◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

家族とは、親子とは------------?




ちょっと意外な方向へ進んできた今作。


双葉の行動がちょっとイラっとすることはあるけど、まさか･･･の展開で、先が読みにくくなってきたかも。


でも、今回は加害者側の家族のあり方を見せてくれたのね。

ちょっと駿輔の気持ち変わり方が早すぎるのが気になったけど、息子だし、家族だし。


そう思ってみてたら、なにやら別の事情が出てきた？



いやぁ、双葉の出生の真相はどうなんだろ？





少しだけ前に進んだ洋貴と響子の親子。


だが･･･ついにバレてしまった、双葉の存在。


流石に今、すべてを許すことは出来ないだろうだろうなぁ。


それに、双葉は昔、亜季の相手をしてくれた子だったから。




･･･でも、昔語りでしっかり、その時の状況を思い出させてくれるあたりがすごいね。
情景が目に浮かぶわ。

ぼそぼそっと話をしてるだけなんだけど、さすがですわ、大竹さん。




ようやく父の最期の話を聞くことが出来た響子。

父に手を合わせることが出来、最初のデートで言ってくれた「お疲れ様」の言葉を響子も返すことが出来たよう。





一方･･･双葉には何故父が息子を捨てたのかが理解できない。

本当は文哉を町で偶然見かけたという駿輔。


だが、残された家族の笑顔を守りたい。
その一心だったという駿輔は、息子に声もかけられずに戻ってきてしまったよう。


「分かんない。
ひどいと思う。親じゃないと思う」


･･･これは双葉が言ってはいけない言葉だと思うんだけどなぁ

家族の支えだけでどうにかなるものではないでしょ。
殺人犯を出した家族となんて、やっぱり関わりたくないだろう。

でも、生きていかなければならないんだから。




その後、洋貴の元へ赴く双葉。

そこで、お客さんがいないということで、ボートに乗り、釣りをすることに。



･･･ってかさぁ、洋貴も受け入れるの早すぎないか？

亜季の相手してくれた人だとか、悪い人じゃないのは分かるけど、そんなうち解けるような関係じゃないでしょ？


なるべくなら関わらない方向だよねぇ。

こういうところかドラマだって思っちゃう。



でも、双葉は逃げ出したくない。
だから、何故父が兄を探そうともしないのかが分からない。

「人って 逃げてばっかりいると命より先に 目が死ぬんだなって」




双葉を送ったその時。

偶然駿輔を目撃してしまった洋貴。


謝罪をしたいような駿輔に、開口一番胃問うたのは、何故亜季が殺されたのかという事。
それをどう思っているのか？

それに答えを持たない駿輔。

何故？


「あなた父親でしょう？」

思わずそう言ってしまう洋貴。



喫茶店で偶然過去を知る人物と出会ってしまい、謝罪しろと詰め寄られる駿輔。


昔、ここに住んでいたころの駿輔はかなり上から目線だったよう。
だからこそ、下に見られた人間は覚えているのだ。


これはまさに因果応報だよなぁ。


土下座して謝罪のポーズ取られても、洋貴にすれば今更な感じはするけど。

それより知りたいのは文哉のことだろうし、気持ちだろうから。



そこで、洋貴はなんでもないことのように駿輔に言う。


「文哉殺してもいいですか？」


父は少し抜けたところがあったけど、最後は覚悟していた。

そんな父を尊敬できたという洋貴。



文哉を捜す気がない駿輔に、親としての責任を果たして欲しいと言うことか。


洋貴は謝罪が欲しいわけではないのだ。


何故文哉は亜季を殺したのか？


その理由が知りたいだけなのだ。




そして･･･文哉を捜すと決めた駿輔。


えらく簡単に意思を変えたねぇ。


文哉を今の家に連れて帰って、家族みんなで暮らす。


だが、当然反対する隆美。


人を殺した。

「まともじゃないのよ！！」


そして、隆美は思わず言ってしまう。

「あの子はね 母さんが産んだ子供じゃないの」



だが、その言葉に引っかかった双葉は尋ねる。


「じゃぁ、私は？」

はっきりした答えを返してくれない母。


泣き崩れる母を見て、全てを悟った双葉。



･･･一体誰の子なのよ（＞＜）

だからこのことを知ってしまった文哉は双葉を殺そうとしたのか？
もしや、身内にまた殺人でも起こした人がいて、その子供だったとか･･･？




一方、あれから協力的な五月の機転で、ようやく文哉のことを知る人物と接触することが出来た洋貴。


だが･･･文哉を担当していた看護師は･･･今は行方不明なのだというのだ！！



えぇ？
これってまさか･･･。




一方、文哉に意味深に近づいてきた臼井。

どうやら訓練センターで彼女の元カレが一緒だったよう。

そいつが文哉のことをリークしてたようで。


意味深に音を立てる車の荷台に乗っていたスコップ。



･･･看護師まで殺してないだろうね？

そうなるともう文哉のことは誰も助けられないでしょう。



冤罪とかそういう感じもしないでもないけど･･･。

何せ文哉が何も語らないから、よくわからないよ、この人は。




臼井は早く去れって感じのキャラですし、五月が絡んできたのも気になるところ。

いや、彼女はもうええでしょ。
亜季の調書を取るための協力者ってだけで終わらせれば。




さぁて、ここから何が判明していくのか。

文哉を見つけることが出来るのか。


双葉の過去も含めて、次回の展開は気になるね。




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