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気まぐれ80s,サード・シーズン(その6)~80年代前半を代表する名バラード 気が付くとジャーニー(Journey)というのはなかなか息の長いバンドになっていた、という感じでしょうか。そもそもサンタナ絡みで70年代に形成されたバンドでしたが、徐々に作風を変えながら80年代に入り、人気バンドへと変貌していきました。そもそもプログレ系だったこのバンドが受けるようになったのは、ヴォーカルのスティーヴ・ペリーの参加がきっかけのようです。そして、そのスティーヴ・ペリーの歌声で、全米1位になった『エスケイプ』(1981年作)から、彼らの有名曲と言えば、断然この曲だろうというのが翌年にヒットした「オープン・アームズ(Open Arms)」でした。 その後のジャーニーは活動中断を繰り返しながらも存続しますが、スティーヴ・ペリーは病気(退行性骨関節疾患、後に手術によって回復)により脱退を余儀なくされます。2007年からはフィリピン人のヴォーカリスト、アーネル・ピネーダを迎え入れてジャーニー自体のバンド活動は続いています。このA・ピネーダですが、元のヴォーカルのスティーヴ・ペリーのイメージに沿った声として選ばれただけあって、なかなかの歌いっぷりです。今年(2013年)の日本でのライヴの様子をどうぞ。 そもそもこの曲が最初にリリースされた頃、ジャーニーが向かっていた路線というのは、レコード会社の意向を受けて大衆路線をひた走る“産業ロック”だったなどと揶揄されたりします。けれども、そうは言っても、やはり名曲は名曲。いろんなところで繰り返し使われ続けています。ちょっと思い出しただけでも、1995年のマライア・キャリーのカバーや2004年の映画『海猿』の主題歌などが浮かびますし、そもそもジャーニーの名は知らなくてもこの曲は聞いた覚えがあるという人も世には多いのではないでしょうか。 今回はおまけでもう一つ。上記のマライア・キャリーによるカバーもお聴きください。 元のスティーヴ・ペリーの声があまりに印象的なので、新ヴォーカリストや女性歌手によるカバーには違和感があるという向きもあるかもしれませんが、個人的にはオリジナルは別格として、アーネル・ピネーダの熱唱も、マライア・キャリーのカバーもなかなかいいのではないかと思っています。 [収録アルバム] Journey / Escape(1981年) その他、ジャーニーの各種ベスト盤類にも収録。 ↓オリジナル・アルバム↓ ESCAPE[輸入盤]/JOURNEY[CD]【返品種別A】 ↓2枚組ベスト盤↓ 【送料無料】【輸入盤】Essential Journey [ Journey ] 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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