話がある------------。
それぞれに呼び出されたふたり。
やはり最近の様子がおかしいということで、みんな心配しているよう。
思わず今の事情を打ち明けてしまいそうになるけど・・・。
どうせ言っても信じてはもらえないだろう。
そう思ったふたりは、やはりこのまま元に戻るまではお互いになりきろうという話に落ち着く。
回想を含めて今回はお互いの性格の再確認って感じですかね。
さて、今日の問題は、育児放棄の母親の事。
赤ちゃんの泣き声が響くというアパートの管理人から、その家の連帯保証人であるあゆみの元へ連絡が入る。
部屋に行くと・・・。
掃除されていない汚い部屋の中、なんと赤ちゃんが置き去りにされていたのだ!!
母親とは連絡が取れず、これは明らかに育児放棄。
そこで城田は児童相談所へ連絡すればいいとアドバイス。
児童所で赤ちゃんを保護したものの・・・。
母親の麻紀は慌てて児相へやってくるも、親の権利を振りかざし、ただ赤ん坊を返して欲しいと言い出したのだ!!
だが、どう見てもこの母親、反省してないし、育児をちゃんとするようには見えない。
そこで親権停止を申し出るかどうかの相談を始める児相のメンバー。
でも・・・所長は今回はなんだか口が重い。
感情的になるみんなの言葉に落ち着けというのだが・・・。
幸子の事。
ついに判明した過去。
幸子に対して虐待が耐えなかった彼女の母親を親権停止としたの過去がある所長。
それを知らされた幸子は、自分から母親を奪ったのは所長だと思い続けているというのだ。
母親はそのまま行方不明になってしまったという。
今、どこで何をしているのか・・・。
それは次回へ持ち越しの話になるよう。
今回は幸子と一緒に一緒に施設にいた男性も登場して、伏線張っていきましたからね。
どうやら麻紀の狙いは、遺産。
夫の親が資産家だったらしく、病死の夫と、その父が亡くなった今、全ての遺産は息子の修平に入り込んでくるというのだ。
だから、育児はしたくないけど、殺さない程度にお金が入ってくるまでは育てなければならないというのだ。
そんなことは許さないのが鯖島と城田。
特に今回はあゆみが関わっているから。
麻紀の面倒を見ていたあゆみ。
子供を生むと決めた彼女に、大変なことだと諭したのもあゆみ。
まぁ、旦那が亡くなったとかで大変だったんだろうけど・・・今はもう麻紀は子供を育てることが邪魔で仕方ない。
負担だと思っている時点で、アウトだよなぁ。
だが、あゆみは口には決して出さなかったけれど、鯖島と一緒になるときに、彼のために足手まといになりたくないと、子供は諦めたのだ。
その気持ちを聞かされた鯖島としては、やっぱり今回は放っておけない。
そして、麻紀を追い詰め、所長もまた決意を持って、親権停止を宣言する。
「遺産がもらえないなら、あんな子いらないわよ!!」
流石にこの言葉にはあゆみがキレた。
これは言ってはいけないよなぁ。
だから所長は宣言する。
「あなたが修平君を捨てるんじゃなくて、修平君があなたを捨てるのよ」
それでも、麻紀次第で、また修平と一緒に暮らせる日が来るかもしれないというのだ。
それは彼女が今後何を選択していくか・・・になるね。
そして、最後に鯖島はあゆみに修平を抱かせてやって欲しいと言い出す。
嬉しそうにその心を受け取るあゆみ。
今日はあゆみをやさしく抱きしめてやってほしい。
そう頭を下げる鯖島。
でも・・・本当はそれは自分がやってやりたいこと。
何故お前は俺で、俺はお前なんだ。
今回ほど自分の身体に戻りたいと思ったことはないだろう。
切ないまでの鯖島の想いが伝わった回でございました(^^)
あゆみの絡ませ方も素晴らしい。
そしてさらっと幸子の過去も絡めて、次回への伏線にしてしまうあたりがうまいよなぁ。
すごく流れがいいもん。
かなりいいテンポで、本人たちの気持ちもしっかり見せて。
本当この作品は脚本がうまいと思う。
次回は何が判明するかなぁ。
ようやく幸子回だし、楽しみにしてようっと♪
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