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カテゴリ:色彩心理*カラーセラピー
おととい、離婚調停が全て終わった一人の友人。
(彼女は日本語はわかりませんが、許可を取って記事を書いています) 長い間別居状態で、 相手にも他の女性、彼女自身にも新しい彼ができての お互いの同意の上での離婚です。 ほっとしたような彼女の横をふと見ると、赤い薔薇の花束が。 「綺麗な花ね」 彼女は答えます。 「これね、自分で買ったの。 自分で自分にプレゼントをしたのだけど、実はその際に興味深い事を発見したのよ!」 ◆ここからが、彼女の『赤の物語』の幕開け。 「前は、『赤』を見ると辛かったの。」 赤・・・カラーウェルネスのサイト、こちらの頁で 赤を受け付けない場合の可能性を一例として綴っていますが、 それは ◎力強さや支配力を恐れている というもの。 このイメージが頭に浮かんだ私は、 彼女の言う『前』がいつなのかを訊ねてみました。 「まだ前の夫といた時。あの頃は、こんな赤い薔薇を買ったりなんて、 絶対しなかった。赤自体を、受け付けなかったのよ。」 私「その時、特に好んでいた色はある?」 「オレンジ!基本的にオレンジは大好きなのだけれど、 当事は特に、周りのものがオレンジだらけだったわ。」 私「赤を受け入れられるようになって来たのは、いつ頃から?」 「新しい彼が出来てから、徐々に。でも、赤いお花を買うまではいかなかった。」 そこで私は、前のご主人との関係やご主人の特徴に話を持って行きました。 これは、彼との関係での影響が深いと思ったからです。 ◎ドミナント これが、彼女の口から強く出た言葉でした。 ドミナント=支配的 上記のように、赤は支配欲、支配力と関係しています。 赤を受け入れられなくなっていた彼女は、 『赤』に、ご主人の『支配力』を重ねていたのかもしれません。 更に、 「とても激しく恋に落ちたのよ。そして長年一緒にいたのに・・・」 という言葉からも、『激しさ』→赤 がつながります。 「彼はとても情熱的でパワフルな人。」 『情熱』『パワー』→これも、赤が象徴するものです。 彼の中の『赤のポジティブな部分』に惹かれて一緒になった末、 彼の中の『赤のネガティブな部分』に疲れ果ててしまった。 ◆どんな色にも、ポジティブ面、ネガティブ面があります。 それは良い悪いではなく、ポジティブに働けばそれは言う事なし、 ネガティブに働けば、それはそこに、 目を向けなければならない何かがあるというサインです。 彼女は『赤』のネガティブな部分が怖くなっていまい、 彼との関係に疑問を持ち始めていたのでしょう。 色彩心理の見地から話を訊き、色からのメッセージを述べてみると 彼女は驚いたように「全てが当てはまる」と言います。 「この事も、関係しているのかしら・・・私が幼かった頃の事なのだけれど、」 彼女の『赤の物語』、 続きは次回。 明日か明後日には更新の予定。 続きと彼女の行方が気になる方は、是非又お越し下さいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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