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セラピストMASAの「心の旅日記」

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2012年07月22日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 <今回は、前々回いただいた質問への「返答」 をこちらのブログ本文で書かせてもらいましたが、その件について再度質問がありました。それについての返答の追伸をここに書かせていただきたいと思います。他の読者の方々にも参考になる部分は参考になるかも知れないこととしてお読みくださると幸いです>


 また、長くなってしまいましたので、お時間もいただきましたが、返答をこちらに書かせていただきます。


 なお、このこともお伝えしておきたいのですが、私はセラピー料をいただいて、人様へのセラピーを行なっているプロです。


 ですので、無料カウンセリングみたいにこんな感じでずっと際限なく応答を続けることは避けたいと思いますので、この件に関しては申し訳ありませんが、今回でこういう形での応答は最後とさせていただきます。


 この件でこれ以上の内容や進展を(私というセラピストを通して)はかりたいと言うのでしたら、どうぞ私の元へセラピーを受けに来てください。


 よろしくお願いいたします。


 今回、「成熟した大人の(人格の)私が その時制限を受けたままで止まっているチャイルドを愛し育てる。というのですが 成熟した大人になれていない自分をみるばかりでどうしていいのかわからなくなってしまいました(いきづまりを感じています)」という主旨の質問をいただきました。


 それについて返答させていただきたいと思います。


 質問者の方が、私の使っている楽天ブログで同じくブログをお持ちなので、楽天ブログのリンク機能として、その方のブログを拝見することが出来ました。


 最新のものを中心に何件か読ませていただきました。


 その範疇のことも加味して、お答えさせていただきたいと思います。


 私が典型的なここがポイントだなと感じた一例は、こういうものでした。


 夫と子供と二人で話しが盛り上がっている・・・そんな時、私なんかと話すよりも楽しいんだろうなと嫉妬する自分がいる・・・自分では相手を喜ばす事が出来ない・・・そしてそれは幼いころ、二人の間に中々入れなかった姉達との関係も感じる・・・私はそこにいたいの?それともいたくないの?ただそれだけのことだった・・・。


 これは、セラピストである私から見るとですが、ある程度まではよい線いっているんですけど、そこから先が認識できていないのです。


 ここでの本当のポイントは「私はそこにいたいの?それともいたくないの?ただそれだけのことだった」というより、『何で自分が子供目線になっちゃっているのだろう?』なのです 。


 詳しく話してみましょう。


 一人の成熟した女性でお母さんがいるとします。


 夫と子供が仲良く話しをしている。


 それを母親として暖かいふんわりした気分で好ましく眺めているでしょうし、本当に夫が生活時間全般にわたって、時間とかをあまりにも子供にかけすぎて、女としての自分がないがしろにされ過ぎているとでも感じたら、子供のいない時に夫に「もう少し私にも女としてかまってくれる時間をくれない?」とでも笑って言ってみればすむ話です。


 逆に自分が一人の女として、夫にも男としてきちんとかまってあげられているか?を見てあげてもよい部分もあります。


 けど、これは極端な言い方をすれば、現実の夫と子供を目の前にして、自分が子供に(小さな女の子に)なってしまい、夫を父親(や母親)に、子供を自分の兄弟姉妹みたいなポジションに置いてしまっているんです。


 前回に詳しく述べましたが、小さな子供に取ってはほとんど神の立場のような、幼少時に無条件の愛情や安心感を与えてくれるべきだった父親から母親から、そのままでは愛されない、常に親の顔色を見て望むように振舞わなければならない、そうしなければ身が危ういというような環境に身を置いていたわけです。


 この場合、夫に、表面上はどうあれ、小さな子供から見た、自分にかまってもらって、喜んでもらえて、自分の価値を感じさせてくれて、愛情を与えてくれる存在という「親代わり」をさせてしまっています。


 子供には、小さな子供が、親の愛情を取り合って争う「兄弟姉妹の代わり」をさせてしまっています。


 ちなみに多かれ少なかれ、誰でもある部分ではあります。


 あなたの場合、それが過剰過多になっている上に、敏感に反応する条件反射の部分にもなってしまっています。


 そして、このことも重要なので覚えておかれたらよいと思いますが。


 その人のある種の出来事や人間関係で(特に基本的な人格が構成される幼児期に多いのですが)構成されたその人の世界を創り上げているビリーフシステム(観念体系・信念体系)は、具象的・具体的なものから、抽象的なものになって、エッセンスとして作用し続けることが多いということです。


 おそらく、わかりにくいですね。


 わかりやすく例で言ってみましょう。


 あなたの例で言うと、上記のことは本当のお父さんやお母さん相手にだけ生じてもよいことなんです。


 でも、一度刻まれたビリーフシステム、あるいは条件反射と言ってもよいですが、それは、そういう風には働きません。


 ありとあらゆる人間関係や、ありとあらゆる状況に、それを何故か適応していくのです(これはあなただけがそうなのでは無く、すべての人がそうなっています)。


 特にそれを「思い起こさせるような人や状況」に、それはそれはとてもよく過剰反応します。


 いわゆる投影です。


 あなたが自分を苦しめていると感じている部分のビリーフシステムは、おそらくこんな風に働いています。


 私はそのままでは愛される価値が無い。


 私はその人の役に立っていなくてはならない。


 私はその人の望む姿でなけらばならない。


 私は愛情をそのままでは与えられない。


 で、自分の感情の部分で言うと。


 私を見て。


 私を特別だと言って。


 私が一番だと言って。


 私に愛情を注いで。


 私をかまって。


 等々。


 それも例えば一人の成人女性目線というよりは、自分が小さな子供目線で、相手が自分よりも存在が大きくて、大きなものから小さなものへ(親が子にそうするように)庇護と愛情を注いでくれるべきで、それで自分の価値を感じるというような・・・。


 先にも述べましたが、本当に実の親との関係でそれが刻まれたなら、実の親にだけそういう反応をしてもよさそうなものですが、ビリーフシステムとはそういう風には働きません。


 その感覚を、ありとあらゆる人間関係や出来事に適応していきます。


 特に上記の感情を強く揺さぶるような関係の相手や、出来事には。


 具体的には、深い愛情が絡んでくる相手や(なぜなら親が深い愛情で絡むはずだった一番最初の相手だったので)、あるいは愛情とかはほとんど絡んでいない相手なのに(例えば会社の上司とか)父親の怒り方に似ている相手とか、出来事ならその小さな子供の惨めな感情を思い起こしたり、揺さぶったりする出来事とかにそれは強く反応します。


 これは、今の現実の親とも、関係なく機能しているという所も着目点です。


 大変失礼な表現ですが、あなたのご両親がそれぞれご存命なのかもわかりませんが、例えばどちらかが(あるいはご両親とも)亡くなっていても、この自分が惨めな子供のように愛情に飢え乾いて行動している世界観は別に変わらないのです。


 あるいはご存命だとしても、おそらく同居もしておらず、ご両親は遠隔地に住み、夫と子供という新しい自分の家族と共に生きているのではないかと思います。


 ほとんど日常では、ご両親とは関わりは無いはずです。


 今、日常生きている目の前には、そのご両親との関係性はほとんど無いにもかかわらず、小さな子供の時代の惨めさを人生の根底にあるものとして繰り返す。


 それは子供の時に、その時の両親との関係で「自分で自分に刻んでしまった世界観」、「自分の人生を形創っているプログラム」を、毎日繰り返して生き続けているということなのです。


 なんなら「自分に自分でついた嘘をずっと信じ続けている状態」と言ってもよいです。


 子供のころの背景を考えれば、それは本当に無理のない状態なのですが、それでもそれは真実を言えば「自分が自分に押し付けて、これが私の真実だと決めてしまったこと」なのです。


 両親に無理やり押し付けられたことを、自分自身の真実の姿だと刷り込んでしまったわけです。


 疑いの余地も無いほど。


 さて、この自分に居心地の悪い思いをさせているビリーフシステムを解消するには、本当に色々な方法があるわけですが、本当に自分に取って効果のある方法を選ぶことが大切になってきます。


 ある人に効いた方法が、別の人にも効くとは限りません。


 私もセラピストとしては、いらっしゃったクライアントさんとディスカッションを重ねながら、その方に取って最適な方法を選んで行きます。


 例えば過去の書き換えという方法もあります。


 クライアントさんを軽いトランス状態(変性意識状態)に導き、潜在意識にアクセスしやすい状況にして、過去を自分で書き換えてもらう。


 上記の例なら、「親は自分を愛してくれた」と自分が望んでいたように振舞ってくれた親のビジョンで過去の記憶を書き換えて行くとか。


 私個人ではあまり好みの方法ではないのですが。


 と言うのも私は自分の世界観として「起こった過去は過去だし、自分の人生の一部だし」という感覚が強い方の人なので。


 それをわざわざ変える必要もなく、それを踏まえてどう生きるかが大切だという感じなので。


 でも、その私の個性はクライアントさんには、ほとんど関係ありません。


 ですのでディスカッションの中で、過去の書き換えの方がこのクライアントさんが望み、効く方法だと感じたら、躊躇無く採用します。


 ただ、今までの事例だと過去の書き換えは、どちらかというと過去にあった大きな出来事を(悲劇的なことが多いですが)、今の自分でしっかり踏まえてその時に戻り、選択を変えるというようなケースには一般的にいって効果を発しますが、長々と毎日、何年も続いたことによって刻まれた好ましくないビリーフシステムには、効果が薄いことが多いという印象を持っています。


 私の第一感では、質問者の方は、インナーチャイルドワークが向いているタイプとケースなのでは?と感じました。


 この方法の特徴は、長々と親との関係で刻まれてしまった「世界観」を、こっちも長々と自分の成熟した大人の女性の人格の部分と、惨めな子供の人格の部分で、長期戦覚悟で交流をはかって、少しづつ変えて行きましょう・・・という方法です。


 長くかかるとも限らないのですが、それはケースバイケースによって異なります。


 ただ、背景としては、小さな子供が毎日やられ続けて思い込んでしまったことを、今度は自分の大人の成熟した女性の人格の部分が両親の代りになって日々相手をしてあげて、その子の思い違いを正して行ってあげようというプロセスになります。


 <非常に長くなってしまい入り切らないので、続編として次回に続きます>


 



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Last updated  2012年07月23日 20時04分28秒
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