちの話が何も進まなかったので、次回はどうなるか、楽しみです♪
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