お慕い申しております------------!!
今期最高のドラマの最終回。
本当に熱のこもった丁寧な作りで最後まで見せてくれたなぁと言う感じで、今このラストを迎えて、なんとも言えない達成感と、虚脱感に脱力中です(^^)
今回は2時間もので、話自体が長いので、やりたくなかったけれど、文字制限に引っかかったので、2部構成です。
お付き合いいただける方は最後までよろしくお願いいたします。
ひたすら文章が続きますが、それは私がこの作品に対して感じた思いの丈なので、ご了承くださいませ。
前回は涙が止まらなかった龍馬たちの生き様。
今回は時空を超えて伝わる思いと、その再会と仕掛けのうまさに、「なるほど」と何度も思わされ、感動より「こうきたか」という感心の方が強かったかもしれない。
未来という、原作では登場しないこの役を、こうもうまく、そして感動的に組み込んでくれた脚本家にまず拍手!!
ありがとうの嵐です。
それでも一度寝たことで、ようやくこの作品の全体を落ち着いて思い出すことが出来、感動の揺り返しが来てます。
己の道を信じ、一生懸命生きた人々。
彼らがいたから今の時代がある。
あの時代にいたことはなかったことにされてしまったけれど、きっとあの龍馬は、そして咲は覚えているはず。
南方仁という存在を・・・。
仁を救うには、もはや現世に戻るしかない---------。
一方、恭太郎に留学話が上がる。
勝がそれを推すと言い出すのだが、それを渋る恭太郎。
「前を向けよ」
もうすぐ江戸が終わる。
だが、龍馬は亡くなってしまった。
仁が江戸へ来た意味も分からないまま終わるのか。
だが、ここで仁が終わるとして、最後に自分に出来ることは何だろう。
江戸の人々を見て、それを考える仁だった------------。
でも、仁は手が震えてうまく茶碗も持てなくなってしまう。
それを茶碗が生きていると何もなかったように振舞う咲がいい子すぎる。
仁のガンを治すには、この時代にはない器具が必要になる。
だから、こればかりは仕方ないと笑う仁。
江戸の人たちは笑顔がうまい。
だから、それを習って笑顔でいようとする仁。
そして、仁は、自らの身体を標本にし、皆の知識に変えて欲しいと言い出したのだ!!
「私の死を、皆さんの手でできるだけ意味のあるものにしてほしいんです」
それに笑顔で「はい」と答えたのは・・・咲。
そこで、腫瘍ですら、役立てたいと、仁は仁友堂の皆に脳に関する知識を教えることに。
一方、恭太郎は覚悟を決め、最後まで徳川の家臣として生きる道を選ぶ。
徳川と彰義隊の戦争が始まる。
恭太郎はやはり、自分のせいで龍馬を死に追いやったことを悔いているよう。
だから、最後に恭太郎が選んだ道は、己が唯一誇れる忠義心のみ。
その覚悟を知り、咲まで行かないでくれと、必死に止める栄。
必ず兄と戻る。
その時は、一緒に門をくぐると母と約束し、兄の元へ向かうのだった・・・。
戦場で、ようやく恭太郎を見つけた咲。
だが、佐分利の静止の言葉も聴かずに飛び出したその時、咲は流れ弾に当たり、倒れてしまうのだった---------。
兄の気持ちも考えず、自分の事ばかり考えてきた。
だから、これからは恩返しがしたい。
戻ってきてくれと咲に言われ、佐分利もまた、仁に助けられた命だから、仁に断ってから死ぬのが筋ではないのかと責めるのだ。
そこへ、仁が野戦治療所を開いたとの知らせが入り、咲はそちらへ運ぶことに。
そこでは医者も患者も関係ない。
多紀まで登場!!
そう、医者は医学に通ずるもの。
官軍も彰義隊も関係ないのだ。
そこへ恭太郎に背負われ、運ばれてきた咲。
足手まといになりたくないと、己で治療をすると言い出すのだが・・・。
仁は咲の手術をすることは出来ない。
もう、手が震えてメスを持つことが出来ないのだ。
佐分利が執刀を変わるけど、麻酔もない状態での手術。
痛みは相当だろう。
それでも咲は言う。
「先生のお心に比べれば」
もうこの言葉だけで涙だった。
大切な人を救えない。
歯がゆさに悔しがる仁に聞こえたのは・・・龍馬の声!!
「手が動かんかったら、口を動かせばえい」
現場へ戻って来た仁は、的確な指示を飛ばす。
蘭方と、本道の医者が手を取り合い、治療を行う。
「夢をみているようでございます」
咲の言葉に、恭太郎はようやく生きる道を考えるのだった・・・。
自分は恥さらしだという恭太郎に、仁は笑顔で言う。
「恭太郎さんが命がけで守ってきたのは徳川じゃない。
橘の家じゃないんですか?」
恭太郎の誇りは、徳川のために死ぬことではない。
今は、ここで水を運ぶことなのだ----------!!
それでも、助かっても戦いへ戻るものもいる。
それが彼らの志だから。
だが、それでも誰もやめようと言い出すものはいなかった。
それがそれが俺達医者の誇りだったから。
戦は終わり、官軍による残党狩りが始まった。
だが・・・咲の腕、どうにもおかしい。
緑色の膿が出ているよう。
そして・・・仁の病状も悪化の一途。
吐き気に襲われ、龍馬の幻聴まで聞こえてくる。
どうやら龍馬の声は仁の頭の中から聞こえてくるよう。
もう、どうしようもないのか?
「私はなんでこんなヤブなんでしょう」
一番助けたい人を助けられない。
苦悩する佐分利。
だが、仁は自分をヤブだと知った佐分利は、将来はすごい医者になると断言。
「佐分利先生は、大丈夫です」
だがその時、咲が倒れてしまったのだ!!
どうやら咲の腕、緑膿菌に犯され、敗血症ショックにならない状況になっているよう。
そこで山田は栄と恭太郎に一目会ってあげてほしいと言い出す。
だが、栄はそれを拒否。
「約束通り、己の足で帰ってきなさいと」伝えてほしいとだけ。
会いたい。
その気持ちは誰よりあるであろう栄。
だが、ここでもし自分が会いに行けば、咲が死ぬと思って、気力をなくすかもしれない。
だから、仁によろしくと、頭を下げる栄。
涙だった。
咲は夢を見る。
仁のためには現在へ戻った方がいいけど、でも消えてほしくないのも事実。
咲を抱きしめる仁。
だがその時、あの時、あの男が落としたのは、ホスミシンだったのではないのかと思い出した仁。
咲を絶対治す。
そして、仁は咲のために走り出す。
薬を求めて----------!!
出来るなら、あの日に戻りたい!!
そうすれば薬が手に入るかもしれない。
そう願った時、仁の頭に龍馬の声が!!
錦糸町公園で発見されたというあの男。
そこで、仁は公園のあった場所へ向かう。
途中、残党狩りの兵に襲われ、額を斬られてしまう仁。
「戻るぜよ!!先生」
そして・・・仁は必死に手を伸ばし、がけ下へと落ちて行くのだった・・・。
そこに残さされたのは小さな瓶。
恭太郎はそれを拾い、咲へ届けるのだった・・・。
続きを読む
アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪