俺の人生そこそこだった----------。
タイトルが奇抜だし、ニノだし、楽しみにしてました!!
新卒で中堅の部品会社に入社した武誠治。
でも、研修は変で、上司は横暴。
嫌な事は嫌だと言えない日々。
そんな毎日に耐えられなくなり、
ついに会社を辞めてしまった誠治。
そこそこな人生だと思っていた人生の始めての挫折。
でも、次の就職先はすぐ見つかるとタカを括っていた誠治。
堅実に働いて来た父は、当然怒って現実を切々と話すも、誠治は鬱陶しいと聞く耳を持たない。
あ~分かる!!
私の場合就職じゃなくて結婚なんだけどさ。
分かってる事をくどくど言われるとムカツクし、反発しちゃうんだよなぁ。
同じ行動取るわ~って、ものすごい共感しながら見ちゃったわ(^^;)
就職活動をしながらバイトを続ける誠治。
でも、バイトですら長続きしないようで、あっという間に1年のフリーター生活が続いたけど、もちろん就職先など見つからず、(←そりゃ3カ月で辞めたら誰も雇わないわ堪え症のない甘ちゃんだって誰で見思うでしょ)
更にバイト先ですらちょっと人間関係が悪くなっただけで辞めてしまい、転々としているよう。
ハローワークに通う毎日。
「納得のいく就職先を探したい。
僕の能力を発揮できる会社に巡り合えていないだけ」
そうそう。
就職が決まらない子はみんなそう言うんだよね。
少し条件を下げたら枠も広がるはずなのに・・・それすら
小さなプライドが邪魔をする。
いまどきの子って特に自分を過大評価しちゃう傾向にあるしね。
そのせいでずっと就職できないし、いざ望みの職種があって、試験を受けてみても、他の受験者に比べて全然ついて行けない。
何が何でもと思う受験者に比べてやる気が違うわな。
バイトしちゃうと適当に収入が入るから余計にそう思っちゃうんだろうし。
バイト先では最初の会社で同期だった奴と遭遇。
気まずい空気が流れて会話も途切れがち。
辞めて正解だよと言いつつ、
今も仕事を続ける彼はいわゆる勝ち組。
会社に振るいにかけられた誠治は、
振り落とされてしまった負け組。
そして、バイトですら辞めてしまった誠治。
完全な引きこもり状態に。
毎日ゲームやって、自堕落な生活を続けていた誠治ですが・・・。
ある日、結婚した姉の家に電話がかかる。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
何度もそう言い続けていた留守電。
姉の亜矢子は何かおかしいと、慌てて自宅へ戻ってくる。
誠治はゲームに夢中で、お腹がすいたとリビングに降りると・・・。
暗闇の中で、ずっと「ごめんなさい、ごめんなさい、今日も死ねませんでした」と繰り返している母の姿が!!
あまりに尋常ではない姿に、動揺を隠せない家族。
ずっと専業主婦で家の事を任され、父には誠治のしつけについて責められ、誠治からは何もきかないでほしいと会話自体を拒否され・・・逃げ場を失ったストレスが体に来てしまったよう。
診断の結果、うつ病と判定された母。
自分が母を追い詰めたのか。
ぐうたらしている誠治のせいだと、薬を飲めば治ると聞いた
父は、ここにきても家族より仕事を優先。
放っておけなくなった亜矢子は毎日家を訪ね、隣人から変な目で見られる事に。
父に責められた勢いで、
情報誌から選んだ土建屋のバイト。
面接では履歴書も見ないで明日から来いと採用。
今まで考えなかったような職種。
採用されたものの、やる気を感じない誠治の態度。
朝のラジオ体操もいい加減にしていたところを、社長に注意されてしまう。
「怒られたからやるんじゃない。
お前自身の為にやるんだよ」
あぁ。
胸に響く言葉だ。
それを身を持って知ったのは、仕事が始まってから。
力仕事をするには身体を守らなければならないのだ。
そこで逢ったのは、真奈美という女性。
彼女は好きでここで仕事をしているという。
そんな彼女にも、チャチなプライドを守ろうとして誠治は色々いい訳をする。
時給がいいだとか、自分はこんな所で働くような奴じゃないだとか・・・。
彼女には全てを見抜かれてしまった誠治。
「誰にいい訳してんの」
そして、仕事を始めた事で、
25年間生きてきて、ようやく母の愛情を理解した誠治。
「いつからでも再スタートできるわ」
そう言ってくれた母の言葉を思い出した誠治。
少しだけ前向きに生きる一歩を決めるのだった-------。
やっぱニノは上手いなぁ。
で、家族が浅野さんに竹中さんでしょ。
こりゃ最強の演技者ばっかだわ。
すごいなぁ。
心情が分かりやすい態度とか、台詞もいいし。
みなさんそれに演技力があるってことなんだろうなぁ。
やっぱニノの演技は好き。
どんな役もちゃんと自分のものにしちゃうんだもんなぁ。
フリーター設定ってどうよとか思ったけど、ちゃんと今時の子に見えるもんね。
カラオケで歌を聞けたラッキーもありましたし(^^)
さて、母のストレスはどうやら家族だけじゃないようで。
やさしい顔をしながら嫌がらせをしている隣人主婦の存在もなんだか色々引っ掛かってるようで。
うつ病を抱えた母。
意思の疎通を図れない亭主関白の父。
医者の家に嫁いで、継母との関係がうまくいかない姉。
就職先も決まらず、やっと決まったバイトもいい加減な働きしかできない誠治。
そんな男が一体どうやって家を買うのか?
そこに至るまでの過程も含めて、これからこの家族の抱える問題を見守っていきたい。
これは面白いというか、色々毎回考えさせられそうな題材だわ。
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