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このところずっと講座をもたせていただいている朝日カルチャーセンター新宿校ですが、10月期は、7月期に続き「バッハ」の講座を開講します。
内容は、ずばり「三大宗教曲」(ヨハネ受難曲、マタイ受難曲、ロ短調ミサ曲)。「超入門」としたのは、一部のファン(とくに合唱をやっている方など)には熱烈に愛されている作品ながら、まだまだ「難しそう」と敬遠されている方も少なくない、と感じているからです。バッハツアーにいらしてくださる方でも、「器楽は大好きですが声楽はなかなか」という方が少なくありません。 また、「マタイ」や「ヨハネ」に親しんでいらっしゃる方でも、「受難曲」が、キリストの受難を悼む聖金曜日の礼拝のために作曲されたことは、意外とご存じなかったりするのです(だから受難曲は「時期もの」で、ほんらいは1年中やるものではないのです)。それはとても残念だな、と以前から感じていました。 というわけで、今回の講座では、バッハの真髄ともいえる「三大宗教曲」について、何のための作品なのか、3曲それぞれにどんな特徴があるのか、基本的なところを紐解きます。時間が許せば、時代ごとの解釈の変遷をご紹介する目的での「聴き比べ」にもトライしたく思っています。 今回の講座は、最終回「ロ短調ミサ曲」のみの受講も可能です。バッハの膨大な作品のなかで、そしてあらゆる音楽のなかで、私の最愛の作品のひとつである「ロ短調」だけでも、どうぞお越しください。 三大宗教曲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 24, 2018 10:48:41 AM
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