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不妊治療から出産へ。ちーの高齢出産・高齢育児(パリ・日本)

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2010.12.11
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金曜日、日本へ帰国する友達がワインを買いたいというので、

私のパリのファミーユと言っても過言ではないワイン屋へ連れて行くことに。


先に着いていた友達たちは、私と約束があるということを伝えていたらしく、着いてみたら「ほら!有名人が来た」と言われてしまった。

いつものように、みんなとビズをして、友達に遅れたことを謝って・・・・。




★★☆☆

ここは、私にとって特別なワイン屋さん。

しばらく顔を出さないと、怒られる。

「元気がないときほど、こい!」と言われる。

そして、「顔を見ないと、さみしいじゃないか」と言ってくれる。

私にとって大切な場所。


ここは、オーナーを始めとして3人の店員がいるけれど、みんなと仲良しなので、いつ行っても、誰がいても、私にとっては楽しみ。

「今日は、誰がいるかな~」って感じでお店を覗く楽しみもある。

★★★★



上で作業を終えた、ここのオーナーが降りてきて、いつものようにあつ~~~いハグと共にビズをしてくえた。

彼は、いつも時間があるとワインを「ポン!」と開けてくれる。

お店にいるお客さん全員にワインをふるまい、あっという間にお店は試飲会場となるのだ。

昨日開けてくれたのが、ニコラ・ポテルのヴォーヌ・ロマネ 2003年。

香りは、薔薇!フランボワーズ!フレーズ!で、しかもちょっと甘みを感じる。

口当たりも上品で滑らか、最後は下の奥にタンニンとアルコールを感じるしたような気がしたので、尋ねてみたら、それがこの年の「乾いた」という特徴になるらしい。


2005年に比べて、2003年の方がまだ水分があるとも言っていた。

久しぶりに「開けてすぐにおいしいワイン」を体験した私のテンションは上がった。

友達のワインを買い終わり、近くで食事をできるところを聞くと、仲良しのお店を紹介してくれた。

私が予約の電話をすると、電話を代わり
「うちのスーパーコピンヌが今から行くから、よろしく★」
と言って電話を勝手に切っちゃうあたりが、彼らしい。

そして、お店を出ようとする私にア・ラ・ヴォーグル用のカバーに包まれた先ほどワインを渡してこう言った。

「これを持って行ってグラス1杯分を彼にあげて、あとは飲んでいいから」

さすが人と人とでつながっているフランス社会。

友達のお店とはいえ、開けたワインを持参していっていいものか・・・。
と一瞬思ったけれど、

「ありがとう!」

と言って、金曜のパリをワインの瓶を右手に抱え、意気揚々と目的地へ。


★☆☆☆


普通にパリで生活していたら、きっとこういう事は起きなかったと思う。

私が普通じゃないという意味ではなく、人と人とのつながりで、今のこの生活があるということをふと感じることがある。

最近、特にそう思うことが多くなってきて、感謝の日々。

どんなに寒い雪の降るパリも、灰色の空も、私は人と人とのつながりで乗り越えていると思う。

「信頼」という一言に尽きるかもしれないけれど、それによって私は生かされているんだろうな。

そして、同時に「ワイン」という「分かち合い」を教えてくれるものに出会ったことも何かの縁だと思う。

フランスの文化は「分かち合いだ」と言っていた人がいた。。。。


まさにそれを象徴するものの1つが「ワイン」。


私のパリの生活は、「ワイン」と出会ったことで大きく変わったから、フランス人の言うところの「分かち合い」の文化を少しは経験できているのかもしれないな。。。


【ニコラ・ポテルのワイン】





















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最終更新日  2010.12.11 19:48:50
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