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《櫻井ジャーナル》

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2013.09.30
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 9月21日にナイロビにあるショッピング・モールがアル・カイダ系のアル・シャバブに襲われ、67名以上が死亡、多くの負傷者が出たようだが、ここにきて胡散臭い雰囲気が漂い始めている。この襲撃をケニア当局は前日に知っていて、事件の数時間前にはケニアの情報機関員が現場に配置されていたというのだ。

 それだけでなく、人質が取られた直後にはイスラエルの治安部隊が中に入ってケニア人部隊を指揮したと伝えられ、イギリスのMI6も支援、また襲撃に遭遇した世界銀行の弁護士によると、アメリカの治安チームもいたという。これだけの体制で待ち構えていたにしては犠牲者が多すぎる。よほど間抜けだったのか、別の理由があるのか。ちなみに、イギリスとアメリカとアル・カイダはリビアやシリアで同盟関係にある。

 襲撃グループのリーダーはイギリス出身のサマンサ・ルースウェイト、通称「白い未亡人」だと言われている。夫はジャマイカ生まれのジャーマイン・リンゼーで、2005年7月にロンドンで爆破事件を起こし、その際に死亡している。グループにはイギリス人とケニア人のほか、アメリカ人、カナダ人、フィンランド人が含まれていたようだ。





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最終更新日  2013.10.01 04:01:55



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