飼育ランニングコスト/エコノミーフードの活用法
昨日、手持ちのメディファス缶を切らしてしまって、たまたま家にあったカルカン子猫用のパウチを与えたら恐ろしいほど食いつきが良かったお話を書きましたが、、このカルカンが、今朝の投薬で実力を発揮してくれました。前にも書いたのですが、今子猫ちゃんが飲んでいるのは粉薬の消炎剤に整腸剤が混ざったものです。目の炎症を抑えるものです。よくあるピンクの抗生物質は甘い味がついてるものが多いんですが、この消炎剤がどうも美味しくないようで、シリンジから与えると苦いのと興奮で泡を吹いて拒絶。ウエットにどんな混ぜ方をしても自分で食べてくれないので指で与えるしかないです。グリニーズのピルポケットが使えたら便利なんですけど、いかんせん子猫なもので、飲み込めない危険性があるそうです。で、今朝なんですが、朝の投薬の時に、ふと思い立って残ってたカルカンに薬を混ぜてみたんです。見事に自分で食べてくれました。エコノミーウエットには、フレーバーがついてるのでうまいこと薬の匂いを打ち消してくれた模様。着色もフレーバーも気になるので、デイリーメニューにはしないけど、いざという時にこれは便利ですね。そんなことはつゆしらず、爆睡する先住にゃん☆☆さてさて、昨日ちらりと書いた、子猫本に書いてあった飼育ランニングコストのお話をします。本には、一ヶ月のフード代が1500円とあり、えーっ!?となったんです。猫のランニングコストは、フードと砂をどんなものを使うか、また、フードはドライオンリーなのか、ウエット併用型なのかにもよります。犬の場合はフードはもちろんのこと、トリミングやドッグランやそういった施設を利用するかとうかが入ってくるので、猫よりも高くつきます。犬猫共通ですが、まず、フード代。これは毎日のことなのでランニングコストが松竹梅に別れる最大のファクターになります。梅コースのエコノミーフードならば安ければ2kgで600円なんてのも見かけます。竹コースでは、ヒルズ、ロイカナ、ピュリナワン、あたりでしょうか。ヒルズの一般的なインドアキャットだと楽天価格で1.7kgで1700円くらいです。今うちで子猫ちゃんにあげているロイカナベッツプランは400gで千円くらい。一週間で食べ切るので、四千円になります。大袋を買えばもう少し安く済みますが、ベビーケアは脂肪分の多いフードで今は暑いし梅雨時期ですし劣化が早い時期なので400gは譲れません。松コースだと、アズミラ、アーテミス、NOWなどですね。アズミラだと1kgで2000円ほど。2kgにすると4000円ほど。さらに特上コースでジウィピークなどを選ぶと400gで3000円です。2kgにすると、12,000円になります。療法食を選ぶとまた話は別です。☆☆つまり、健康な子猫の月のフード代を1500円で済ますには、エコノミーフードのドライと時々ウエットにするか、ヒルズロイカナクラスをドライオンリーで与える、それしかないのです。このブログをご覧の皆さまは、恐らく竹コース以上のフードを選ばれる方が多いかと思います。☆☆更に、ウエットフードを与えるかどうかの選択です。歯石がつきやすいからといってウエット与えないオーナーさんもいらっしゃいますが、個人的には、歯石は定期的な歯磨き習慣で予防できるし、もしお水をあまり飲まない犬猫なら、ウエットは尿路結石の予防だけでなく、体内の細胞や、組織のほとんどは人間と同じく水で構成されているので、病気の予防につながります。ウエットを与えるか否か、そして、与えるなら頻度はどの程度なのか、どのクラスのウエットを選ぶかでまたランニングコストが変わってきます。メジャーなやり方だと、ウエットは一日一回のみ、もしくは、暑い時期や、冬場で空気が乾燥してる時のみ与えるオーナーさんが多いように感じます。エコノミーのウエットだと、5缶セットになってるようなもので単価50円前後のものから、カルカンのような80円ぐらいのもの。モンプチは90円台の一般食と120円前後の総合栄養食に別れます。あとは総合栄養食だと黒缶が100円ちょいぐらいですね。準プレミアムフードになると、ヒルズの缶詰は100円、ロイカナパウチは180円ほど、メディファスもロイカナぐらいの値段です。プレミアムのウエットだと昨日書いた通り、300円前後から400円前後になります。☆☆それから、おやつと手作り食。おやつは犬メインですが、これもピンキリ。100円しないものもありますし、1000円超えるものもあります。手作り食の場合もピンキリです。純粋に人間の食事の材料を流用する場合、それにサプリやオイルを添加する場合、材料を犬猫用に取り寄せる場合でかかる費用は全く変わってきます。☆☆猫のフード代を1500円に抑えるならば、梅コースのエコノミーフードと時々ウエット、竹コースのヒルズロイカナあたりをドライのみで与えるしかありません。やはりエコノミードライフードは原料が不安なのと、植物性たんぱく質でたんぱく質量を底上げしてることや、添加物の多さ、不要な着色料があるので、ちょっと不安です。ヒルズロイカナクラスはよく考えられて作られてます。国産フードメーカーで研究所を持っているのはJPスタイルを出している日清ペットフードのみですが、ヒルズロイカナは療法食を作ってるだけあり、研究はしっかりされてます。水をしっかり飲む子なら良いかもしれませんが、多くの猫は水をあまり飲まなくてオーナーさんを悩ませている実情があるので、ウエットが必要なのではと思います。☆☆結論としては、猫のフード代を一ヶ月1500円で済ませるのは、とても体が強い子か、お水をよく飲む子に限られると思います。また、これは一歳以上の健康な猫限定の話で、子猫ならば離乳にウエットが必要になりますし、子猫と妊娠後期、授乳期の母猫の栄養要求は凄まじく、とにかくよく食べる時期なので、難しいかと思います。あくまでも、子猫の飼い方の本のランニングコストとして月のフード代が1500円とあり、子猫は、その額では無理じゃろ!とツッコミを入れてしまったので改めて文章にしてみました。当然、多頭で大袋でも劣化前に食べ切れるとか、ブリーダーパックでも全然食べ切れるとか、そういう場合な話は別ですが、あの本は、子猫を初めて飼う人向けに書かれたもので、いきなり四匹とか迎える方は稀だと思いますし、スポンサーにヒルズがついてるのでヒルズ激推ししてる中での月のフード代が1500円、ていうのが腑に落ちず、記事にしてみました。あれ系の本は経験が浅い方が参考にするには良いですが、自分も初めて子猫を迎えた時にうーん、、ってなることが多く、フード代1500円が良い例かなと思います。☆☆ちなみに我が家は、毎食かならずメディファスやらのウエットを出すのと、ドライフードも松コースなので、1にゃんあたりの毎月の食費は一万円弱になってます。先住にゃんは、おかげさまで健康で、ほとんど病院にかかることなく、一年を迎えることができました。最後までお読み頂きありがとうございます!ブログランキングに参加しております!よろしければ応援ぽちりをお願いします〜今日は何位かな?にほんブログ村ネコの病気・健康 ブログランキングへ