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ダーリンはインドネシア人

ダーリンはインドネシア人

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2006.03.19
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本当に、いいかげん、半年も前に行ったインドネシアの滞在記を書き終わらなくちゃ。
と言うことで、帰る時のことを書くことにしました。

到着時と同じく、帰りも最終日は空港近くのホテルに予約を入れていた。
なので自分達の家で寝るのは、木曜の夜が最後だった。
寝るとき、旦那はしんみりしていた。
3年半ぶりに帰った。いろんな人に会って、いろんなところにも行って。
永遠に思える滞在も終わりに来ているのだ。
私はなんと言葉をかけていいのかわからなくて、ただ、旦那の背中をさすっていた。

翌日金曜日は荷物の詰め込みや、部屋の掃除などにおわれてあっという間に時間が過ぎた。
村を離れるとき、おじさんやおばさん、近所の人も、みんなで私達家族を見送ってくれた。
旦那は泣きそうになってるし、ティニおばさんは泣いている。
私もはおばさんにハグとキスされて、涙がこぼれてしまった。
次はいつ会えるんだろう。

それから旦那の実家へ行った。
わりとみんな笑顔でいたけれど、途中で義妹がこらえ切れなくなり、家の中に隠れてしまった。
旦那は「次に帰ってくるのは、お前の結婚式の時だから」と、まだ当てのない妹に言った。

私にとっては日本へ行くというのは母国へ帰ること。
でも、旦那にとってはまた外国へ行くということ。

私はみんなと分かれるのは淋しかったけれど、反面ほっとする気持ちもあった。
日本に帰れる。
蚊とハエがまとわりつかない日本。
蛇口をひねるとお湯が出る日本。
うだるような暑さのない日本。

ところが、ホテルに着いたら、上の条件はクリアーしてしまった。
エアコンが効いていて、虫もいなくてお湯も出る。
こんな所なら、ずっとインドネシアに住んでもいいかも、と早くも思っていた。

翌朝タクシーでまた実家へ本当のお別れに行って、お昼ころジャワ島を離れてバリ島へ向かった。








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最終更新日  2006.03.19 23:42:47
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