ソニーもパナソニックも、結局は韓国企業と為替に負けたということか。
経済の話題は個人のブログに譲ったのですが、大きな「動き」なので 少しだけ。興味のない方は飛ばしてください。といった、僕にとっては それ程大きなニュースではありません。今年の初夏には聞いていた話なので、逆に、新聞に載るのは随分と遅いなあといった印象です。そこで、少し話は戻るのですが、「 USドル / 韓国ウォン / 日本円 における三角関係のもつれ 」というタイトルで、7月9日に書いた 個人のブログの内容を結論部分だけ、また、データも1件に絞って抜粋してみます。だって、長いんですよ。> 対ドルで日本円が 114円の「円高相場」をつけた 2007年8月時点での> 米ドル/韓国ウォン相場は:900ウォン。> それから更に 日本円は 90円(27% 高)になったものの、> 韓国ウォンは、現在 1,100ウォンですから、2007年8月時点よりも(22% 安)。> それでは、最後に 韓国ウォン/日本円 相場を見てみましょう。> なかなか見つかんなかったんですよ、このチャート。> > 対ドルで (27% 高)の 日本円と、(22% 安)の韓国ウォンですから、> 三角関係はやめて、2国間通貨で判断すると、> スプレッドの総和は 49% 。と、これは小学生でもわかること。> グラフも、2007年8月から 絶壁を真っ逆さまに落ちるがごとく> 日本円は対韓国ウォンで2倍近く強くなっています。> これじゃ、輸出価格ベースで言えば 日本に勝ち目はないですね。> 先月、とある 映像メーカーからの注文を> 韓国企業と競り合って当社は負けたのですが、輸出経費を含んでも> 為替メリットのある韓国企業には敵わなかったということです。> もちろん品質は当社の方が優れていて、> 韓国企業がここまで力をつけて来た理由が > 日本人技術者の引き抜き(日本技術の流出)であったとしても、> 時代の流れというものは止められませんね。といった内容です。この流れが、件の「とある映像メーカー」だけではなく、他のメーカーにも及んで来たということです。ふと、現在、これらの企業の株価はどうなっているんだろうか?と思い調べてみたのですが、( ここからは個人ブログへ移行。なので、結論だけを書くと、)既にバブルが崩壊した後である この10年間の最高値と現在の株価(もちろん最安値)とでは、以下の割合で下落しています。またわかり易く、( 最高値が 1,000円だとすると 今は 000円 )という例を入れました。但し、肉眼で PCのモニターを見れる程度のアバウトな数字です。ソニー 78% の下落 ( 最高値が 1,000円だとすると 今は 220円。)パナソニック 73% の下落 ( 最高値が 1,000円だとすると 今は 270円。)任天堂 84% の下落 ( 最高値が 1,000円だとすると 今は 160円。)野村證券 (H) 89% の下落 ( 最高値が 1,000円だとすると 今は 110円。)ここ数年 新聞を購読してないので 浦島太郎状態なものですから、こんなことになっていたなんて、驚きです。この流れは もう少し続きます。でもね・・・