裏切り-----------!!
不穏なタイトルだなぁと思えば、なんという残酷展開(^^;)
いやぁ、面白かった(←オイ))
最近オフで忙しいのと、腕の調子が悪くて更新サボリ気味です(><)
すみません!!
優しくて大好きだった母。
連れていかれたあの日も、必死になって庇ってくれた。
ノーマでも私の娘だと叫んで名前を呼んでくれた------。
そんな母にもう一度会うために。
故郷へ向かうヒルダ。
清楚なワンピースを奪い、それに着替えて故郷へ向かったヒルダ。
思い出すのはいつも焼いてくれたアップルパイとあの日の別れの涙----------。
一方アンジュたちは、モモカのマナの力を借りて館内に潜入成功。
もう、ヒルダは母に会えただろうか。
思いを馳せるアンジュ。
そこで久しぶりにアキホと遭遇。
アンジュを見て怯えるアキホ。
ノーマは野蛮で暴力的な存在。
それはアンジュ自身がずっとそう言っていた事。
友人であったはずのアキホまで、アンジュがノーマだと分かった途端蔑み、騙していたのかと罵ったではないか。
攻撃されるのか!?
怯えるアキホに、何もするわけがないと諭すアンジュ。
だから友人であるアキホにお願いしたいと・・・。
自分たちがここにいる事は他言無用にしてほしいと。
すると彼女は怯えたように、絶対に言いません、約束しますと答える。
ま、アンジュは信用していないようだけど・・・もうそれを悲しんでいる余裕もないわけで。
アンジュたちがここへ寄ったのは、エアバイクを奪うため。
それがすぐに動くか確認をするモモカ。
だがその隙を狙って、アキホは背後で緊急通報をしようとしていたのだ!!
「やっぱり・・・」
がっかりする気持ちを押し殺し、化物と叫ぶアキホの足を払い、彼女の両手足を縛って自由を奪い逃走するアンジュたち。
一連の行動に、モモカもやりきれない思いを抱える。
だが、普通の人はこういう反応が当たり前なのだ。
だからモモカがモモカのままでいてくれた事にアンジュは感謝するのだった・・・。
アキホから通報を受けた警備隊はすぐに行動開始。
王宮へ近づこうとするアンジュたちの前に立ちはだかる警察。
そんな中を銃撃で強行突破。
だが、その様子をなんとタスクがうかがっていたのだ!!
なんとか追撃をかわし、巧みにエアバイクを操作し、モモカとの連携で目的の水路までたどり着いたアンジュ。
水路の段差、水の中に突っ込むエアバイク。
そこは王宮の者だけが知る、後宮の正面に出るという抜け道だったのだ!!
この様子をモニタリングしていたジュリオ。
アンジュたちは無事王宮正面にたどり着き、バイクを降りて駆け出す。
だがそこには近衛兵が待ち構えていたのだ!!
しかも兵たちはあろうことか、シルヴィアを取り囲み、人質にしていたのだ!!
助けを求めるシルヴィアを放っておけないアンジュは、すぐに銃を乱射するのだった---------。
その頃・・・。
ようやく家に戻ったヒルダ。
帰ってきた事に涙し、母との再会を夢見ていたのだが・・・。
母は、ヒルダの事を娘の友人だと思ったよう。
ゆっくりしていってねと歓迎してくれる。
もうすぐアップルパイが焼きあがるからと-------。
大きくなった自分はやはり母には気づかれないのか。
何度も口を開こうとしたその時、娘が帰ってきたよう。
「おかえり、ヒルダ」
なんと、やってきた少女も同じ『ヒルダ』という名前だったのだ!!
その子は今日が母の誕生日だという事で、花をプレゼント。
そんな娘を優しく抱きしめ、嬉しさを隠せない母。
だが・・・ヒルダにすれば、何故この子が『ヒルダ』なのか、理解できない。
思わず自分は11年前に別れた娘のヒルダだと叫ぶヒルダ。
母の手から花が落ちる。
「生きていたの・・・なんで、帰ってきたの・・・!?」
「なんでって、会いたかったから、ママに!!」
だが、母は怯えた顔で、もう帰って、二度と来ないでと叫んだのだ!!
そして娘はこの子だけよと、小ヒルダを抱きしめる母。
小ヒルダはではお姉さんなのかと問うも、母は違うと否定。
「こいつは化物よ!!」
絶望するヒルダ。
やっと悪夢を忘れて幸せに暮らしていたのに。
どうしようもない事ってあるでしょと、頭を下げて帰ってと訴える母。
ヒルダは一歩も動けない。
すると母はアップルパイを掴み、それをヒルダに向かって投げつけたのだ!!
「あんたなんか、生まれてこなきゃよかったのよ!!
早く、私の前から消えて!!」
涙を流し、駆け出すヒルダ。
やっとの思いで戻った母の元。
だが、突きつけられたのは、酷い現実だった。
最早この世界にノーマの、ヒルダの居場所はないのだ。
それを痛感させられる出来事だった。
一番大切な思い出。
それを一番大切だった人に踏みにじられ、傷つけられた。
これはヒルダの人生変わるわなぁ。
そしてアンジュはモモカと共になんとか兵を蹴散らし、シルヴィアを救出することに成功。
おいでと手を差し伸べると、シルヴィアは嬉しそうにきてくださったのですねと笑顔を見せたのだ。
妹のためなら当然だと、その手を掴もうとしたアンジュ。
だが--------その時。
アンジュの腕をかすめたナイフ。
それを持っていたのは・・・シルヴィア!!
茫然と血が流れる腕を押さえるアンジュ。
「シルヴィア・・・?」
「馴れ馴れしく呼ばないで!!
あなたなんて姉でもなんでもありません!!
この化物!!」
愕然となるアンジュ。
シルヴィアは更に容赦なくアンジュを追い詰める。
「どうして生まれてきたんですか?
あなたさえ生まれてこなければ、お父様もお母様もお兄様もわたくしも、みんなみんなしあわせだった。
あなたがいなければ、わたくしが歩けなくなる事もなかった。
お母様が死ぬ事もなかった。
あなたが全部奪ったんです!!
全部壊したんです!!
お母様を返して!!
この化物!!
この化物!!
大嫌いっ!!---------!!」
絶望するアンジュ。
するとそこに楽しげに拍手をしながらやってきたのは・・・ジュリオ!!
これはアンジュをおびき寄せるための芝居。
すべて計算ずくの作戦だったのだ!!
妹だけは・・・!!
そう思っていたアンジュの砕かれた思い。
断罪を始めると高笑いを始めるジュリオ。
通報はしないと言っていたのに、すぐに警備班が訪れ、茫然と歩いているヒルダに暴行しだす。
打ちのめされ、倒れたヒルダは、アンジュは妹に会えたかと思いを馳せるのだった----------。
うわぁ。
相変わらず容赦ないねぇ。
徹底的に痛めつける所はなかなかにして酷い展開じゃん。
信じられるのは所詮ノーマである者たちだけって事で、絆を結ぶ事になるのか。
タスクが手を貸して救出されるんだろうな。
いぁ、ヒルダの方は予想出来た結果だったけど、まさかアンジュの方もこうなるとは。
いいよいいよ。
こういう絶望展開大好きだ。
次回どうなるかなぁ。
楽しみになってきたわ。
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