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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年07月04日
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カテゴリ:霊魂論
第四講 シュトゥットガルト 2 祝賀ホールに掲げらた封印
 皆さんは、私たちの一部をなしているこの宇宙との関連における人間進化の像(を、ミュンヘンでの会議期間中、祝賀ホールに掲げられていた封印の中に見ることができます。何が示されているか見てみましょう。最初のものは、白い衣をまとった人物を示しています。その両足は金属、青銅のようです。口からは炎の剣が突き出しています。彼の右側は諸惑星である土星・太陽(*注)・月(*注)・火星、水星、木星、金星の記号で取り巻かれています。ヨハネ黙示録をご存知の方は、黙示録の中に、この像とかなり一致する記述が見られることを思い出すことでしょう。ヨハネは秘儀参入者であったからです。この封印は、つまり、言うならば、人類全体の理念を提示しているのです。ここにおられる古参の方々にはすでにおなじみの表象をいくらか思い出していただくと、このことを理解できると思います。
 人間の進化をさかのぼっていくと、人間がまだ不完全な段階にある時代に到達します。例えば、人間は、皆さんが今日両肩の上にのせているもの、つまり頭部をまだもっていませんでした。当時の人間を描写すると本当にグロテスクに聞こえるでしょう。つまり、頭部はだんだんと発達してきたのであり、さらにこれからも進化していきます。人間においては今日、いわば終結に達した器官があります。自らを作り変えていく別の器官もあります。そう、喉頭は力強い未来を有しているのです。むろん、心臓とも関連しています。今日、人間の喉頭はようやくその進化の始まりにあって、将来、霊的なものに作り変えられた生殖器官となっていくのです。今日の人間が喉頭を使って行っていることを明らかにすれば、この神秘についての表象を得ることができるでしょう。ここで私が話しますと、皆さんに私の言葉が聞こえます。このホールが空気に満たされていて、この空気中に一種の振動が引き起こされることにより、私の言葉が皆さんの耳に伝達されるのです。私がひとつの単語、例えばアステロイドベルト(小惑星帯)という語を発音すると、空気の波が振動します。これは私の言葉の受肉(物質化)です。今日、人間がこのように作り出すものは、鉱物界における創造と呼ばれています。空気の運動は、鉱物的な運動です。喉頭を通じて、人間は環境に鉱物的に働きかけているのです。けれども、人間は、自らを高め、いつか植物的にも働きかけるようになるでしょう。単に鉱物的な振動だけではなく、植物的な振動をも引き起こすようになるでしょう。人間は、自らに植物体を出現させるでしょう。その次の段階は、その他の感受する存在を負って自らに出現させるでしょう。そして、進化の最高の段階では、人間は自らの喉頭によって自分に似たものを生み出すでしょう。今日、人間は魂の内容のみを言葉によって語ることができますが、その時には自分自身をそのまま言い表すようになるのです。そして、人間が未来において存在を方って出現させるように、人類の先駆者である神々は、今日存在するすべてのものを語って作り出した器官を備えていたのです。神々はすべての人間、すべての動物、そしてその他すべてを語って生み出しました。これらはすべて字義どおりの意味において発せられた神々の言葉なのです。
記:地球で初めての生命が、海中若しくは岩石の中で生命が誕生して35億年の進化を考察すれば、シュタイナーのいう人類が、500万年前のアフリカで誕生してから猿人-原人-旧人-新人へと進化変容を見せたのだが、此れを今後百万年単位でますます進化が速まると予想される人類の形姿の変容にて予想すれば、シュタイナーのいう人類の異様な変態(metamorphosis)も受容の範囲になるでのしょう。
記:シュタイナーの振動創造論は、ひもが開いているか閉じているか、どのように振動しているかが基本粒子の種類を決める、全ての基本粒子を超弦として統一した理論思考を想起させます。



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最終更新日  2023年07月04日 06時10分07秒
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