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CSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)ってのに対して、
共通価値(Creating Shared Value、CSV)という概念があるそうです。 CSRというのは、企業が社会に貢献しましょうという概念。 環境への配慮、情報機密保持、ボランティア活動、地域社会への参加など、 まぁ今では定番といっていいような事柄です。 しかし、これには大きなコストがかかります。 ようは、自分の見返りなしに行う善行ですからね。 コストを払って評判を得るとも言えると思います。 共通価値というのは、経済的価値と社会的価値を両立するという考えです。 ハーバードビジネスレビュー2011年6月号では、 CSRと対比させて紹介しています。 例えば、食料品メーカーが、 農家に土地を与えたり灌漑など環境整備をしたり、 より生産高を上げる方法を教育指導したりして、 農家に投資します。 農家はそれにより生産高が上がり、売上が伸びます。 メーカーも農家から素材を沢山仕入れて、 沢山生産して沢山売れば儲かると。 最初は投資ではありますが、長い目で見るとお互い得する。 ある種の運命共同体のようなところもありますね。 地元特産品やご当地キャラ、町おこしなんかもこの類かもしれません。 CSRが悪いことじゃないと思うけど、 これからの時代は、社会も企業も得する方法を、 長いスパンで考えて実践して行くというお話しです。d(^_^*)
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Last updated
2011.06.08 22:50:14
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