既にご紹介していますが、パティオに設置しているステンレス製グリルシャッターは、入居1ヶ月くらいの時点から、表面にサビと思しき茶色のシミが目立つようになっています。

3ヵ月点検時に、住友不動産のアフターサービスの方に相談したところ、製造元である三和シャッターの方にメンテナンスのアドバイスをいただくことになりました。　以下、そのご報告です。

三和シャッターの方いわく・・・ 「ステンレス自体から発生したサビではなく、表面の油分・塩分・ホコリなど汚れに、外界から飛来した酸化鉄分（＝サビ）が付着した状態」 「このまま放置すると、いずれステンレス自体のサビを誘発することになる」　・・・とのこと。 【マメ知識】 上記のような状態を「もらいサビ」といいます。　詳しくはコチラ　⇒ おしえて！ステンレス、　ステンレス流し台のもらい錆
	なるほどね～。　いくらなんでも錆びるのが早すぎると思っていたので、納得がいきました。 なお、メンテナンス方法としては、定期的に水洗いするなどして、まずは表面に汚れを貯めないようにすることが肝要とのこと。 今回のようにもらい錆が発生したら、早めに金属用のサビ落としで除去し、できれば防錆剤を塗布しておくのが好ましいそうです。

上の写真は、その時いただいたサビ落としです。　ボロ布につけて軽くこすると、1枚目の写真の赤矢印の部分のように、きれいに落ちます。

ただねぇ・・・シャッター全部を磨くとなると相当な面積があるわけで、一日仕事になっちゃうんですよね。　春になったらやろうっと。（笑）


建物の屋外にステンレス製部材を使用する場合は、ある程度のメンテナンスの手間を覚悟しておかれるほうがいいでしょう。

ただし、もらいサビの発生状況は、居住地の環境条件にも左右される（＊）ので、どれくらいのメンテナンスサイクルが必要になるかは一概には言えません。

（＊）海浜地帯、工場地帯、幹線道路沿いなどは、一般的に金属の腐食（＝サビ）が起こりやすいとされています




◆アフターサービス・定期点検の関連日記はコチラ♪

【入居編】アフターサービス開始のお知らせ（メンテナンス）
【入居編】3ヵ月点検のお知らせ（メンテナンス）
【入居編】3ヵ月点検の実施（メンテナンス）
【入居編】クロス隙間の補修（メンテナンス）
【入居編】ステンレス製グリルシャッターのサビ落とし（メンテナンス）




◆サビ落とし・防錆剤・サビ止め塗料◆

1段目：サビ落とし、　2段目：防錆剤（ボウセイザイ）、　3段目：サビ止め塗料





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