カテゴリ:本
本日ご紹介する本は、岡嶋二人さんの「クリスマス・イヴ」です。
●あらすじ クリスマスパーティに行くことになった敦子は、喬二とともに別荘へと向かう。真っ暗な別荘の中には、死体が一体放置されていた。他の仲間たちはどうしたのか。恐怖の中で、彼らは仲間たちを探し始める。 ●簡単な感想 ジェイソン的な話になっています。ミステリーというよりホラーでしょうか。 理不尽な殺人鬼の手からいかに逃げ延びるかが話の肝です。 残酷な描写はあまりありませんが、犯人は非常にしつこいです。「なぜ」「どうして」という理屈を超えた犯人なので、ミステリーが好きな方にはあまり向かないかもしれません。 以下はネタバレを含む感想です。 読まれた方のみ反転してご覧ください。 こういう話は基本的に主人公と相手役は生き残るものなので、そういう意味では最後がわかってしまうのが残念です。こういう作品こそ、マルチ視点で主人公不在の方が良いのかもしれません。 犯人が野に放たれなくて良かったです。 以上です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.22 20:57:21
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