起き上がりの存在。
屍鬼の事---------。
兼正に建ったあの屋敷のせいで、これからもっと良くない事が起こる。
そう断言する祈祷師・郁美。
彼女を頼ってきた村人。
だが、郁美は仕方ないと言いつつお札を出す。
「1枚3000円だよ」
って金取るんかいなっ(><)
しかも高いって!!
でも、
どうやら郁美は起き上がりの存在に気付いたよう。
自分がこの村を救う。
そう決めたようですが・・・。
当然村人は全く相手にしない。
節子も亡くなってしまい、尾崎医院では今度は事務の男の子が怖がって村を出て行くと言いだしてしまう。
律子はいつもと様子が違う敏夫が気になるも、今は何もできないよう。
彼女もまた起き上がりを見たひとりであるわけだし。
だがその頃、尾崎の家では・・・恭子が義母に、村にあった唯一のコンビニがつぶれ、
そこに兼正がクリニックを建てる計画があるという話を聞いたと言うのだ。
当然驚きを隠せない義母。
彼女には尾崎医院こそこの街のステイタスシンボルと思ってるだろうからね。
それを奪われる可能性のある兼正の介入。
ほうっておけるわけない。
でもそのニュースソース。
なんと辰巳!!
そっか、以前恭子に近づいてきたのはこの事を伝えるためだったんだね。
でも、辰巳が絡んでるだけにきっと恭子も利用されるんだろうなぁ。
これはまた面白い(?)事になりそうだ。
村では流石にこの状況を
「伝染病」ではないかと噂が広まっているよう。
急に引っ越して行く住人達。
おかしな村の状況。
そこで敏夫の知人たちは彼にこの事態の説明を求めるも・・・。
何故か敏夫は起き上がりの事を言わずに、伝染病でもないと曖昧な事だけ言うのだ。
ただ一言。
「もしも俺の家族が死んだら・・・火葬にするね」
それで何かを察した者もいるかもしれない。
そして敏夫は墓を掘り返す事に。
室井はそれを見越して墓場で待っていたよう。
節子を埋葬した場所を掘り返す敏夫。
掘り返してどうするのか?
起き上がるかどうか確かめると言う敏夫。
そして、もし起き上がれば、村の奴らに知らしめて、とことん研究をしてやると言い出したのだ!!
・・・ここまで来るともう病的かもしれない。
敏夫もまた医者という、父のしがらみにとりつかれたひとりだから・・・。
そんな親友の事も分かった上で、室井はいっそ落ち着き払って言う。
生前と変わりない彼らの外見。
確かにゾンビ風なら誰が見ても死者だと納得するだろうし、攻撃もしやすいだろう。
「確かに起き上がりは人を襲う。
でも、殺人者だからと言って、僕らが勝手に手を下していいのだろうか」
・・・これは寺の者の考えなんだろうなぁ。
室井は死者を憐れんでるのか・・・。
この考えだとこのまま犠牲者を増やすのを見過ごすだけではないのか?
でも、起き上がりを裁く法などないのだ。
「お前は村が死に絶えてもいいのか!!」
敏夫の言葉に動揺を隠せない室井。
教会で落ち込む室井の前に現れた沙子。
彼女は無邪気に今室井はどんな小説を書いているのかと尋ねる。
荒野をさ迷う男の話。
弟殺しで街を追放された男は荒野へ。
だが、死んだ弟は屍鬼となってその後を追っているというのだ。
屍鬼。
それはゾンビではなく、肉体と精神を持った死体。
起き上がりの事をそう名付けた室井。
タイトルの由来はここから来てるんだね。
でも、屍鬼は人間とは違う異質な存在。
その名称を気に入ったと笑う沙子。
だが室井は問う。
「君はアベルなのかい。
僕は、君が屍鬼だと思う-----------」
その時、室井の背後で、
今にもその首に噛みつこうとしている沙子の姿が!!
この子も起き上がりだったのかよっ(><)
だが、室井の言葉に牙を隠した沙子。
「本当に室井さんはロマンチストだわ」
そう言い残し、沙子は教会を後にするのだった・・・。
・・・彼女は室井を仲間にしたいのか?
でも小説のファンだというのは間違いないようだし、会話を楽しんでるもんね。
彼女の正体を分かった上で室井はこの逢瀬を続けてるのかもしれない。
不思議な少女との対話。
それが室井の救いになっているのかもしれない・・・。
一方、起き上がりを村人に忠告する郁美。
これは兼正の仕業だと言いまわり、村は滅びると宣言したのだ!!
そして節子が亡くなった事で、安森家は起き上がりに魅入られたと言うのだ。
・・・こんな事言われたらだまってられないよなぁ。
でも、それが正しいかもしれないと村人は思い出したよう。
すべての元凶は兼正がここにきてから起こった事だから。
そして郁美は敏夫にも起き上がりの事がわかっているのではないかと詰め寄ったのだ!!
彼が何もできないなら、自分がこの村を救うと宣言。
そして兼正の屋敷に乗り込んだ郁美。
扉が開いたその時・・・そこに立っていたのは、桐敷 正志郎!!
ガクトさまキタぁぁぁぁぁ(>▽<)
こりゃ神々しいわぁ♪
マント着てまさにスターって感じのいでたち。
昼間に大勢の人で押し掛けるのがこの村の流儀なのかと。
「桐敷 正志郎、あ・き・れ・た!!」
わはは!!
なんだこの言い方。
まさにどこぞの赤い悪魔の
「DEATH★」と同じ効果が出てきそうな言い方だったよ。
だがそれでも敏夫はここで起き上がりの真実を確認するつもりはなかったよう。
ひとまず様子見と言うところか。
正志郎の妻と娘は難病だと言う事で、ここには来られないが、窓の近くにおり、その姿は確認出来る。
なので、郁美が勝手に騒いでいるだけだという事でここは収めようとする敏夫。
そこで起き上がりでなく人間だと確認させてほしいと申し出ると敏夫。
そうすれば郁美も納得するだろうと言うのだ。
そこで脈をとる敏夫。
体温もあり、脈も取れる。
彼は人間なのだ!!
・・・彼は起き上がりじゃないんだ
じゃぁなんで辰巳を使用人にしたりしてるの?
どうみても怪しいのは確か。
でも、これで村人はもう郁美の事は信用できないだろう。
追い詰められた郁美。
だがその時、安森の家の者が駆けこんできたのだ!!
郁美の言った通り起き上がりに襲われていると泣きながら訴えてきた為、郁美は駆けだす。
その後を心配そうに見ていた郁美の娘は・・・安森の者の口元がにやりと形を作ったのを見てしまうのだった-----------。
あらら。
郁美さん、次のターゲットにされちゃったか(><)
まぁあれだけ派手に騒がれたら仕方ないか。
おあつらえ向きに村人からはつまはじきにされてるから、誰も同情しないだろうし・・・。
しっかし、
前回の徹に噛まれた夏野はどうなったんだ!!?
と思ってず~~~っとドキドキしながら今回見てたら、敏夫と室井側の話で終わっちゃったじゃん(><)
次回に持ち越し~!!って3週も休みが入るし。
でも、
EDの次回予告で全部持ってかれた感じじゃんね(^^;)
夏野の事、透が吸血行為に苦しんでいる事。
敏夫の妻も起き上がりになっちゃって、今回宣言した通り研究しまくってる事。
しかもやりたい放題って感じ。
マッドサイエンティストになってるよ、敏夫っ!!(><)
違う意味次回がめちゃ怖い。
でも楽しみでもあるんだなぁ。
あぁ。
早く見たいってばよ~~!!
3週は長い~~!!
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屍鬼1~7巻セット漫画:藤崎竜/原作:小野不由美
屍鬼 ビジュアルワークス
第1話~