mangiare・cantare・amore e GRAZIE con CABIRIA

ライターである「東良美季」さんの本、『猫の神様』を読みました。

東良さんを知ったのは、今から約二年前。

当時毎日読んでいた、ライターの勝谷誠彦さんのブログで紹介されていたのが、「東良美季」さんで、不思議と興味が湧きブログを読んでみました。

東良さんの文章は、とても穏やかなのだけど、もの凄く説得力もあり、読み心地が良く、その後もずっと読んでいます。

追想特急～lostbound express
毎日jogjob日誌　

毎日jogjob日誌の中に、mixiの話題があり、検索してみたら、ご本名で登録されていたので、早速メッセージを送らせて頂いた所、丁重に速お返事を下さり、マイミクにまでなって下さいました。

お逢いした事はないのだけど、最近気まぐれな私のmixi日記も読んで下さり、誕生日や新年なども、素敵なメッセージを下さるのです。

年齢も同じだったり、偶々東良さんの通っていた幼稚園の先生が、友人のお母様だったりと、ちょっとしたシンクロもあったりするのだけど、元・アダルトビデオの監督とは思えない程（笑）、とても繊細で優しいイメージがある方です。

そんな東良さんの二冊目の本が、良くブログにも書かれている、飼い猫の「ぎじゅ太ちゃん」と「みャ太ちゃん」の最期を綴った、『猫の神様』という本です。
猫の神様
葬送の日

最初の１ページ目から涙が溢れた本は、今までありませんでした。

もちろん、私が猫好きという事もあるけれど、東良さんが猫ちゃん達とする会話が、すごく優しいのです。

本文に書かれているのだけど、ガールフレンドが別れ際に、「あなたは人を愛することが出来ないのよ」と言い、その後に、ぎじゅ太ちゃんの前足を持って、「ぎじゅ、だめな奴をお願いね」といって去っていったそうです。

きっと、私もそうするでしょう（笑）
でも、この本は私の彼氏が書いた本ではありません！！！（笑）

もし万が一、今後、東良さんと逢う機会があり、どんなに私好みのイイ男でも、この本を読んでしまったら、
口説けないな・・・と思う程（笑）、猫たちへの愛情、そして接し方が素敵なのです。

この本は、私の一生大切なものになることでしょう。

猫好きな方は必読！
そうでない方も、心がとっても優しくなれる一冊ですよん♪