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テーマ:韓国!(16903)
カテゴリ:映画
ソウルがどのように映っているのか...
好奇心で観に行った 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン Avengers: Age of Ultron』 2011年にオープンし、FENDIのショーやドラマ「アテナ ATHENA」では NTSとして登場した漢江の人口島、세빛섬 Some Sevitや 10車線の麻浦大橋 마포대교 上岩洞デジタルメディアシティ ワールドカップ北路 상암동 DMC 월드컵 북로 清潭大橋の北端ランプ 청담대교 북단램프 江南大通り 강남대로 義王市Kayon芸術大学付近 경기 의왕 계원예술대 인근 도로 タンチョン駐車場 탄천주차장 文來洞 鉄鋼団地 문래동 철강단지 で2014年3月末から約2週間撮影(リハーサルは本番前に約2週間)。 세빛섬 Some Sevit(플로팅 아일랜드 Floating Island)は 今回ヘレン・チョ(キム・スヒョン)の勤務する ユージン遺伝子研究所として登場。 以前チェ・ワンジュン CHE Onejoonの「Mullae 文來」という映像作品を視たことを想起。 김기덕監督『ピエタ』に登場する 町工場が密集する界隈は鍾路区、 清渓川を上から見るあたりだったが 永登浦区にも文來洞という 昔ながらの町工場が約3平方キロに集積した場所がある。 日本で言ったら大田区や東大阪界隈のようなイメージかしら... さて、 ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー コビー・スマルダーズ、サミュエル・L・ジャクソン、 ジェームズ・スペイダー、エリザベス・オルセンら主演 ジョス・ウェドン脚本・監督の 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン Avengers: Age of Ultron』 で好きなところは 時空を超えた神話的古典的ヒーローと近未来の融合する世界観に アクション・シーンでも ヒーローたちのアンサンブルを崩さない、 車田正美「リングにかけろ」的一コマ内複数ヒーローの作る前景・後景(あるいは対角線)画面構成、構図。 多様なヒーローの化学反応はストーリーだけでなく アクションでは画面の奥行を感じさせるマンガ的ポジショニングで 静止画も絵になる趣。 (以下、映画の核心に触れる部分もございます) 前者は世界各国からの移民で構成されるアメリカを象徴するような 多様でダイバーシティに富んだ時空=来歴のバックグラウンドを持つヒーローが ヨーロッパの神話的姿や由来を体現していたりするところ。 ドラマ「Agents of S.H.I.E.L.D.」も時々視ているが、 そこには本作スカーレット・ウィッチのマインドコントロールに比するような 妖術を使う北欧神話のローレライが登場しもする。 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーTHE GUARDIANS OF THE GALAXY』の オーブ Orb もインフィニティ・ストーン Infinity Stone のひとつで、 6つ(6種類)集めると力を発揮するらしいが... すでに4つ集まっているという今作内での言及が 神話的古典的世界観と近未来AI人工知能を始めとした先端技術の融合に 今後の(古典的英雄譚的!?)展開を予想させつつ アベンジャーズの世界はMARVELの壮大な宇宙の一場面で、 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー等との平行宇宙とのリンク、連携も感じさせる。 J.A.R.V.I.Sでもなくウルトロンでもない Vision ヴィジョンの存在、アイデンティティ、 そして人間や地球との関係は ロボットやAIの人格も含めたraison d'être存在意義や SF的世界観における哲学を孕んで (『チャッピー』や『ターミネーター』等も比較対象になる) 興味深かった。 世界的なブロックバスター映画の韓国での大がかりなロケーション撮影は 韓国スタッフにとてもよい経験となったそう。 今後の韓国映画、特にアクション映画等で どのように今回の経験が生かされるか期待。 Second Unit of Koreaプロデューサーのインタビュー(英語) ちなみに、江南大通り等江南付近一帯でも撮影されたので 休憩時間にはキャストやスタッフがいっしょに 「江南スタイル」を踊っていたとか!見たかった! ピエトロ/クイックシルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と ワンダ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)が 佇んでいたあたりはムルレ洞のように見えたけれど 彼らの後ろにリヤカーに積まれた 短くて太い大根とチャメ(まくわうり)が映っているのが 韓国らしい風景で印象的だった。 日本の大根は細めだけれど韓国の大根は 日本のものよりまるまる太くて短いからひと目見てわかる! 最後のシーンで ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)が電話をかけていた際 使っていたスマートフォンはサムソン Galaxy S6。 アフリカのシーンでもビルの正面にSamsungとあって Samsungのブランチを撮影に使ったのかしら、 これもプロダクトプレイスメント Product Placementかしらと考えながら観ていた。 大韓航空KALの車内広告はソウルを暴走する車両内で何度も映っていた... Industrial Light & Magicが今作のために 新しいモーション・キャプチャー・システム Muse を開発、 ウルトロンとハルクのシーンには使われているそう。 でも... ソウルでブラック・ウィドウがハーレーに乗って疾走するシーンは スカーレットはソウルに来ていないし ブルー・バック撮影→合成がよくわかるシーンだった(-_-) 映画と共に発展する技術は Geek的に興味深いけれど。 そういえばヘレン・チョのセリフで気になる・引っかかったものがあった。 作戦成功とソーの送別を兼ねた盛大なパーティ開始前 「ソーはパーティーに行くの?」と彼女が聞いていたこと。 ヘンなセリフだなぁ、何かの伏線かしら? ヘレンはソーに興味があるのかしら...と考えていたが 映画の中で伏線?は回収されなかった。 しかし... アベンジャーズの登場人物の中で最も時空を超越しているのは 北欧神話の神トールTorを体現するアスガルドの皇太子ソーThorで... 一般人・民間人・人間の視点で 一番興味を惹かれるとすればやはり神話的存在、「神」なのかも...と思い直した。 時空を超えた超人と人間の接触、接点を素朴な感覚で 表したセリフなのか...(深読みしすぎかもしれないが) 人間的と言えば、 ナターシャ=ブラック・ウィドウの過去がフラッシュバックされ 恋が始まりそうな彼女が慎重にあるいは臆病になっている様子が伝わった。 新しい恋に躊躇なく踏み出すことをとどまらせる、封印したい過去が対比される。 アベンジャーズ・メンバーの人間的な姿、弱さ、心の痛みを表現した演出も印象的。 ハルクの痛みも。 書きたいことはいろいろあるけれど... このへんで。 to be continued...!? buzz KOREA Click... にほんブログ村 韓国映画 にほんブログ村 映画 にほんブログ村 映画評論・レビュー にほんブログ村 韓国情報 にほんブログ村 K-POP にほんブログ村 Copyright 2003-2024 Dalnara, confuoco. All rights reserved. 本ブログ、サイトの全部或いは一部を引用、言及する際は 著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください。 無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、 表現や 情報、意見、 解釈、考察 ロジックや発想(アイデア)・ 視点(着眼点)、 写真・画像等も コピー・利用・流用することは禁止します。 剽窃厳禁。 悪質なキュレーション Curation 型剽窃、 つまみ食い剽窃もお断り。 複製のみならず、 切り刻んで翻案等も著作権侵害です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 2, 2023 03:34:53 AM
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