「僕たちがついてるよ------------」
前回の最後に登場したのは・・・やはり兄・直貴なのか・・・。
意味深に登場して、さっさと退場しちゃいましたけど、最後まで出番あるのかしら?
夏目の名を必死に呼ぶ操緒。
奏の膝枕で目を覚ました夏目が見たのは・・・
「やぁ、少年」
そう言ってカレーを食べる加賀篝の姿っ!!
クルスティナお手製カレーっすかっ
どうやら加賀篝は、落ちてた(?)夏目たちを救ってくれたよう。
まぁ朱浬さんは安心だとしても、問題は恭武に連れ去られたニアの事。
ニアを人質にして、恭武は加賀篝をおびき出す作戦なのだ。
でも・・・妹のために、大切な力と時間を使えないというクルスティナ。
加賀篝の目的は、琴里をアスラマキーナから解放する事。
加賀篝もそれを分かってクルスティナを使っているのだ。
彼女の身体・・・もうそんなに実態を保てないようだね・・・。
透き通ってるし。
『代償の意味』
それを夏目に尋ねる加賀篝。
操緒はそれがクロガネを召喚しない原因だと気付いたよう。
でも・・・やはり夏目はその意味を答えられない。
「嫌なんだ、操緒がっ!!」
その時、琴里が姿を現し、「大丈夫」だと、大切なことはちゃんと伝えてと操緒を励ましたのだ。
そう操緒は知っていたのだ!!
「代償って、アスラマキーナのせいで、操緒の魂がすり減って行くってこと?」
自分の事だから、最初から分かっていたという操緒。
ベリアルドールはおせっかいでお人よし。
琴里は・・・どうやらクルスティナを救うため、自らベリアルドールになったよう。
それは、加賀篝が絶対に引き離す手段を見つけてくれると信じていたから。
ではこの遺跡にその方法があるのか?
そこで、加賀篝は夏目の知りたい事を教えてやると、遺跡の中へと歩き出すのだった・・・。
その時、琴里は夏目に問う。
「加賀篝が好き?」
もちろん夏目の返事は「NO!!」ですけど、琴里にはもうその「好き」「嫌い」という感情すら分からないのだ!!
でも、加賀篝が苦しむ姿は見たくない。
自分がいなくなったら、加賀篝は苦しむ。
だから傍にいる-------------。
ここはアスラマキーナの実験場だった場所。
「アスラマキーナから琴里を救いだし、生き返らせる技術を手に入れる!!」
加賀篝たちには、まさにぎりぎりの選択ってわけね。
力を使い果たすのが先か、それとも琴里が消えるのが先か・・・。
そして、カプセルの中からトランクを取り出す加賀篝。
だがそこへ、カスタスマキーナが襲いかかる!!
しかも、力を使ったクルスティナは更に非在化し始めたのだ!!
悪魔と契約した少女は、この世界が自身にとって異物である悪魔を排除しようと働くために、その反動を受けることになるという。
それが非在化。
そして、魔力を行使する際、契約者の魂を消費するというのだ。
それは「愛を食らう」という行為。
なんて悲しい代償(><)
加賀篝の自分に対する愛の記憶を削ってまで傍にいたクルスティナ。
だから奏には間違えないで欲しいと・・・。
「私は愚かだったけど、しあわせだった」
そうニアに伝えて欲しいと言うクルスティナ。
夏目の選択を責めない代わりに、加賀篝を責めないでと・・・。
だがそこへ恭武がカスタスマキーナを引き連れやってきたのだ!!
力を使った直後の加賀篝は防戦するのが精いっぱい。
トランクを奪われたら、ここまで来たのが水の泡。
「終わりだ!!加賀篝隆也!!」
「舐めるなよ、坊や!!」
ロードナイトが力を発し、次々と敵を抑え込む。
部が悪いと見たか、恭武は人質のニアを表に祭り上げる。
やはりいざとなると加賀篝も動けないよう。
ロードナイトも倒され、防戦しかできない加賀篝だったが・・・。
その時、走り出したクルスティナは、妹を救うため、最後の力を使い果たしたのだ!!
「やめろぉぉぉ!!クルスティナぁぁ!!」
蒼鉛はその動きを停止。
そして、その隙を狙い、奏と協力し、ニアの救出に向かった夏目。
なんとかニアを救いだすも、ニアは必死にクルスティナに駆け寄る。
「姉さまを助けて!!」
非在化し、どんどん砂のように壊れて行くクルスティナの実体。
だが、これを止める事はもはや出来ないのだ。
そして---------クルスティナは消えてしまうのだった・・・。
更に琴里までも・・・。
「私たちを愛してくれてありがとう」
加賀篝の頬を包みこみ、そういって消えた琴里。
「死、ね」
攻撃を仕掛ける恭武。
だがその時、夏目がついに立ちあがる!!
「覚悟したよ。
僕は自分の意思で痛みを背負う」
「大丈夫、智には操緒がついてるよ」
そういって夏目の腕を包む操緒。
そして・・・ついに夏目はクロガネを召喚。
クロガネが蒼鉛を止める!!
これ以上はベリアルドールの命が危険だと忠告する夏目ですが、恭武にとって彼女たちは所詮使い捨ての駒としかみていないよう。
だが、その時、突如ガラスの鳥に乗って現れた女。
「ごきげんよう、夏目智春さま」
そう言って氷羽子はあっという間に蒼鉛を真っ二つにしてしまったのだ!!
苦しみもがく恭武。
そして氷羽子はトランクを持って飛んで行ってしまうのだった・・・。
って一瞬何が起こったのか、呆然。
でもトランク取られちゃった(><)
だが・・・それはもう加賀篝には必要のないものなのだ。
琴里も、クルスティナももういない------------。
切なすぎるっ(><)
そして加賀篝はクルスティナの研究データーのロムをニアに与えたのだ。
加賀篝にはもう必要ないものだから。
すべて・・・未来も-----------。
姉が最後に残した「しあわせだった」という言葉に救われたニア。
そして夏目は言う。
「僕たちがついてるよ」
ニアは泣き笑いで
「ありがとう」
と言うのだった・・・。
って・・・めっちゃ切ない話ですなぁ。
代償が大きすぎるっ(><)
加賀篝ってばいい奴だったんだ。
でも、彼には結局時間がなかった。
失うだけ失って、彼はどうなるんだろう。
どこに救いがあるのか・・・。
まぁようやく夏目も戦う事を選んだわけですから、これからどうなっていくかですけど、
こりゃ最終的に戦うのは兄なんじゃないかしら?
そんな気がしてならないです。
あのトランクの中身も気になるしね。
次回「愛と魔力のせつない関係」
たまにこうして「いい話」が入るから侮れない「アスラクライン」
でもやっぱ見せ方の問題かなぁ・・・
次回はまたドタバタかしらん。
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