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カテゴリ:陶器(河本先生UP分)
以前書きましたが、陶芸のお仕事をされているご夫婦が、レイキのセミナーに来られたことがあります。 お土産に頂いたお湯飲みは、奥様がデザインし、旦那様がお作りになったもの。 それはもう温かみのある、素晴らしい器でした。 それを頂いた時、ちょうど例のお話を頂いた後で、長年土と付き合ってらっしゃるお二人にお会いできて、改めて自分のやろうとしていることの重さを感じました。 さて、初めて工房のミーティングに参加した日。 新しい日本人のボスを囲んで、造型担当者たち、色付けの担当者たち、そしてデザイナーとして紹介された私が顔を合わせました。 これからのこと。デザインは緻密なものではなく、イメージで伝えることしか出来ないけど何とか頑張っていこうと、浮かんできたものを伝える方、作り出す方がお互いに歩み寄るという約束を交わしました。 そして一番大切なことを。 「今回、たまたま私がデザインを担当することになりましたが、それは私が頭の中からしぼり出すのではなく、どこかから与えられたものを伝えるだけです。それは 『サラスワティの祝日』 から始まりました。今ここに私たちが集まっているのも、何かの導きのような気がするのです。ですから、美と芸術の女神の記念日に始まったこのお話を、私はとても今嬉しく受け止めています。皆さんもいつも女神の存在を感じながら、誇りを持って仕事をしてください。」 そう言うと、その時さっと空気が変わったように思いました。 職人さんたちの顔が引き締まったような、目が変わったような・・・。 とにかくこの日私たちは出会い、 「バリ島のかけら」 を作り出す決意を固めたのです。 サラスワティの名のもとに。 ではまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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