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カテゴリ:インドネシア田舎暮らし
本当に、いいかげん、半年も前に行ったインドネシアの滞在記を書き終わらなくちゃ。
と言うことで、帰る時のことを書くことにしました。 到着時と同じく、帰りも最終日は空港近くのホテルに予約を入れていた。 なので自分達の家で寝るのは、木曜の夜が最後だった。 寝るとき、旦那はしんみりしていた。 3年半ぶりに帰った。いろんな人に会って、いろんなところにも行って。 永遠に思える滞在も終わりに来ているのだ。 私はなんと言葉をかけていいのかわからなくて、ただ、旦那の背中をさすっていた。 翌日金曜日は荷物の詰め込みや、部屋の掃除などにおわれてあっという間に時間が過ぎた。 村を離れるとき、おじさんやおばさん、近所の人も、みんなで私達家族を見送ってくれた。 旦那は泣きそうになってるし、ティニおばさんは泣いている。 私もはおばさんにハグとキスされて、涙がこぼれてしまった。 次はいつ会えるんだろう。 それから旦那の実家へ行った。 わりとみんな笑顔でいたけれど、途中で義妹がこらえ切れなくなり、家の中に隠れてしまった。 旦那は「次に帰ってくるのは、お前の結婚式の時だから」と、まだ当てのない妹に言った。 私にとっては日本へ行くというのは母国へ帰ること。 でも、旦那にとってはまた外国へ行くということ。 私はみんなと分かれるのは淋しかったけれど、反面ほっとする気持ちもあった。 日本に帰れる。 蚊とハエがまとわりつかない日本。 蛇口をひねるとお湯が出る日本。 うだるような暑さのない日本。 ところが、ホテルに着いたら、上の条件はクリアーしてしまった。 エアコンが効いていて、虫もいなくてお湯も出る。 こんな所なら、ずっとインドネシアに住んでもいいかも、と早くも思っていた。 翌朝タクシーでまた実家へ本当のお別れに行って、お昼ころジャワ島を離れてバリ島へ向かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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