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カテゴリ:政治・経済
2009年9月26日 毎日新聞の単独インタビュー / 写真:山本晋氏(日銀で9月25日) 白川総裁はリーマン破綻の影響について「世界の経済金融活動がパニック的に収縮した」と指摘。「各国の中央銀行の潤沢な資金供給や大規模な景気刺激策などでパニックはほぼ収まり、世界経済は持ち直してきている」との認識を示した。 だが、「(過剰な債務や不良資産を抱えた)企業や家計、金融機関のバランスシートの調整は残っている。世界経済が本格回復するには、バランスシート(を正常に戻す)調整完了が欠かせないが、相応の時間がかかる」と厳しい見方を示した。 世界経済の現状は「景気回復の動きが続く」との見通しを示しつつも、「欧米は厳しい雇用・所得環境の下、過剰債務を抱えた家計の支出抑制が続く。(景気の)下振れも意識している」との認識を表明。日本経済は「輸出や生産は増加を続け、持ち直すと想定している」と指摘する一方、海外の経済や金融情勢に依然として不確実性が残ることを踏まえ、「下振れリスクの可能性が高いことは変わりない」と語った。 日銀は現在、危機対応のため、企業の資金繰り支援としてコマーシャルペーパー(CP)や社債の買い取りなどを実施しており、年末には期限を迎える。これについて白川総裁は「中央銀行としては異例の手段で、経済・金融活動の急激な収縮という急性症状に対応するための時限措置。金融環境の改善の動きは広がっている」と述べつつも、「金融環境の改善度合いに応じて適切に判断する」と打ち切り可否については明言しなかった。【小倉祥徳氏】 という記事を見つけたのですが、同感です。 世間では、景気回復の機運が高まっていて、 先日 ミナミの街の定点観測でも 異様な人の多さを感じたのですが、 本格的な回復基調とは、どこか違った感じを受けます。 今現在の株価の戻りにしても、 急激に沈んだ世界経済の反動のようなもので、 外国人が割安の日本株を買いに来ているだけと見た方がいいようです。 ということは、2番底がそろそろくる時期ではないかと思うので、 長期保有目的の株購入は、まだ行っていません。 今一度底を探った後に来る株価回復後、 つまり、もう少し高くなってからで良いのではないでしょうか。 そういえば、亀井ナントカ氏 の返済猶予といった馬鹿話ですが、 あんな法案が通ると、銀行さんも怖くて貸せないでしょうね。 ということは、貸し渋りが更に強まる予感です。 バカ話過ぎて、亀井ナントカ氏の発言の趣旨なんて 詳細まで目を通していないのですが、 どうせ 国がまたゾロ出て来て 銀行に対して補償だの、日銀への圧力だのと、 これまでに自民党がやって来た同じ手法を使うのかと思うと ぞっとしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 26, 2009 11:29:56 AM
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