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2011.06.02
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カテゴリ:地震


東日本大震災で起きた 千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災について

「工場勤務の義弟から情報。外出に注意して、肌を露出しないようにしてください!」
「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降るので
外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい!!! 
コピペとかして皆さんに知らせてください!!と知り合いから連絡が回ってきました!!
気を付けてください」などといった内容のメールがまわって

それは チェーンメールで、TVでもデマだという扱いをしていたのですが・・・

コスモ石油広報室では「タンクに貯蔵されていたのはLP(液化石油)ガスであり
燃焼で発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ない」と説明しました。
http://www.cosmo-oil.co.jp/information/110312/index.html

TVとかで「デマ、不安を煽るチェーンメールに気を付けるように」と聞いた時
おかしいなと感じました。だって、有害物質が出るかどうかはともかく
避けておいて損はないし、後で害はないと分かっても あーー良かった~スマイルと思うだけのこと
不安を煽って嫌だな~とは あまり感じない。 おかしいかどうかは内容で分かるし。。。

そして、あとで知って驚いたのは

文部科学省のページで
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/news/trouble/1268967.htm

核燃料物質を含む廃触媒の保管について 2005年06月16日

文部科学省に対し、チッソ石油化学株式会社より
核燃料物質を含む廃触媒を保管しているとの連絡があった。

(1)場所
 チッソ石油化学株式会社 五井製造所 (千葉県市原市)

(2)保管している核燃料物質を含む廃触媒
 劣化ウラン量 765キログラム
 (廃触媒総量7,650キログラム、200リットルケミカルドラム※33本)
 ※:ポリエチレン樹脂製の内筒を鋼製ドラムで外装した複合容器

以前は、合成ガス製造用の触媒として劣化ウランが使われ
その後、劣化ウランを含まない触媒が開発されたことから
核燃料物質は廃触媒として200リットルケミカルドラム缶に入れ
専用倉庫に保管していたそうです。

そして・・・

原子力対策本部 東日本大震災についての資料で
http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/201105231700genpatsu.pdf

75ページに

○文部科学省

3月11日22:50
核燃料物質施設である千葉県市原市のチッソ石油化学株式会社五井製造所より
隣接するコスモ石油千葉製油所における火災が、同事業所内の
核燃料物質(劣化ウラン)の保管施設に延焼する恐れがあるとの連絡あり

3月12日02:16
地元消防による消火活動により、鎮火確認。劣化ウランは不燃物質であり
不燃性壁に囲まれた倉庫に保管されているが、倉庫の状況については未確認。


つまり・・・
火災が起きて 保管していた劣化ウランの保管施設にも延焼が及ぶ危険があったということ
それを知っている人が、危険を知らせてくれたのではないかということ

真相は分かりませんが
もしそうだとしたら、デマとして片づけるのはいかがなものかと・・・

文科省に その危険を知らせる連絡が行っていたのだから
逆に政府から 周辺住民に危険を知らせることがあってもよかったぐらいですよね






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Last updated  2011.06.02 20:22:06
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