マタニティーとカラーセラピー(マタニティーでなくても”使える”ケア方法☆)
お蔭様で、これまで何の大きなトラブルもなく母子ともに万時順調&快調で過ごして来られた妊娠期間、いよいよ最終段階へと近づいて来ています。とは言っても、ホルモンの変化が急激に起こる初期の頃は、頻繁な目眩、酷い疲れや眠気等に襲われていたのを覚えています。それに加え、理由もなく起こる感情の起伏と、訳も無く流れる涙、涙、涙。(理由:ホルモンの変化だってば・笑)映画館で、ドーッと滝の様に溢れる涙、呼吸困難かの如くヒックヒック泣きじゃくる始末、頻繁に訪れるオペラやコンサートでは音楽や演出に感動してこれまた号泣、可笑しな事に、単なるTVのCMでさえも感動して泣いてしまったりしていました。それでもこれらは歓びと感動を表現した涙、なので自分の涙腺の弱さを笑い流して終わるものの辛かったのは、不安定な気持ちから来る突然の涙。どんなに赤ちゃんの存在が喜ばしくても、それに係わらずに突如ドーンと沈んでしまう気持ち、コントロールの出来ない涙が溢れ出る事がありました。そんな時、反面で理性を保つ私の中の存在が、こう耳打ちして来ます。「私、セラピスト。これ、セラピーで対応してみたらどう?」 そこで、カラーセラピーを試す事に。重い腰を持ち上げて色鉛筆をとり、その時の気持ちを表す色で、白紙をメチャクチャに塗りまくりました。↓こんな感じ何も考えず、ただ手を動かして、ぐちゃぐちゃに色を塗ってゆくのみ。そうして思う存分塗り殴り、気持ちが少し落ち着いて来た所でカラーブリージングに入ります。塗りまくったその色を、まずは身体の中から吐き出すイメージをしながらフーーーッと息を吐き出します。目を閉じ何度か深く吐き出しているうち、だんだんと身体がリラックスしてきます。そして次に、吐き出す呼吸と反対に、吸い込む息にも色をつけてみます。私は、思いつく限りのパステルカラーを試しました。 パステルグリーン、パステルブルー、パステルピンク、パステルイエロー・・・ 深呼吸をする度に毎回ゆっくりと色を変え、その時一番心地良いと感じる色をみつけます。それがみつかったらその色に身体中が包まれて、色が身体中に浸透してゆくイメージをします。その色の付いた空気を深~く吸い込むイメージをしては身体全体を色の中でリラックスさせます。当時の私の場合では、パステルピンクとパステルイエローに辿り着く事が多い様でした。 まだモヤモヤ気分が残っていたら、吐く時は最初に塗った色を使います。モヤモヤが消えていたら、吐く時も、パステルピンク、パステルイエロー。こうして、色の空気とエネルギーを、身体の中で循環させてゆくのです。 まるで、温かく色に守られているように、大きく深く色に包まれているように、 身体も心も深~くゆったりとリラックスした状態です。身体中の隅々へ、全ての組織や全ての器官や小さな小さな細胞までへもその色が浸透して身体が満たされる感覚。 満足のゆくまでその呼吸とイメージを楽しんだら、ゆっくりと目を開けて先程の紙に戻ります。先程塗った隣でも、他の紙でもどこでも良いので、この、温かく包まれたイメージのままそれを色で表現し、再び塗ってみるのです。そうしてできたのは、こんな感じ。塗り方も、塗り殴ると言うよりは絵を描く感じで優しいものに変わっています。こうして、沈んだ気持ちを色で表現しながら癒す事が私なりのマタニティーブルーへの対応でした。この、カラーセラピー/カラーブリージング、実は、ヒプノセラピーと呼ばれる療法のテクニックの一つにも含まれます。ヒプノセラピーの基本は、深くリラックスした状態とヴィジュアライゼーション。ヒプノにおいては、実際の色塗り作業はせずに頭の中で色を思い浮べ、イメージの中で色を変化させる方法をとります。これは、色をビジュアル化しながら色を使ってリラックスするという点から見て、カラーセラピーの流れと同様であると言えるでしょう。さて私は、 妊娠初期の辛い時期を越えても、身体がだるい時やお腹の赤ちゃんとの深いつながりを感じる為などに、クリスタルヒーリング、EFT(Emotional Freedom Techniques)、そしてヒプノセラピー(セルフヒプノ)などを使って「セラピストの私」を最大活用(笑)してまいりました。 思うのは、やっぱりセラピーやヒーリングって、本当に使える!という事。赤ちゃんとのつながりも、普通に感じる以上に深くクリアに感じられ、その度に、この上なく喜ばしい気持ちで満たされてきました。あ、つわりばかりは、私の場合食べづわりだった為、”食べる”しか解消法はありませんでしたけどね・笑ちなみに上記のカラーセラピー/ヒーリングの方法は、勿論マタニティだけではなく、色々な場合に使えます。 気分が落ち込んでいる時、モヤモヤしている時、身体のどこかが不調な時(その場合は身体の部位の絵を塗るとGood)など、皆さんも、日常的なご自身のケアとして是非試されてみて下さいね! 小さなトラブルが積み重なって大きな問題になる前に、予防としてのこうしたケア、とっても大切ですものね♪ではでは、また次回まで、ごきげんよう♪