命の時間-----------。
キャストと題材で見たくなったドラマ。
登場人物も、関係も到ってシンプルで、狭い世界で、いかにこの重いテーマとお話を展開してくれるのか。
治療法も特効薬もない不治の病を脳に抱えた美丘。
その残された時間、どう生きるか?
常に死を意識させられ、皆が軽く口にする
「死にたい」という言葉に過剰に反応する態度を取ってしまう。
美丘の闇。
最期の時間まで自由に行きたいと願う心。
でも、恋をしても、別れは必ずやってくるから、本気の恋はしない。
出来ない----------。
家族の苦悩。
母親の佳織は特に辛い立場。
真矢さん、またも母親役熱演ですね♪
父が寺脇さん、美丘の主治医に谷原さんって。
ものっそ豪華♪
そして、屋上で、今にも飛びおりそうな美丘と出会った太一。
本当は高所恐怖症なのに、美丘が見ている世界と、同じ視線にしなきゃと思い、柵を越え、彼女の元へ。
次の再会は、大学で女子に嫌われそうな態度を取る美丘。
それでも、誰も本気にしない美丘。
そんな美丘が気になって仕方ない太一。
そして、大学の仲間たちも彼女に興味を持っているよう。
だが、美丘は検査で学校を休まなければならないような状況。
主治医である高梨に尋ねる美丘。
「先生、あたし、あとどれ位生きられますか?」
半年前に突然発症した病。
今は薬で進行を抑えているけれど、いずれ美丘の身体は動かなくなる。
そうなった後、3カ月から半年----------。
自分にはもう結婚も、子供も夢見る事は出来ない・・・。
笑ってそう話す美丘が切ない。
検査の後、子供たちとバスケをして楽しむ美丘を見つけた太一たち。
そこで笠木は軽く、太一の彼女候補である麻理の誕生日会を今からやるから来ないかと誘う。
来るはずがないと誰もが思ったけれど、
「行こうかな」と言い出す美丘。
だがそこで、直美の彼氏と偶然遭遇。
どうやら彼は二股をかけていて、直美とは遊びだというのだ!!
最低男に振られて
「死にたい」と泣きだす直美に
「バカじゃない」と言って店を飛び出す美丘。
若くて綺麗な内に死にたいとか、ふられたから死にたいとか。
しわくちゃになって死ぬ方がかっこいい!!
美丘だから言える言葉。
言って欲しくない
「死ぬ」って言葉。
・・・健常者に言わせすぎな感じはしましたが・・・(^^;)
最低な奴がのうのうと生きているのがむかつく!!
そういって直美の彼氏に食ってかかる美丘。
助けようとして男に殴られる太一。
だが、警察が出てきて、思わず美丘の手を取り、走り出す太一。
すっきりした所で、太一に何故あの時フェンスを乗り越えてきたか尋ねる美丘。
「見える景色が違う」
見える世界が違う-----。
だから、柵を越えてよかったと言う太一。
その言葉に満足した美丘は、突然靴を脱ぎ、噴水の中へ入り込んでしまったのだ!!
太一に水をかけ、大はしゃぎする美丘。
生きてるって感じがする。
美丘にはそれが一番の体感すべき事。
母は涙し、娘を想う。
柵を越えてくれた太一となら・・・最期の恋が出来る。
美丘に残された時間は、後どれくらい・・・?
涙・・・な展開になる事は必至。
ま、若干狙いすぎな演出もありますけど・・・。
その中で、いかに明るく、いかに一生懸命その残された時間を過ごすか?
恋空のような感じになるのかなぁ?
キャストも豪華だし、何せ吉高さんに期待♪
体当たり的な自由な感じがすごく好感持てる。
まぁ、事情を知らなければ、こんな子は女子には完全に嫌われる対象なんでしょうけど・・・太一との恋の行方も見守りたいと思います!!
土曜、ドラマは今期も当たりかな♪
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