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記事写真 日本シリーズ舞台裏で“現場復帰”を目指す評論家たち(写真提供 産経新聞社) 舞台を東京ドームに移しての日本シリーズ第3戦。来季のロッテ、楽天の監督候補に名前があがりながら現場復帰を果たせなかった巨人OB2人が、解説者としてそろってグラウンドに姿を見せた。かつては巨人の監督候補だった江川卓氏(54)と中畑清氏(55)だ。 テレビの解説者として東京ドームに現れた江川氏が、巨人の練習中にグラウンドへ姿を見せ、原辰徳監督に挨拶。「珍しいな、江川がグラウンドへ降りてくるなんて」と球界OBから声があがるのも当然だ。「江川も現場復帰したい気持ちがあるのなら、もっとグラウンドで監督、コーチ、選手の取材をしないとダメだ」というのが、球界OBから江川氏に対する苦言だったのだから。 ロッテの来季監督として一時期名前があがったことで、江川氏も現場復帰へ目覚めたのか。「巨人の監督というこだわりはあるが、(ロッテ監督候補に)名前があがったことはうれしい」とコメントをしたほど。 しかも、西村徳文ヘッドコーチが来季監督に就任したロッテには、巨人のエースの座を争ったライバル・西本聖氏が投手コーチに就任した。この日、評論家の仕事で東京ドームに現れた西本氏は「2日間、(ロッテの秋季キャンプの)鹿児島へ行ってきましたよ」と早くも来季へ向けて始動している。コーチ業には関心のない江川氏にしても、現場復帰ということでは先手を取られ、ライバル心を煽られただろう。 「楽天はブラウンを監督にするなら、福島出身で東北人を売りにしている中畑を監督にすればよかったのに。本人もやる気満々だったし、地元ファンも喜ぶのに」。こう巨人OBが残念がる、楽天監督が消えた中畑氏は、ラジオの解説の仕事だったが、28年会4人目の監督に対する意欲は変わっていない。昭和28年生まれの会の世話人として、日本ハム・梨田昌孝監督を激励した。「花のニッパチ会のメンバーだから、それは頑張って欲しいよね。ナシは28年会を何より楽しみにしているからね」と。 巨人・原監督のリーグ3連覇を許した中日・落合博満監督、阪神・真弓明信監督が28年会のメンバーであり、梨田監督にはその雪辱の期待をかけているのだ。江川氏と違って「巨人監督にはこだわりはない。どこの監督でも話があれば、喜んでやりますよ」と公言している中畑氏。が、梨田監督が巨人の7年ぶりの日本一奪回を阻止してくれれば、原長期政権は揺らいでくる。消えかかっている巨人監督という可能性もゼロではなくなる。日本シリーズの舞台裏では、現場復帰を目指す評論家たちの動向からも目を離せない。 江川の監督姿が見てみたい、 どんな采配をするかも見たい。 ![]() ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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