テーマ:洋楽(3285)
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外国語で歌うということ(その1) 唐突ですが、5~6回にわたって“外国語で歌う”というテーマでいくつかの曲を取り上げてみたいと思います。 スティング(Sting)は、ソロ転向後、ジャズに傾いた音作りをしたりするなど、ポリス時代とは異なる活動の方向性を示しました。そうした活動の一つに、“英語以外で歌う”というのもありました。『ナッシングライク・ザ・サン』発表後に4曲を選んでスペイン語で吹き込んでミニアルバム(『ナーダ・コモ・エル・ソルNada como el sol』)にしてリリースしています。さらに4曲中の1曲については、スペイン語だけでなくポルトガル語でも歌っています。 「フラジャイル(Fragile)」のスペイン語ヴァージョン「フラヒリダ(Fragilidad)」については、過去に一度取り上げているのですが、あらためて、今回はポルトガル語ヴァージョン「フラジル(Frágil)」とあわせてお聴きいただこうと思います。 まずは、スペイン語です。 続いてはポルトガル語。 スティングのスペイン語(筆者には分かりませんがおそらくはポルトガル語も)は、確かに上手ですが、ネイティヴな感じに響くほどうまいというわけではありません。とはいえ、ライヴでもスペイン語のMCをこなしたり、この録音のようにすいすいと言葉の壁を越えていく様は、当時、とてもカッコよく見えました。 人の移動が活発になって世界が狭くなり、インターネットで情報が行きかう世の中になりましたが、まだまだ“言葉の壁”は機械で翻訳がすべてできるほど簡単に越えられるものにはなっていません(例えば、オバマ大統領が来日して広島で演説しても、それをリアルタイムで聞くには同時通訳者が必要だったわけですから)。 そういう意味では、1980年代末の時点で、スティングは21世紀のグローバル化時代を見越したことを早々とやってのけていたと言うこともできるような気がします。 [収録アルバム] Sting / Nada como el sol(1988年) ↓こちらのベスト盤(日本盤)には、英語に加えてスペイン語ヴァージョンも収録 【ただ今クーポン発行中です】【メール便送料無料】【メール便送料無料】スティング / フィールズ・オブ・ゴールド~ベスト・オブ・スティング 1984-1994[CD] ↓非USの輸入盤にはポルトガル語ヴァージョン収録のものもある模様 [CD]STING スティング/BEST OF 1984/1994 FIELDS【輸入盤】 ↓元の盤はこちら↓ 【中古】 ナーダ・コモ・エル・ソル(ナッシング・ライク・ザ・サン) /スティング 【中古】afb ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひ“ぽちっと”お願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年07月11日 05時49分12秒
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