◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

小鳩、タイムリミット---------！！？


「こばと」も半年間お疲れ様でした。
しかも最後は２話放送。

どんな風にまとめてくれるか楽しみにしてました！！



腕を怪我した清和くんのために、一生懸命お手伝いをする小鳩。

「同情や好奇心じゃありません！！」

「迷惑だ」

何度そう言っても、小鳩はめげない！！

今日はいい天気。
清和くんの腕に腕をからめ、強引にお散歩へ向かう事に♪


今は目標を見失って、どうすればいいか分からない清和くんのために、小鳩なりに一生懸命楽しんでもらおうと計画しているよう。

眉間の縦じわを取るためっ！！（わはは）


まずは公園でボート遊び♪


でもやっぱうまくこげず、清和くんに水をぶっかけて大失敗っ！！（＞＜）

清和くんに教えてもらい、一緒にこげる楽しさを味わえた小鳩。

でも･･･清和くんはひとりになりたいよう。
四六時中一緒にいられることがやはり苦痛のようです。



そんな中、もう時間がないと口を酸っぱくして言い続けるいおりょぎさん。

そこへやってきた琥珀。
ぽえぽえふたりがそろってしまったのですが、それでも小鳩は言う。

「忘れてません。私の願いは決まってますから---------」




一方清和くんは、やはりよもぎ保育園跡にいたよう。

フェンスで仕切られた園内。
想い出の場所。

ここが何になるのか？


そこへやってきた小鳩。


どうして自分に付きまとうのか？
感謝してほしいからか？

「藤本さんは大切な人だからです」

笑顔の小鳩。
でも、清和くんにはその意味が分からない。



だがその時、お花が一輪空から降ってきたのだ。

小鳩の手のひらに落ちて消えたその花。

小鳩はそれを見て笑みを浮かべる。


「･･･藤本さん。明日は御一緒できません」

「そりゃよかった」

「藤本さんが喜んでくれて嬉しいです-------」



あ～あ。
どう聞いてもこれってサヨナラフラグ。
なのに清和くんってば（＞＜）



そして次の日･･･。

千歳に挨拶する小鳩。
清和くんは病院に行っていないようです。



もしコンペイトウが集まらなかったら？

「お前は-----------！！」

それを分かった上で、小鳩はいおりょぎさんに「はい」と答えたのだ。



そして小鳩はさびしい笑顔でアパートを後にするのだった･･･。


清和くんはまだ帰って来ない。
さよならの言葉も言えなかった小鳩。



「ただ傍にいてあげる事。
これってすごい事」


そして小鳩は最初の公園でうさぎさんの遣いを待つ。

うさぎさんに差し出したコンペイトウの詰まったビン。
でもそれは一杯ではない。

それは小鳩の願いが叶えられないという事。

だから、小鳩は選んだのだ。
自分の道を･･･。


そして、帽子を取ろうとした小鳩。

いおりょぎさんは必死に願う。

「やめてくれ！！こいつを消すなんて事！！」


だがその時、公園に清和くんが！！

「どこへ行くつもりだ！！」

「･･･分かりません」

何故何も言わずいなくなるんだ。
それを責める清和くん。

「契約だからだよ」

いおりょぎさんがついに清和くんに声をかけたっ！！


そして、小鳩は帽子を取ったのだ！！

小鳩の頭の上に光る小さな王冠。


なんと小鳩は既に死んでいるというのだ！！


どっかの人と契約して、一度だけ転生させてもらったのだという。

それが契約。

だが、小鳩はその途中で、「願い」を変えてしまったのだ！！


「残された時間、お前といる事を選んだんだ」


「藤本さんの傍にいられてとても幸せでした。
藤本さんはあたしの大切な人です。
これまでもこれからも、ずっと！！」

「行くな！！」


清和くんの想いが大きなコンペイトウを生む。
ビンに一杯になったコンペイトウ。


だが･･･「行きいところへ行く」

その契約は変わらないのだ！！
いや、変えられないのだ！！


「頼む！！小鳩をこの世界へ転生してやってくれ！！」

いおりょぎさんの必死の願いもうさぎさんは首を振るだけ。


「さようなら-------------」

最後は笑顔でお別れを･･･と思っていたけれど、やはり無理だったよう。

泣き笑いの表情を浮かべる小鳩を捕まえようとのばした清和くんの腕。

だが、小鳩は花弁のように消えてしまうのだった･･･。


空には大きな満月が--------------。



残された清和くんや、街のみんなの中から小鳩の存在が、想い出が消えて行く。


あぁ、切ない（＞＜）


そして次の朝。

目を覚ました清和くん。

でも隣の部屋が誰もいない事を不思議に思ってしまう。


大学に行っても弁護士になる勉強に身が入らない。

よもぎ保育園がなくなって３カ月。
でも･･･清和くんの心に何かが引っ掛かるのだ。


保育園の子供たちに囲まれた記憶の中、誰かがいないのだ。


保育園跡には何か建物が建築される。


そこにいたのは清花先生と子供たち。

保育園がやはり気になるよう。

清花は沖浦が今度は全力で助けてくれてるそうで、また保育園を開くと言い出す。


「落ち着いたら、またみんなで遠足に行きましょう」

喜ぶ子供たち。
だが･･･。

「みんなで･･･」

そのみんなの中に誰かが足りないのだ！！




雨が降り、濡れた洗濯物を取りこんだ清和くん。

その時、服の中からコンペイトウの欠片が！！


そして、すべてを思い出した清和くん。

だが、自分以外誰も小鳩の存在を覚えていないのだ！！


何故？
そこでたどり着いたのは･･･琥珀の家。


琥珀は全てを話し出す。


小鳩がとある事情で人間界とは別の場所で命を落した事。

そこで、好きな人の傍に蘇る事。
４つの季節だけ巡る事を許されたというのだ。



秀一郎と何度も再会するたび、心惹かれる。
琥珀もまた小鳩と同じ想いをしている存在なのだ。




そして月日は流れ４年。

清和くんは立派な弁護士になったようです。


今度受けた仕事は、遺産相続に関しての相談。

土地だけが曖昧になっている相続権の件で、まずはその物件を見に行く清和くん。


そこにあったピアノ。
清和くんは窓を開け、そのピアノを弾いてみる事に。


小鳩の歌っていた曲を奏で、小鳩との思い出を思い出す清和くん。

そして別れも･･･。



だがその時、なんと小鳩の歌声が！！


「たとえ、前世の記憶を失ったとしても･･･！！」

琥珀の言葉を思い出した清和くん。

そこには･･･小鳩そっくりの少女が！！


「はじめまして」

笑顔で挨拶を交わすふたり。
やはり小鳩の記憶は残っていないようです。


今の曲を知っているという少女。

清和くんもまた同じ想いでいるよう。

「昔大切な人が歌っていた歌で･･･」

その人を探しているという。

「見つかるといいですね」


そして、清和くんは相続の話をし、最後にもうひとつと、手を差し出す。

「これもあなたに返さないと」

そう言って渡したのはコンペイトウ。

そして清和くんは、その少女にお願いする。

「もう一度、あの歌を歌ってくれませんか」


少女はその歌を歌いながら外の桜に手を伸ばす。


その時、何かがよみがえる。
記憶の片隅。

覚えていたその人。

小鳩の涙がコンペイトウに落ち、大きな光を放つ！！


私の行きたい場所。
一番傍に居たい人。

もし、もう一度会えるのなら、笑顔を見せるつもりだった。

涙を浮かべたその表情。
いつもの小鳩の顔。


「何年も待たせやがって。大遅刻だな」

「藤本さん！！」


駆け寄った清和くんの胸の中。


どうやら今でもいおりょぎさんは人間界で小鳩の事を見守っていたよう。
でも、これでようやくお役御免ですかね♪

「俺様１００点♪」



沖浦まで保育園手伝ってんじゃん♪

堂元くんは医者？

子供たちもみんな大きくなってる～♪




そして戻って来た小鳩。
その存在。

みんなとの想い出の写真にも小鳩の姿が-------------！！




つまり、最初から小鳩が行きたい場所、傍に居たい人っていうのが清和くんだったって事でＯＫ。

それが天使の琥珀も人間の秀一郎さんだったと。
こちらは生きる時間が違うだろうからね。

何度辛い別れを繰り返しても、傍にいたい。


今までも、これからもずっと大切な人-------！！




最後が若干分かりにくい感じはありましたが、それでも切ない別れと再会で、最後は清和くんがデレになってくれたのでよしっ！！

欲を言えば、もう少し清和くんが小鳩に心を開く過程をしっかり見せてほしかったなぁ。

居なくなって初めて気づくって感じだったので、それまでに清和くん側の心境をもう少し見せてくれてたら最後ももっと感動的になっただろうに。


でもやっぱＣＬＡＭＰらしい作品でした。
ちゃんと涙も感動もあり、最後は大円満に終わるって所。


後半になって少しずつ清和くんとの接点が増えて行ってからどんどん面白くなってきました。

音楽もよかったし、何よりワンダーランド的に他作品のゲストも豊富でしたし♪


まぁじゃぁいおりょぎさんたちは何者だったんだ？とかって疑問は残りますが、そこはもうファンタジーって事で（＾＾）


もこなの正体を聞いてはいけないのと同じ感覚なんだろうね（＾＾）


絵もキレイだったし、何せ小鳩が可愛かった。

来週から地上波が始まるので、今度は保存用に視聴したいと思います♪


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