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カテゴリ:TVドラマ感想
ついにお受験当日---------。
まずは一言。 こんなにすっきりした最終回はないな。 すごい脚本だった。 最初にまず総括っぽくなっちゃうけど、オチまでよく出来たドラマでございました。 本当1クール楽しませてもらいました。 拍手!! 今までやってきたことがちゃんと出来るように。 そう両親も、子供も願って臨んだ受験。 だが・・・朝から海斗を連れて出てしまった空斗。 必死に探す利華子と圭。 そして、夕方、ようやく見つかったふたり。 何をしたか分かっているのか。 必死に訴える利華子に、空斗は言う。 「ママが健太くんの願書を破いたりするからだろ!! 僕は知ってるんだ。 ママが卑怯だってこと」 息子にそういわれてしまい、激しく落ち込む利華子。 自分に出来ることはと尋ねる圭に、私が何とかするとキツク返してしまう利華子。 何か父としてしたい。 協力しようとしているのに・・・それを受け入れない利華子。 意地はりまくってるよなぁ。 圭も別れたくはなさそうなのに・・・素直になってほしいよなぁ。 そして、ドキドキの合格発表。 ネットで合否確認。 エンターキーを押す瞬間のママたちの緊張がすごく伝わってきたよ~(><) 爽は合格!! 合格のお祝いにどこかへ行こうと言うちひろに、父と母と一緒ならどこでもいいという爽。 本当いい子だなぁ♪ 健太はもちろん合格!! だが・・・彩香は------補欠3番。 これは微妙だなぁ。 ・・・どうやら海斗は空斗と同じ学校へ行きたかったよう。 それもあって、受験を受けたくなかったってのが本音かもしれないね。 利華子に降りかかる災難。 受験と離婚問題もあるのに、今度は仕事で発注業務をしていた子が発注ミスをして、品物が届かないヘマをやらかしたのだ。 しかも合わせる顔がないからメールで一言やめますって。 どんだけ無責任だよ~(><) これだから今の子はっ!! 必死に手配先を探すも、空回りばかり。 その理不尽な怒りは・・・侑子へ-----!! 受験結果を彩香に伝えるレイナ。 残念な結果と聞かされた彩香は、泣き出して「ごめんなさい」と謝りだしたのだ。 だが、レイナはもう彩香を叱ることはしない。 ごめんなさいは悪いことをしたときに言う言葉。 彩香は何も悪いことはしていない。 それに、お受験のためにどれだけ頑張ったかレイナはちゃんと知ってるからと彩香を抱きしめて言い聞かせる。 「頑張ったことは絶対なくならない」 彩香はそれに頷きながら、レイナに抱きつくのだった・・・。 うん。 この親子ももう大丈夫だね。 受験で受かることが全てではないんだ。 そのための努力をしたことが大切。 だが・・・事件は起こる。 なんと、今度は利華子が健太の受験の辞退を、勝手に明峰学園に入れてしまっていたのだ!! 受験番号を教えてもらった海斗が空斗の誕生日と同じだと言っていたのを聞いてしまった利華子が、合格を妬み、ついにそんなことまでしてしまったよう。 「友達だって思ってた」 流石にこの事態に黙っていられなくなった侑子は利華子を問い詰める。 何か怒らせるようなことをしたのか? だが、利華子は答える。 「・・・してないんじゃない?」 歪んでるなぁ。 だが家に入る利華子を待っていたのは・・・。 「どうしてだよ!! 大好きなママでいてくれよ!!」 涙を流し叫ぶ空斗。 流石に子供の涙にはかなわないよなぁ。 ここはぐっときたなぁ。 利華子のどうしたらいいのか分からない表情がまたすごく印象的だった。 子供に対する負い目。 罪悪感。 悲しませてしまったこと。 一方安野家は・・・。 爽の受験も終わったし、後はちひろが気になるのは、あのバスでの英孝の事。 何故あんなことをしたのか? なるほど。 あの女子高生は、同じように気に入らない教師を陥れようとしていたのか。 だからいわれのないセクハラ行為をでっち上げられたあの日、怒りが抑えられなかった英孝。 で、それをたまたまちひろに目撃されてしまったってわけか。 このエピもね、最後によく拾ってくれたと思ったんだ。 だって、前回の感想で、英孝が冤罪なら、要らなかったシーンじゃないのって書いたんだよね。 でも、それをちゃんと納得できる形で回収してくれたんだもんな。 まさにすとんと落ちた感じでしたわ。 結果、名古屋へ転勤が決まったため、離婚届を出されたちひろ。 そして、名古屋へ旅立つ日、英孝はこれが最後と、我が家を見上げる。 すると、爽とちひろが飛び出してきたのだ!! そして、ちひろは言う。 「待ってるから」 「いってらっしゃい」 そう言って笑顔で英孝を送り出すちひろと爽。 「行ってきます」 ようやく笑顔で英孝もそういえるのだった--------。 くっそ~(><) 泣けたぁぁぁ!! ここはやっぱもう涙だったわ。 うれし涙を堪えてる英孝と、涙まじりの笑顔のちひろがさぁ。 あぁ、この家族は本当に大きなものを乗り越えたんだなぁと思えて。 心の底からこの家族はよかったと思えたよ。 そして誰もが、制裁を!! と祈った進藤家。 仕事が長引いて、帰宅が遅れた真央。 やはり家にはすでに陸が戻ってきていたよう。 だが・・・キッチンに落ちていたポット。 ばら撒かれたお湯。 真っ青な顔をして病院へ走る真央。 包帯を巻かれた羅羅を見て、何度も「ごめんね」と謝り続ける真央。 家に戻った真央は、仕方ないと言って逆ギレ。 だが、ついに陸が怒りを爆発させる。 「現実見ろよ!! そこまでして、何守りてぇんだよ!!」 何故間違ったことに気づかないのか? その一撃で、流石に真央も目を覚ましたよう。 更に、羅羅は入院してよかったと笑うのだ。 「ママが一緒にいてくれるから」 その笑顔に、何が大切か気づかされた真央。 無邪気な笑顔を向けられる。 最近笑った顔を見てなかっただろう。 それだけ寂しい想いをさせていたということ。 本宮家では・・・。 彩香の件がひとまず落ち着き、レイナは自分から結城の事を何も聞かないのかと功治に尋ねる。 だが、功治は言う。 くそマジメなレイナがそんなことできるわけない。 だから、もしそうさせてしまったのなら、自分のせいだと・・・。 もっとちゃんと話し合わなければならない。 「なんとかなるだろう」 そんなところが好きだと思い出したレイナはふたりで抱き合って涙を流すのだった・・・。 この家族ももう一安心ってところですね(^^) そして・・・真央たちはどうやら実家へ戻ることになったよう。 羅羅を見送ろうと集まった子供たち。 それに同行したママたち。 「すみませんでした」 真央はみんなの前で頭を深く下げたのだ。 これからは大切な家族と、しあわせになるために努力するという真央。 それに笑顔を見せる侑子。 侑子の言葉、ちゃんと伝わってたね。 羅羅は最後に健太に手を差し出す。 忘れないでねと言う羅羅と、今度はしっかり握手を交わす健太。 ・・・これもね、すごいうまい演出だと思ったんだわ。 子供心に、羅羅もあの握手で健太を陥れたことに罪悪感を持っていただろう。 いくら健太が許してくれても、やっぱり傷は残る。 でも、それをこの握手で全ていい思い出に変えてしまったんだもんなぁ。 すごいわ。 子供たちが居なければ、友達になることもなかっただろう。 不思議な出会い。 じゃぁ、また。 そう言って別れるママたち。 残されたのは・・・侑子と利華子。 そして、ごめんなさいと謝罪する利華子。 「嫉妬したから」 仕事も夫との関係も、言いたいことをちゃんと言えることも。 いつの間にか自分は誰にも何も本音をいえなくなってしまったと告白する利華子。 「寂しいね」 侑子の言葉を認める利華子。 「でも、利華子さんには空斗くんと海斗くんがいるよ」 それに頷いて号泣する利華子だった・・・。 利華子と圭はやっぱり別れたのかなぁ。 でも、また利華子が素直になればやり直せる気がする。 子供たちのためにも、そうなってほしいと思う。 ここへ越して来ていろいろあった。 「親も子供に育てられてるんだよね」 拓水も無事再就職先が決まったようだし、この家族も前に進める。 そして、東郷はお受験の心得をママたちに説明。 「お子さんを守るのは、お母さん、あなた方です」 明峰で久しぶりにちひろと再会する侑子。 どうやら近々保護者会があるよう。 また、新しい出会いが待っている-----。 「ようこそ、新しいママ友の世界へ-------」 怖えぇぇぇぇぇ(><) 最後のとどめは東郷・夏木さんっすか!! いやぁ、雷演出といい、これは見せてくれるラストでしたわ。 和気藹々と侑子とちひろがお茶をしようと言ってるだけに、余計にこの地獄絵巻っぽい演出に笑ったし、やられた。 いやぁ、実にうまい演出が光った最終回でしたなぁ。 本当に全部キレイにまとまって(^^) 泣けたし、気分はすっきり。 ものすごい反響あったドラマですし、これはどこでもきっとありえる話なんだろう。 些細なことですれ違う心。 言葉って怖い。 あ、でもおせっかいはほどほどにってことで。 色々勉強もさせられたドラマでした。 いやぁ、でも本当楽しかった~♪ アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第10話 楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。 <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/fe4eb2f810a3b1fd0798aedb9d9b27d8/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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