ブレイン・バーストの世界----------!!
1話目は好感触だった今作。
専門用語はアレですけど、今回ようやく見えた世界観に少し理解できた部分が増えた感じです(^^)
自分とは全く違う、すらりとした体系のデュエルアバターシルバー・クロウ登場!!
だが、春雪が驚いている間に話はどんどん進んで行き、突然アッシュローラからデュエルを仕掛けられてしまう。
でも・・・現状を理解したときにはすでに遅し。
「勝てるわけねぇぇぇぇぇ!!」
吹き飛ばされて終わり。
学校で、早速直リンクしての会話をラウンジで始めるふたり。
早速狩られたかと笑う黒雪姫。
やはりニューロリンカーの接続を切っておけと言ったのは、この戦いの説明をするためだったのね。
でも、これで逆に身を持って、
ブレインバーストプログラムが、現実を舞台にした遭遇戦の対戦格闘ゲームだと分かった春雪。
大きなため息の春雪。
こんな大掛かりな設定なのに、言ってしまえば格ゲー。
ありえないという春雪に、黒雪姫は優雅にお茶を飲んで告げる。
「バーストリンカーは、遊ぶために加速しているのではない。
加速し続けるために戦っている」
意味が分からない春雪に、バーストリンクを命じる黒雪姫。
そして、加速世界へ入ったふたり。
そこに追加されたプログラムの説明を受ける春雪。
ひとまず自分に対戦を申し込めという黒雪姫。
本当に戦うのではなく、タイムアップのドローにするからと言うので、それを受ける春雪は、シルバー・クロウに変身。
このひ弱そうなデュエルアバターは変更できないのか?
黒雪姫曰く、
ブレイン・バーストプログラムは、プレイヤーの深層心理を読み取るというのだ。
だが・・・それは
プレイヤーの理想像ではなく、劣等感なのだと-----------!!
なんと!!
つまりは自分と真逆な存在がアバターになるって事か。
分かりやすいのか、にくいのか。
だが、黒雪姫は理由があり、今は本来のデュエルアバターは封印しているというのだ。
本当の黒雪姫は醜悪なのだという・・・。
気になるところですが、今はひとまずこの話はおいといて・・・って事のよう。
大きな伏線なんだろうね。
で、今朝の対戦で見た画面に、レベルと、バーストポイントが減っていた。
加速すれば1減る。
加速は強い力。
それを増やすには、戦って勝つしかない。
では、その数値が0になれば?
ブレイン・バーストを失う。
強制アンインストールされ、二度と加速する事は出来ない。
戦いを続けるか否か。
「僕は、まだ先輩に返すべきものがありますから!!」
スカッシュのハイスコアをチェックしたり、こうしてレクチャーしたりしてまで黒雪姫は自分に何かをさせたいことがあるのではないのか?
だが、それでもいいのだ。
自分は黒雪姫に救われたのだ。
コンプレックスの塊の最低な自分。
でも、選んでくれた黒雪姫に報いたい。
「距離を作っているのは君の方だよ」
仮想の2mの距離。
それが遠いふたりの関係。
それでも、彼女は自分を地獄から救ってくれた人なのだ。
だから、黒雪姫の望むことは何でもしてやりたい!!
そう思う春雪。
「まずは対戦の仕方を学んでもらおう」
って、色々レクチャーされたようですが・・・。
自分に出来るのか?
早速その説明に激しく落ち込む春雪。
すると・・・今までずっと遠巻きに見ていた生徒達が、春雪との関係をどう理解すればいいかと、好奇心いっぱいで尋ねてきたのだ。
黒雪姫は簡単なことだとお茶を一口。
「私が告白し、彼が振ったのだ」
わはは!!
これでまた春雪はいじめられると涙顔。
えぇぇぇぇ!?
生徒達、そして春雪もまた驚きを隠せない。
だが、春雪はもう決めたのだ。
戦うと---------!!
そして、ここから本当のデビュー戦。
学校を一歩出たそこで、アッシュ・ローラに戦いを逆に挑んでみろと背中を押してくれる黒雪姫。
この世界では自分はデブでチビの弱虫ではない。
シルバー・クロウなのだ。
自分に出来るのか?
「君が信じてやらねばどうする」
このデュエルアバターは春雪が作り出したものなのだから。
そう、ここは春雪がずっと育ててきたゲームの世界。
「僕にとっての、リアルなんだ!!」
早速アッシュ・ローラの不意をつき先手必勝攻撃を仕掛ける春雪。
アッシュの弱点は、バイクにその力を注いでいるということ。
だから、本人の能力は低いというのだ。
そこでバイクへの攻撃を仕掛けた春雪。
作戦は成功した・・・はずだった。
だが、今朝の戦いでレベルアップしていたアッシュは、その一撃では倒れず、バイクもダメージないよう。
タイムアップまで逃げ切れるのか!?
どうやらバーストリンカーは、そのアバターにそれぞれ色を持っているという。
シルバーはかなりレアらしい。
戦闘能力はかなり高いようなのだが・・・腐食と打撃には弱い属性。
アッシュに対しては、
彼のバイクの打撃攻撃にはまったく無力というわけ。
だからひたすら逃げるしかないってのが現状。
だが・・・何かないのか?
必死に考えた春雪は、必殺技を繰り出そうとするも・・・。
それはかすりもせず、ただ無情にバイクに轢かれるだけの春雪。
他のアバターは笑い転げてるし(><)
こんな弱いデュエルアバターで勝てるはずがない。
ゲーム世界では自分は常に勝者だったのに!!
その時、目の前の高台から見下ろしていたのは・・・黒雪姫。
自分のアバターを信じろと彼女は言った。
だが、春雪には、世界で一番信じられないのが自分なのだ。
「馬鹿者!!
強さというのは、決して結果としての勝利だけを意味することではないよ。
私はそれを学んだときには遅かったけどな」
そういった黒雪姫。
そうだ。
負けるなら、せめてあがいてあがいてから負けろ!!
そして、考える春雪。
やはりアッシュの足を止めることが一番。
「あいつより早く!!」
自分は信じられなくても、
「あの人の言葉なら信じられる!!」
そして、春雪が取った行動は、バイクの後ろを取ること。
かなりダメージも大きく背負う羽目になるも・・・タイミングを見計らい、なんとバイク後輪を浮かせて走行不可能にさせて見せたのだ!!
怒りのアッシュは今度はバイクから降りて春雪に襲い掛かってくるも・・・それこそ春雪の思う壺!!
そう、
唯一といっていいシルバー・クロウの必殺技が『頭突き』だったのだ!!
わはは!!
そうきましたか~♪
うまいなぁ、実に効果的な攻撃って事で♪
無事今朝奪われたポイントも奪い返し、現実世界へ戻って来た春雪。
初勝利を祝おうと言う黒雪姫。
だがその時--------怖い顔をして黒雪姫をにらみつける千百合の姿が!!
昨日の乱闘は黒雪姫が春雪にちょっかいを出したからではないのかと思っている千百合。
「どういうつもりなんですか!!?」
「ほう」
現実世界では、女の戦いっすか(^^)
まぁ、千百合も春雪を心配しての行動だからね。
どっちもとりなせず、おろおろするしか出来ない春雪。
さぁ、これでようやく戦いのルールなんかも分かったので、理解できた部分は大きかったかなぁと。
相変わらず専門用語の羅列なんですが、ルールが分かった時点で流れは掴めたかなぁと。
黒雪姫の事情は気になるところですが、春雪が利用されてるとわかってて、自ら協力する道を選んだわけで。
リアルと仮想世界。
その間で春雪の心がどう成長していくか?
それがこの作品の肝になりそうですね。
うん。
主人公がダメダメなだけに、伸びしろが大きいわけで、それが面白そう。
ラノベの中、ちょっと異色なこれは、これは今後も期待大って作品になりそうです~♪
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
第1話
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/03d9971cb8bd68a435b1c904ec83a196/ac