疑心暗鬼----------。
突然オオトカゲの群れが３人を襲う！！
だが、気を失ったヒミコを抱えて逃げ出すのは難しい。
そこで自分がBIMでなんとかするというのだが･･･。
投げたBIMのスイッチが入らないのだ！！
それは吉良から奪ったBIM。
もしや
所有権のようなものがあって、持ち主を殺さなければ、他人が使えない仕組みになっているのか！？
だが、すでにオオトカゲは平に迫る！！
なんとか足で蹴って対応していた平だったが、
ついに足を噛まれてしまったのだ！！
その時、ようやくBIMをぶつけてオオトカゲを撃退した坂本。
平はまた足を痛める結果になってしまったか･･･。
今は逃げるしかない。
止血も出来ないまま、平は荷物を持って、坂本はヒミコを抱えて、川を進むことに。
だが平はここでも、
坂本を今時には珍しい正義感ある奴だと褒めたのだ。
これは坂本にはそんなつもりも何も･･･ただ人を殺したくないだけ。
正義感とかっていう気持ちはないんだろうな。
何故そんな事を言うのか？
「怖いねん」
坂本が戦っている間、
このまま帰ってこないのではないか、見捨てられたのではないのか･･･と考えてしまうという平。
ヒミコの言った、自分たちは恨まれてここに送り込まれたという話。
家族には優しかったけれど、仕事は容赦なかったという平。
「因果応報」
これは自分への罰だという平。
だがその時、またもオオトカゲが３人を襲ってきたのだ！！
一瞬で平とはぐれてしまった坂本。
「この状況で、見捨てたとしても誰も文句を言わへん」
先ほど平はそういった。
まさか見捨てられた？
食料もBIMも奪われて？
しかもソナーも反応しないのだ。
疑心暗鬼になる坂本。
だがそこへオオトカゲがまた襲ってきたのだ！！
逃げ場を失くした坂本。
だがその時、
平が照準製のBIMでオオトカゲを爆発させたのだ！！
現れた平の姿に、思わず腰を抜かす坂本。
どうやらソナーは、お互いで探しあって相殺されてしまっていたよう。
「怖いと思ったら、最悪なことしか考えられなくなってしまう」
平の言葉をかみ締める坂本。
BIMの種類を黙っていたのは、まだどこかで坂本を信じられていなかったから。
でも、坂本は何度も自分を助けてくれた。
ようやく平も坂本についていけばいいと思ったよう。
そして海の近くに出た３人。
そこに建物を発見した坂本たちは、なんとか梯子を上ろうとするも･･･ヒミコを抱えてなど無理。
さびていたりして足場も悪い。
ヒミコを見捨てればいいのか？
その選択肢に思わず笑う坂本。
鬼になれというのか！？
そして、なんとひとりで梯子を上りきった坂本。
まさかヒミコを見捨てた！？
だがその時、坂本は思い切りBIMを森へ向けて投げつけたのだ！！
なるほど、
ヒミコのガス式のBIMを使ったか。
殺さなくても、ヒミコの手を使って押せば使えることに気づいたよう。
さすが坂本、よく考えたな。
それにここは海風の吹く場所。
風は海側から森へ流れ込む。
まさに風を読んだ一撃だったわけだ。
これはゲームでは味わえない体感。
風を読む。
これがリアルBTOOOM！！
その時、ようやく目を覚ましたヒミコ。
だが、安心したのか、
今度は平が噛まれたことが原因で、高熱で倒れてしまったのだ！！
翌朝、ヒミコは眠っている間に何もしなかったかと問うも、何もしなかった･･･わけじゃない坂本はちょっと頬を赤らめっちゃった（＾＾）
それで何かあったのではと気づかれてしまったようだけど･･･。
今はそれより平の事が心配。
キズの消毒をするのだが、痛みが激しく大声で叫んで、暴れまくる平。
なんとか取り押さえようとする坂本だが、やはり限界はある。
手伝えとヒミコを呼ぶのだが･･･男の人に触るなど、今のヒミコには拷問。
でも、平は自分を守って噛まれたと聞かされたら、さすがに協力せざるをえないわけで。
大きな悲鳴がやんだ時、なんとか平の治療は終わったのだった･･･。
だが、こんなこと、いつまで続くのか･･･先が見えない不安に押しつぶされそうになる坂本たち。
その頃、鷹嘴は坂本がまだ生き残っているのを見て、面白いデーターが取れるだろうから、監視を怠るなと指示。
だが、
その監視をしていたのは------飯田！！
やはり坂本の先輩だったのか！！
貶めたのはこいつでもあるんだろう。
でも、飯田もなんか既に廃人っぽい。
目の下のクマ、凄かったし（＞＜）
やはり彼らは人間をサンプラー扱いしてるんだ。
特に世界ランカーの坂本の行動は面白いだろうね。
でも、これは命がけのゲームなのだ。
ひとまず仲間だから名前を聞きたいとヒミコに尋ねる坂本。
だが、ヒミコは自分は仲間になどなったつもりはないというのだ！！
「男なんて、誰一人信用してないんだから、名乗る意味ないでしょ」
ひとつだけ聞いておきたい。
彼女が持っていたBIMは３種類。
では既に２人は殺しているという事になる。
殺人鬼なのか？
だが、仕方なかったのよと泣きながら天を仰ぐヒミコ。
正当防衛だったというのか？
それとも演技？
このままでは彼女を信用できない。
だがその時、ソナーが反応したのだ！！
動いていなかった坂本と、平は察知されなかったけれど、
どうやらヒミコが相手に察知されてしまったよう。
そこでここを出て行くと言い出すヒミコ。
だが、それを聞いた坂本は、自分が囮になると、森へ向かうことに。
ソナーを使ってなんとか相手をかわそうとするのだが･･･相手の方が一枚上手。
その男は･･･
なんと宮本！！
本能だけでここまできたか！！
彼は頭脳作戦が得意な坂本と違って実戦派。
これは坂本では到底敵う相手ではないだろう。
この戦い、どうなる！？
ようやくヒミコと再会。
なのにまたすぐに浚われてしまうようで。
こりゃ坂本は大失態だな。
彼女を取り戻すためにも、どんな作戦で行くのか。
宮本には力では通用しない。
むしろ相手に力技で来られたら、坂本の方が危険だろう。
これは続きが気になる！！
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